私の周囲の英雄は、教科書や里神楽の英雄のように、人間を伐り
従えたり人の国を征伐したりする英雄ではないから子供の私も
全く安心していることが出来た。子供は野の虎をさえ怖れないと
いうからどんな英雄だって恐れないのは当たり前だというかも
知れないが、そうとは限らない。英雄は、赤子の泣くのを黙らせる
と中国の諺にもある通り、一人の英雄がいたら、多くの人間が不安
に駆られ、赤子さえ無邪気ではいられないのである。英雄という
ものはその点において野の虎ほども常識のない動物であるらしい。
── 長谷川如是閑「アンチ・ヒロイズム断片」
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「それなら、自己の内なる国家体制のあり方が悪い人のことを、
君はさっきそれだけで最もみじめな人と判定したけれども、しかし
そのような僭主独裁制的な人間は、もしその人が私人として生き
おおせることができずに、何かのめぐり合わせで実際に僭主(独裁者)
となることを余儀なくされるとならば、そして自分自身を支配する
こともできないのに他の人を支配しようと試みるような羽目になる
ならば、その人はいま述べたようなさまざまの不幸の分だけ、さら
に余分の不幸を身に引き受けることになるわけなのだ」
── プラトン『国家』
7件のコメント 1番から7番を表示中
datをダウンロードアホゆえに不幸に気づくことすらできないってこともあるみたいw
午後休万歳 \(^-^)/
文化人類学の英雄に、彼はなりたかったのだ。
お前、どうしちゃったの?6年前はもう少しまともじゃなかったか?
今日はすきやきです。
>>3
えいゆうさんが成長したんじゃないですか?
追い抜いちゃいましたね
おめでとう
…でもそれって、少しさびしいことなのかな?
せつないものですね…
まさか、そんな6年くらいじゃ変わらないでしょう。