絵と言葉の間に優劣は無い<><>2022/11/06(日) 02:13:27 ID:kM/3GMmnsla<>漫画は「言葉で伝えるな」!?
――絵と言葉の間に優劣は無い――
https://imadegawa.exblog.jp/32869947/
 
■伝わるやり方で伝えればいいだけ
漫画やアニメについての、
「絵で伝えるのが上等で
 言葉で伝えるのは下等」とかいう話は怪しい。
 
言葉で伝えるのが下等なら、
言葉でしか伝えない小説などは最下等ということになる。
「絵と言葉の組み合わせ」で伝えるのが
漫画というものなのだ。
言葉で伝えることそのものを そこまで下げることは無い。
 
漫画であれアニメであれ、
絵で伝えた方が伝わるのなら絵で伝えればいいし、
言葉で伝えた方が伝わるのなら言葉で伝えればいい。
それだけのことだろう
(念のために言っておくと、
 ここで言う「伝わる」とは
 ただ情報が伝わるというだけでなく、
 「もののあわれ」を伝えることを含む話だ)。<>漫画は「言葉で伝えるな」!? 漫画は「言葉で伝えるな」!?<><>2022/11/06(日) 02:14:06 ID:kM/3GMmnsla<>>>0
漫画家は、
ただの画家であるわけでもなければ
ただの文学者であるわけでもない。
絵と言葉をうまく組み合わせて
「漫画」を描く人なのである。
情報伝達において絵の比重が高いか
言葉の比重が高いかは
ただの個性にすぎない。
そこに上下は無いはずだ
(そのどちらの型であっても、
 そのそれぞれに「うまい・へた」は有るだろうが)。

私としては、
ある種の少女漫画のごとく
主人公の独白が長々と続く形も、
昔の児童漫画にしばしば有った
「『ムシャクシャするぞ! ええい、殴ってやる』
 →ボコッ!」みたいな描き方も嫌いではない
(暴力描写が好きという意味ではない)。
 
他方、
種村有菜の漫画のように
主人公自身が読者に何かを隠していて
心の内を中々 明かさない漫画も好きだ。<>