アクションコメディーでもホラーコメディーでもコメディなら何でも良し!
リレー小説をとにかく書きまくりましょう。
彼の名はルクマーン中村。イランから迫害を逃れて日本にやってきたバハイ教徒の二世だった。
同じイラン系はイスラム教徒が多く、彼らはたいていバハイ教を異端として嫌っているし、
かといって生まれ育った日本にも馴染めないでいた……
ある日の涼しい夕方、良い子公園のブランコにルクマーン中村は乗っていた。
「くっそう、今日はイスラム教徒の遭遇率が異常に高かった・・・」
「やあ、ルクマーン。」
「とか言ってるそばからまたイスラム教徒かよ!!しかもおっさん!もうかんべんしてよこんな日本、もうイスラム国じゃね?ウワアアアアアア!」
ダーッとすぐそばの24時間コンビニの「マッスルBL」に、ルクマーン中村は逃げ込んだ。
「す、すみません!!公園に不審な・・・・」
「いらっしゃいませ。あなた、いい男ですね」
「ウワァアアアアアアアアアア!」
バーンと24時間コンビニの「マッスルBL」を出る。
「もうなんなんだよ・・・」
とぼりとぼりと、「目外荘(めげそう)」という、名前のアパートへ帰る。彼は一人暮らしなのだ。
名前が凄く嫌なのだが、今から1年前、不動産でこのアパートを紹介されたとき、「これしかあなたの条件はあわないんですよねぇ」といわれ、やむなくこのアパートにしたのだ。現在、このアパートで暮らしているものはルクマーン中村と、ペチャパイ女子高生(17)と、まだ名前を知らない人がいて、約三名。あとの空き部屋は7部屋。すごく空きすぎている。当たり前だ。
「だれがこんなネーミングを考えたんだよ・・・」
門扉を開けるとき、ぼそっと独り言をつぶやいた。目がギャグ漫画日和のアレである。
「あっ!ルクーだ!!おーい」
あ・・・・隣に住んでる、ペチャパイだ。こいつがいるおかげで、少しは生活に潤いができて助かっている。この際、ペチャパイがどうのなんてどうでもいい。彼女の笑顔があれば幸せだ。
「あのねー!!彼氏ができたの〜」
この瞬間、幸せオーラがガラガラガラガラと音を立てて崩れた。
お・・・おれの・・・唯一の潤いが・・・
「コンニーチハ。オヤッ、公園デアッタるくまーん中村デハアリマセーンカ」
よりによって彼氏がてめえかよ!!うわあああああああー死んじまええええええええ彼女もろとも逝けよ!!ペチャパイなんて思ったの悪かったと思ったけど、やっぱり言うわ!!
「それは・・・よかったね・・・・」
やっぱ言えない。それがルクマーン中村の優しさ。
もう、彼の顔はギャグ漫画日和を通り越して楳図かずお並に黒くなっていた。
そこへ、一人の警官が現れる。
警官『ルクマーン中村さんですね?』
中村『あ、ああ…?』
警官からの突然の質問に、しどろもどろに答える中村。
中村本人であるとの意思表示を確認した警官は、おもむろに一枚の紙を取り出し、言い放った。
警官『ルクマーン中村…未成年者略取の容疑で逮捕する!』
中村『俺じゃねええええええ!!(TДT;』
>>1-3
書き込んでくれてありがとう!
今後とも宜しく。
コメディなら何でもありです。
ラブコメディ、ホラーコメディ、ブラックコメディ等々
何でもアリです。
難しく考えないで良いですよ。
軽いノリで結構です♪
(例)
A「ヘルプミー!」
B「欧米か!」
てな感じでいいです。
暇があったらドンドン書き込んじゃってください。
挙げる
翌日の朝、中村は自分の部屋のベランダで昨日洗濯しておいた服を10枚ほど干していた。おしゃれ着はけっこう高いので、原宿で買ってきた古着ばっかりだ。ふと見上げると、まだ空は白く、涼しかった。
サザァ
短い髪の毛が草原のようになびき、秋の匂いが鼻をかすめる。
「あの警察官、無罪のオレを何で勝手に指名手配しようとしてたんだろ?」
大家さんとペチャパイ女子高生の説得により、なんとか逮捕はまぬがれたが、おそらくあの警察官は偽装で、イスラム教徒と絡んでいる可能性が高い。
さて、どうしようか。狙われている。
とりあえずこの日本に住んでいる限り、身の回りの人たちを味方につけることからはじめなくっちゃな。しかし、この日本はいまだになじめない…。
「えっと、味方にするにはどうすればいいんだっけ・・・そうだ、『困った時はバハイ教の聖書を読んでみなさい。必ず報われる』とお父様がおっしゃっていたっけ」
聖書は枕の横にあった。中村は、日本に来てから馴染めない日々が続き、精神的に辛くなってきたころから寝る前は常に聖書を読むようになっていたのだ。
ぱらり、と目次ページをめくる。
ーーーーーーーーーーーーー目次ーーーーーーーーーーーーー
第一章・日頃の美しさはトイレマナーから
1.トイレのマナーは美しく
2.トイレで用を足すとき、犯してはならないこと
3.トイレの消臭剤はレモンに限る理由
4.トイレに入るときの例作法
5.トイレで魔物に出会ったとき
6.トイレで別世界にまきこまれたとき
7.トイレで恋人といっしょに用を足してはならない
第二章・ドーナツに穴があるなんて
1.ドーナツとあんこの黄金法則
2.ドーナツ2個でできる演芸その�
3. ドーナツ2個で殺せるガーデニングその�
・
・
・
(中略)
7.ドーナツで輪投げ
ピシャーーーーーーーーーーンと両腕をクロスさせて、聖書を投げつける。(参考:「ギャグ漫画日和」の『シール』)
「なんだよこれ!!!!!!!!最後の凄く意味分かんないし!!全然人生において、すさまじく役に立たないじゃんコレ!!!!!どーすんのよ」
思いっきり投げ飛ばした聖書…惚れ惚れするような綺麗な放物線を描き、やがて吸い込まれるかのようにベランダの物干し竿に命中する。
ガッシャ〜ン!
…洗濯物が全滅してしまった…。
中村『…チクショウ…orz。』
そのころ、ペチャパイ女子高生がオレンジ色を基調とした自分の部屋でノートに何かを書いていた。
そのノートの題名は「KUSOUNOTE」。
「デスノートとかそんなベタな展開じゃないからね」
「その展開じゃん」
彼女の手元には、「ルクマーン中村、六時五分に聖書を投げて洗濯をおじゃんにしてしまう」とオレンジ色のマーカーで書いてある。
彼女の本当の名前は、猪口玲兎(ちょこ・れいと)。
趣味は読書とピアノ。
「・・・と書いておきながら、実はネットサーフィンとエアロビクスなんだよな」
だだんだんだんだんとラジカセからポップな音楽が流れている。
「そこっ!笑いながら言わないっ!」
玲兎の後ろに立っているのは彼氏。イスラム教徒と偽装して、実は普通の日焼けした日本人だ。インド人の血が流れているため、みかけが少しそれっぽい。
「で、どうするよ?中村君相当まいっているみたいだぞ。そろそろ、計画プランその�に移った方がいいんじゃないかな?」
「えーやだ、もっと楽しんでいたいもん。あの人、ギャグ漫画日和の聖徳太子みたいだもの」
「顔は似てませんが・・・・むしろイケメンに近いかと」
「行動が似てんのよっ!!あの面白さ、半目部に入れさせて観察したいぐらいだわ…!!」
「半目部?」
「いいからそれはおいといて・・・とにかく今日はどうしようかしら」
玲兎は眉間にしわをよせ、いよいよラジカセの音量に「下げる」の方向へつまみを回す。ぎゅんと下がる、楽しげな音楽。
中村君の運命をどうしようか黙り込む二人。突然、高らかなチャイムが部屋中に鳴った。
ハッと、我に返る二人。
「・・・・!そうだったわ、今日は・・・!」
終わり
>>9
おわんねぇよ!
「でもそんなの関係ねー!」
と叫んだ
すぐに走って街に出た
そこにはテレクラがあったので
すぐに入店した、
受付で3000円を払い
個室にはいった
タバコ臭いその部屋にはTVと電話機があった
イスに座り電話が鳴るのを待った
なにやってんだお前wwwwwww
but-manさんはこの展開(鈴口さん限定)、どう思うの?
>>12
何でもありなんだで良いんじゃない?
まあコメディだし、いいか(・∀・)!
電話が鳴りました
「ジリリリリリリ」
「今時、黒電話置いてる店なんてめずらしいわよね」
すぐに反射神経がいきなり即応した
受話器をミミにすると
そこには
あえぎ声があった
それを聞いて興奮し
いきりたってしまった自分をなぐさめた
フィニッシュに到達しそうなとき
そのあえぎは切れてしまった
つぎの電話を待つと
また呼び出し音が鳴った
おもむろに受話器を取る中村。
中村『もしもし…?』
???『あー、三丁目の鈴木だけど、味噌ラーメンのネギ抜き大盛りを大至急!』
チーン
切れた。
中村『混線してんじゃねーか!!』
バカーン!
怒りのあまり、受話器を投げつけてしまった。
そして中村は無残な姿の受話器を見下ろす。苦虫を噛み潰したかのような表情で受話器を、電話の奥の相手三丁目のスズキを、恨む。
中村『おれ、もう生きていけない』
ボソッと何かを呟き徐に窓に向かい、身を乗り出す。中村の部屋は三階にあり、ある程度高さはある。身を乗り出した中村は真下を見下ろす。この、世界の全てと己の存在を否定するかの如く。そして落ちる。
落ちた。落ちた。落ちる。
中村の身体は空を裂く。空気抵抗はない。だから落下もその分早い。中村は口元に柔らかな笑みを浮かべた。この世界と己の存在意義を失ったこの男には生きる価値も、希望も、勇気すらない。
だから、彼は堕ちた。
そこで
泣きながら夜の街を
さまよった
繁華街に着き
そこには
出会い喫茶があった
それに目をつけすぐに入店した
入店料3千円を払った
男性コーナーから
ながめる女たちはもくもくと
漫画を読んでいたりPCを見ていた
一番奥の化粧っけのない黒髪の女を
指名した
そして
トークルームに行った
続く沈黙。止まる時間。
中村は徐に目の前に出された紅茶が注がれたカップを手にとった。紅茶の温かみが中村の身体を癒してくれる。
あの時、窓から落ちて幸い大きな怪我というものがなかったのが運のツキだった。しかし、あそこで死ななかったということは中村に再び生きる力を注いでしまい、彼に希望を見出してしまったのだった。それが良いのか悪いのか。全ての想像の権利は彼にある。
中村は音をズズッとたてることも無く一気に紅茶を飲み終えた。カップを机に置こうとした時、不意に彼女が、化粧っ気の無い黒髪の女が、立ち上がった。どうやらトイレに行くらしい。化粧でもしてくるのか、と少し期待をしてしまった中村。そして五分後彼の想像は外れた。どうやら彼女はただの用足しだったらしい。
中村は此処にいることに嫌悪感を覚え、席を立とうとしたその時!彼女が、
「あの。趣味はなんですか。」
色気の無い声が小さな仕切りで囲まれた、トークルームに響き渡った。
「はぁ・・・。」
中村は嫌味たっぷりに小さく声を出した。
いきりたつイチモツを感じつつ
すぐに手が伸びた
瞬間手が彼女のふともも上にあった
その指が股をつたい
ミニスカのふちで一瞬躊躇しながらも
一気に中に進んだ
人差し指と中指で綿パンを確認した
女は全身がピクっとした
女『なんばしよっと、きさん(貴様)!!』
ドグシャア!
中村『ひぶわらっ!?』
女の放った右フックが、中村の顔面をとらえる。
ガッシャアアアン!
中村はそのままガラス窓を突き破り、道路に転げ落ちた。
中村『痛…』
ヴィィィィ…キキキィ〜!
苦悶の声をあげる間も無く、スクーターが突っ込んでくる。
ガッシャアアアン…
そこで中村の意識は途切れてしまった…。
目が覚める。覚醒。白い光が白いカーテンの間からちろちろと零れる。そうか、朝なのか。中村は感じる。
不思議と記憶を辿ってみるが、自分の名前も分かる。住んでる場所も。自分の親も、友達も。(その前に中村に友達と呼べる友達がいただろうか・・・)唯、唯一つだけ思い出せないモノがあった。それは自分が何故此処にいるのか、そして今まで何をしていたのか。頭を振るう中村。ダメだ、思いだせない。何故だ、何があった。
思い出すことを拒絶する脳と、迫り狂う恐怖が一体となって中村の身体の中で荒れ狂う。−−−−−−逃げて。
一瞬だった。微かに耳元で誰かが囁いた。周りを見ても何もない。
遠くから
あの小島よしおが走ってきた
そして
叫んだ
小島よしお『フォー!』
中村『小島よしお関係ねええええ!!!!』
そこで目が覚めた。
目の前に
金髪美女が裸で立っていた
それに下半身が反応した
ふとんがもちあがった
中村『…すいません、部屋間違えました』
ダッシュで病室の外へ逃げ出した。
そとには
女子高生が団体で
たむろしていた
おもわず興奮した
そして彼は自分の部屋に戻り、考える。
そもそも俺は一体どうしたのか、何故ここにいるのか、と。
自殺に失敗して、女の全裸みて、触って、小島に会って、・・・。
中村「なんだかなー。もう一度落ちようかな・・・。はぁ。俺、人生めちゃくちゃじゃんかぁ・・・・。」
己の掌を見詰め、窓から優しい風が注ぎ込む中、ドアと窓向かい合わせになっているドアから離れ、そっとゆっくりと窓に歩み寄る。窓からは風と光が、人生のどん底にいる中村を救い出してくれるような温かさが体から込み上げて来た。
そっと、彼は掌を掲げ、太陽と重ねる。
そして彼は思う。
「こうして大きな世界の中で、俺たちは呼吸をして、メシ食って、仕事して、寝て−−−−。こんな毎日分けもなく繰り返してるんだよなぁ。訳わかんねぇよな。何が『人生のどん底』を一人で気取ってるんだよ、俺は。世界中には沢山の人が生きてる。夢をもってる。悩んでる。こんな太陽の光、自然の中の米粒にも満たない俺の存在なんてちっぽけなだけだ。けどよぉ、俺たちはその自然を、世界を染め上げてるんじゃねぇのか?人間何てちっぽけな存在だけど、こんな世界の中の小さな米粒として立派に生きてる。」
−−−−−−ー−−−−−−沈黙が続く。
「はン。諦めねぇぞ。俺は。」
そして彼は叫ぶ。
「おーーーーい!!絶対俺は米粒なんかでも逃げないからな!正々堂々生きるからなぁああ!!」
ふぅと、小さく溜息を着き、荷物を整理して部屋を出た。
彼は小さな拳を硬く握って、いた。
がたん
ドアが閉り、中村は部屋から、病室から出て行った。
前から、変な人が歩いてくる。
警察に訴えかけている人が言うセリフのような文章だが、中村は
「ここ病院だよな?」と首を傾げる。
とにかく、変なのだ。
腹巻きを巻いていて、頭以外全身白いタイツ。いかにも足取りはおじいちゃんなのに、
足元は懐かしの厚底ブーツに、タモさんみたいなサングラスをかけ、
頭にはマイクが一本立っていて、そして頭はいくつもの海苔を貼り付けたかのように不自然な髪だった。
奴が通りすぎる時だった。
『となりのかきはよくかききゅ…』
おなじみの早口を、噛んだ。沈黙が二人を包む。
奴は、俺(中村)の方を向いて、小さな声で『げっつ』と云いポージングすると、猛スピードでそばの階段をかけあがっていった。
『きゃあああっ』
悲鳴かと思ったけど、歓声らしい。
『お母さん、聞いた?今のボクシングの亀田君よ亀田君!!』
…は?うそだろ?
だってアイツはついこないだ謝罪会見してたじゃないか…
『え?』
思わずその親子の会話に加わってしまった。
『…なによ、私が亀田君のファンなのが何か不満?』
一変してイライラ顔でこちらに振り向く。
『…あ、や、あのおかしいなぁって……今…2007年…ですよね?亀田選手…21歳ですよね?』
『はぁ?何言ってんの?今は2059年よ?』
『………え?』
矛盾している。この女は18歳ぐらいだ。52年たっているということは亀田は73歳。何故君づけ?
『…矛盾してないわよ。失礼な。あたしは70だよ。若返り薬があるのさ』
まさか、心を…読んだ?
『ああ。常識だよこれぐらい。お前さんも意識集中させてみな』
すごい…『』を使わなくて文章が書ける…楽な設定を思いついてしまったな
はぁ?何言ってんだい
…あ、いや
お前さんどこから来たんだい
突然にお婆さん口調になった女は、答えにくいことを聞いてきた。
2007年…です…でいいのかな
ほう。で、どうしてだい。
どうして…って…病室でたらこうなってたとしか…
後ろから何かに吸いとられ、その会話は強制糸冬了した
きづくと、映画ALWAYSのあの街にいた。
うっそおぉ!んな馬鹿なぁ!
叫んだ。…あれ?耳にその声が聞こえてない。代わりに聞こえたのは、芥川さんの声だ。
「いらないわけないだろう!」
どうやら、小雪が帰ってきた場面らしい。
え?何故?
小雪が殴って感動して抱きついてくる。
こんなシーンあったっけ?と思っていると、急に意識が飛んだ。
今度は、視界にV6岡田の顔。抱きついたままだ。耳にはイヤホン、…今度はSP……?ってか何で男同士で抱き合ってんだ?きめぇw
と思っているとどうやら女のSPらしい。
相変わらず自分の声にそぐわず女がしゃべる。泣いてる。(´Д`)ハアハア
「っひっく…」
つる、ごてっと音がすると、階段側の岡田が足を滑らせ、抱き合ったまま階段を転がって自分が上岡田が下になった。多分どっかの家の階段だろう
「…ちょ、ちょっと…」困り顔で岡田が照れる。
すると女は、服を脱ぎ始めた。そしてて女は
ぴとっ、と再び岡田に寄り添う…すると今度は中村はやっと自分の身体にもどる。中村の彼女、柚凛(=ゆりん)の部屋だった。
時は2007年。壁に掛けてあるカレンダーが2007年12月で、細かな予定が書かれてある。彼女の字だし、元の世界に戻ったのは間違いない。そう中村は思った。
「目、覚めた?今、おかゆ作るからね」
私、架凛(=かりん)は真綺(=(なかむら)まさき)の彼女。
年末だからか風邪をひいて熱を出したまま一人くらしの部屋前で倒れていた真綺を、隣部屋で住まう私の部屋につれこみ、看病して
2日目だ。きっと見かねて早退「させられ」たのだろう。
真綺は忙しく真面目な会社員。私は、大学生。働いている真綺が好きだから、連絡が無くても困ることはない。…愛してくれてる…よね
「火…ふいてるけど」
「えっ?はわぁう!」
屯叫な声を出しながら、すっかり煮立った鍋の火を止める。泡がひくと、そこにあるものにため息が出た。お粥というより、水を入れすぎた炊き立てご飯だ。
「大丈夫か?」
冷却シートを額につけたまま、真綺真後ろで覗きこむ。付き合って間もないためにどきどきしながら、真綺が見守る中、私はネギを刻む。どきどきを紛らわすため、会話をしようとする。
「ねぇ、随分うなされてたみたいだけど…悪い夢でも見たの?」
「ああ…何だやっぱり夢だったのか」
「え?」
「いや、何かタイムスリップしたり、ドラマの中に入ったり…さ」
「そっか…まぁ、夢で良かったじゃない。」
「…」
その問いには答えなかったが、何だか久しぶりの会話だ。それだけで嬉しい。
「おいしい」
「うそー?あんなに失敗しちゃったのに…」
「架凛の作る物はなんでもおいしいよ」
そうかなぁ?と少し照れと半信半疑が入り混じった表情を浮かべると、真綺にしては珍しく、「はい、あーん」と言ってきた。
それに答えてあーんとすると、ふわっといい香りが私の身体を包む。
驚いた。真綺が私を抱きよせたのだった。
「ごめん…俺きっと…これからも架凛に寂しい思いさせると思う。でも、愛してるから…」
……嬉しい。
「ありがとう…」
今日は何だかいい日だ…
そこから中村と架凛はイチャイチャして、
管理人氏からのお知らせ
http://0.hito.thebbs.jp/one/1196319029
>小説全般
>・リレー小説は、左脳を駆使していると言う事で今後はTHEヒマカテゴリへ。
>(現行終了後、新規リレー小説は小説全般には建立しないでください。)
これからはこのカテに新しくリレー小説スレを立てないで下さい。
http://hon-4.bbs.thebbs.jp/1187870439/248
ただし、既に立っているスレッドはこのまま使いきってよいとのことです。
うぜっつってんだよカオナシが
間に、入るな。
流れを乱す。
なにが、お知らせだ。
こっちは、胸糞イライラしてんだカス。
/(^O^)\ナンテコッタイ
マジ〜キモい〜
おしらせ、きもい。
(本日にてThebbsを去ります、お世話になりました。)
中村はおもいきり悩んだ
おもてにとびだした
薬のせいだと自分に言い聞かせた
そう思いたかった
突然、何かにぶつかった。
見上げると、大きなハムスター。普通のハムスターの100倍はあるだろうか。
ふがふがと鼻をぴくつかせながら立っている。
「…何で、」
その答えは直ぐにわかった。
「ミュー、おいで。」
一番下の12歳の妹だ。直ぐとなりの物体を、ひょいと巨大な指で取ると、ハムスターと共に持ち去った。確認出来る限りでは、向日葵の種の食べカスらしい。
━俺が縮んだのか…
いつも求めても中村の脳内では解らない…
やっと見つかった答えにほっと一座すると、妹はくるりと振り向きこちらに向かってきた。
「お兄ちゃん、帰ってたの?久しぶり。」
あれ?美羽おれのことを…
目が霞んでゆき、中村は視界の隅で側のリビングのドアから入ってきた中村自身を確認すると、なんだ、と何故かホッとして、
ぽてっとそのまま横に倒れこむ。
目が覚めると、
閉鎖空間。鉄格子。…刑務所だ。
「あんたずっと朦朧としながらここ入ってきたやろ。ヤクひどかったんちゃうか。自分は過失運転致死や…はぁ…人生終わったわ…」
目覚めた中村に気付いた人間が、毛布にくるまりながら尋ねた。
月の光が人間の顔を捕えた。
「…え?美羽…」
にこっとして我が妹は言った。
「久しぶり。」
「…」自分を殴った中村に、答えたのは妹。
「幻影やないよ」
方言と大阪弁が混ざって変なイントネーションで。
「クス、ごめん。ずっと大阪におったもんやから…方言忘れてもーてさ」
「俺…よく覚えてないんだ…何処まで現実なのか…」
「お兄ちゃん。」
中村の冷えきった手を
両手でぎゅっと握って、妹は真剣な顔でいった。久々の温もり。
「あたし…お兄ちゃん…お兄ちゃんを…」
「うん?」
「喰 っ て も い い ?」
ぞくっと寒気がした
「…………え?」
妹は微笑んで、
「ごめんな。嘘やよ☆幻影ってこんな感じかなって思ただけ」
切なそうな顔をして、
「お兄ちゃん…話しておかなならん事があんねん」
妹の話によると、17年前、中村が13歳の時に、父親の中村への虐待により、父親は逮捕された。中村は記憶が無くなり、母は美羽と次男を連れて逃げてしまった。そこで中村は唯一の親戚の従兄弟の家で育つが、交通事故で再び記憶を無くし、今度は大学の友達が必死で中村の記憶を取り戻そうと結婚を約束していた彼女を中村の周りに置くが、その大学の友達はみんな不慮の火事で焼け死ぬ。記憶が戻りつつあった中村は、自殺を試みるが、従兄弟の家族に止められる。死んでも死にきれないなら、と薬に手を出し、自暴自棄に至った
━俺は短く返事をして頭を激しく掻き毟り抱え込み、ぎゅっと目を瞑った。
「はァ—————」
長い長い吐息の後、ふと地面を見遣ると先ほど抜けた白髪が大量に落ちていた。体勢を変えることなく呟いた。
「俺には愛する者も愛される者も無いんだな」
突き衝けられた現実という絶望と惨めさに駆られ
俺は赴ろに自らの手首を見た。妹に、さようなら、と告げ
人間の凶器の一つである歯を使って、その血も流れて居ない様な皮膚に被りついた。俺は、床に倒れるままに倒れた。
妹が何か叫んでいる。
あぁ…俺にでも名前はあった…んだ…
「実験を終了する。データ解析を急いでくれ。」
「はい。俐まりました。」
白衣を着た人物が十数人
何億万と並ぶガラスカプセルのうちの一つの前で並んでいる。
カプセルの中は液体に満ち、首から下全身をスーツで身をくるみ、四肢と口、頭に機器を付けた人間が浮いていた。
━ここは研究室の様だ。
忙しげに中の人間が引き揚げられ、機器を取り外され、
隣部屋へと運ばれて行った。
部屋には
ギャルサーの集団がたむろしていた
全員が下着姿だった
それを見た時に
研究員の長が
「邪魔だ、どきなさい。」
と云うと、彼女らは貍に変わり、どこかへ逃げて言った。
「チーフ、No.2512、研究データ出ました。体温、脈拍、血圧正常です。」
「そうか。あとは私に任せろ。お前達は下がって良い。」
一礼をしてチーフ以外の全ての人間が退室した。
中村は、手術台の上でゆっくりと目を覚ました。
壁は配水管が卍絡めに走り、ライトが照り、機械が静かに自分の身体のデータを集計している。
「お早う、2512号。」
中村は、いぶかしげに首を傾けた。
「おや、挨拶が無いなぁ。」
「あなたは誰?」
「━━━なんと。」
珍しそうにじろじろと中村の身体を眺め渡すと、嬉しそうな顔をしながら、チーフは部屋を出ていった。
引き替えに入って来たのは、女性。近づいてきて話しかける。
「2512号、前世名、中村勇一━初めまして。」
「あ、あぁ。」
「ここは━」
彼女の話を要約すると、ここには何億もの人間が研究員の管理下に置かれ、それぞれの人生を生きているらしい。
普通、ここで目覚めると「前世(催眠中)」の記憶は無いらしいが、中村は異端で、記憶が有るらしい
「…」
全ては無かったことになっている。
今までの経験した事は役に立つのかもしれないが、今までいた世界は…無い。
かといってこれからどうする当ても無い。
中村は作業的に女性と話した。
舟橋市 中山
あげ