FC2 ザ掲示板

カテゴリ
テーマ別トーク >> 学校生活・学問

【有名な】小説の書き出し【興味をそそる】

このエントリーをはてなブックマークに追加

[0] 振ると面食らう 2007/07/18 16:39

小説の書き出しって作者の力量が問われるポイントの一つですよね。

そこで、皆さんがいいと思った小説の書き出しを抜粋していきましょう。

さあスタート!

33件のコメント 1番から33番を表示中

最新20件 dat viwedatをダウンロード
[1] ヤンガス 2007/07/18 19:33

坂道を登りながら考えた。
知に働けば角が立つ。
情に掉させば流される。
まことにこの世は住みにくい。

うろ覚えで書いたから、間違っていたらゴメン。

[2] ヤンガス 2007/07/18 19:33

吾輩は猫である。
名前はまだ無い。

[3] ヤンガス 2007/07/18 19:36

小説ではなくて物語りだが・・・・・

祇園精舎の鐘の音
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす

[4] ヤンガス 2007/07/18 19:38

いずれの御時(おほんとき)にか女御(にょうご)更衣(こうい)あまたさぶろひたまひけるなかに、いとやむごとなき際(きは)にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり・・・・

[5] ヤンガス 2007/07/18 19:47

口をあけると、その者は、晋人(しんひと)であることがわかる。
歯が黄色いからである。
そのように、かれらはあるとき黄河の支流である汾水(ふんすい)のほとりに国を樹(た)て、黄色い砂の降り積もる高地の上で暮らしつづけた。
が、晋人とは、何者であろう。
謎といえば、これほどの謎はない。

宮城谷昌光『重耳』

>>1>>3  は、解説の必要は無いでしょう)

[6] パスタ 2007/07/18 20:13

今日ママンが死んだ。(異邦人・カミュ)

[7] パスタ 2007/07/18 20:16

はじめに道(ことば)があったか行いがあったか私はそれを知らない。
(惜みなく愛は奪う・有島武郎)

[8] ヤンガス 2007/07/18 21:45

(冒頭に、ティラノサウルスが剣竜を倒して食べる場面が描写されて・・・)

と、突然彼は、その頭をキッとあげた。なにか奇妙な耳障りな物音がつたわってきたのだ。
彼はその血だらけの頭をめぐらせた。
やがてその目は、音の響いてくる方角にピタリと向けられた。

それは、すぐ傍らの断崖の下からだった。
ティラノザウルスは音のする方向へ向かって突進した。
断崖の一部に、たてに細長く、奥深い裂け目があって、音はその洞窟の奥からきこえてくるのだ。
彼は裂け目にもぐりこもうと、もがいた。
かろうじて目のあたりまでもぐりこませた彼は、うすぐらい洞窟の奥に、やっと音を発するものの正体だけ、見ることができた。
それは−
身をふるわせて、カン高い金属音を発しつづける、一個の、奇妙な形をした、金色の電話器だった・・・・。

小松左京『果てしなき流れの果てに』

[9] 振ると面食らう 2007/07/21 09:09

「メロスは激怒した」

太宰治『走れメロス』

[10] 器具・茄子の処女 2007/07/25 20:55

まだ何者でもない彼は何もしていない
(筒井康隆『虚人たち』)

[11] 勝美。 2007/07/29 08:41

太宰治
『人間失格』

恥の多い生涯を送って来ました。
自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです。

[12] パスタ 2007/07/29 13:45

>>11
初めまして、太宰はいいですね。太宰の担当だった編集者の野原一夫さんという方が書かれた「回想 太宰治」という本が面白かったですよ。小説ではないんですが…。

私がはじめて太宰治の作品を読んだのは、昭和十五年の秋、浦和高校の二年のときであった。「回想 太宰治」

[13] 勝美。 2007/07/29 14:22

パスタさん

はじめまして、宜しくお願いします。

余り詳しく無いんです。

皆さんのを、読んで勉強させていただきたいと思います。

[14] ♪亜譜里織♪ 2007/07/29 15:29

ノックの音が

星新一さんのショートショート集
全編、「ノックの音が」で始まる。

[15] ヤンガス 2007/07/29 21:31

トンネルを抜けると、そこは雪国であった。
川端康成『雪国』

 ある日の事でございます。御釈迦様(おしゃかさま)は極楽の蓮池(はすいけ)のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮(はす)の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色(きんいろ)の蕊(ずい)からは、何とも云えない好(よ)い匂(におい)が、絶間(たえま)なくあたりへ溢(あふ)れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
芥川龍之介『蜘蛛の糸』

[16] ヤンガス 2007/07/29 21:47

やがて来(こ)む壽永(じゆえい)の秋の哀れ、治承(じしょう)の春の楽しみに知る由もなく、六歳(むとせ)の後に昔の夢を辿(たど
)りて、直衣(なほし)の袖を絞りし人々には、今宵(こよひ)の歡曾も中々に忘られぬ思寝(おもひね)の涙なるべし。
驕(おご)る平家を盛りの桜に比べてか、散りての後の哀れは思はず、入道相国が花見の宴とて、六十余州の春を一夕(いっせき)の台(うてな)に集めて都西八條の邸宅。

高山樗牛『滝口入道』

[17] 器具・茄子の処女 2007/08/07 20:38

サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいい様な話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。

[18] パスタ 2007/08/19 17:49


一月六日 フーセツ
全身硬(コワバ)ッテ力(チカラ)ナシ
何トカ湯俣(ユマタ)マデト思ウモ
有元ヲ捨テルニシノビズ、
死ヲ決ス
『風雪の北鎌尾根』新田次郎

この書き出しは1949年槍ケ岳北鎌尾根で友人とともに遭難した松濤明という登山家の遺稿「風雪のビバーク」に
ある、遭難死寸前に手帳に書かれてあった内容です。新田次郎はこの小説の冒頭に引用しています。

某新聞の土曜版に松濤明の記事があり背景がより詳しくわかりました。長野県大町の山岳博物館で彼の遺品を見た時の感動がよみがえりました。

[19] テスト 2007/08/19 18:03

ggg

[20] ヤンガス 2007/08/19 22:17

>>18
おなじく新田次郎の小説『孤高の人』の主人公、加藤文太郎(実在の人物)が遭難死したのも、槍ヶ岳北鎌尾根でしたね。
わたしは、夏季に東鎌尾根しか登ったことがありません。
それでも結構スリルがありましたけどね。
東鎌尾根から望見した北鎌尾根は、峻険で人が登れそうな気がしませんでしたよ。

[21] パスタ 2007/08/20 19:41

昭和七年の夏、富士山頂には今までかつて見なかった大掛かりな工事が行われていた
『強力伝』新田次郎

新田次郎を最初に読んだのが「強力伝」でした。五十貫ちかくの巨石を運ぶ強力の話ですね。それ以来はまってしまいまして。

槍ケ岳は未だ行ったことがありませんが憧れですね。行けるチャンスがあったのに行けなかった(T_T)
ちょっとしたチャンスを逃すと何年先になるか、だからピークハントに夢中になって無理をしてしまう
人たちの気持ちも痛い程わかりますね。特に中高年は・・。でも事故をおこしたり人に迷惑をかけてはなんにもなりませんね。
自戒の意味でそう思います。槍はよくテレビの映像で見ますが、頂上に行くのに行列状態のようで少し
二の足を踏むところがありますね(^_^;

[22] KLF 2007/11/11 21:53

彼女は日本人には、めずらしい歯並びをもっていた。
きれいにカーブした小粒な前歯が、かすかに品よく内側に傾斜しているのだ。彼女の微笑があんなにエレガントに感じられたのは、たぶんその歯のかたちのせいだろうと思う。

五木寛之の短編集『雨の日には車をみがいて』「バイエルンからきた貴婦人」BMW2000CSより

この作品は車好きには堪らない作品 登場する車が多少旧いですが作者の車への愛情とその車に纏わる作者の思い出が語られる作品です。主に女性関係ですがw 車と女性は切り離せないんですよね。

[23] 勝美。 2008/01/14 05:50

 「乱世」  菊池 寛

戊辰正月 鳥羽伏見の戦いで、幕軍が敗れたという知らせが、初めて桑名藩に達したのは、今日限りで松飾りが取れようという、七日の午後であった。

[24] 勝美。 2008/01/14 06:09

「一房の葡萄」  有島武朗

僕は小さい時に絵をかくことが好きでした。僕の通っていた学校は横浜の山の手という所にありましたが、そこいらは西洋人ばかり住んでいる町で、僕の学校も教師は西洋人ばかりでした。そしてその学校の行きかえりには、いつでもホテルや西洋人の会社などがならんでいる海岸通りを通るのでした。

[25] 勝美。 2008/01/18 01:34

こんな時間に気づいたことが、ありました。

金色夜叉 尾崎紅葉

「如何して、貫一さん、如何したのよう!」
貫一は力無げに宮の手を摂れり。宮は涙に汚れたる男の顔をいと懇ろに拭いたり。
「吁、宮さん恁して二人が、一処に居るのも今夜ギリダ限りだ。
(中略)一月十七日、宮さん善く覚えてお置き。来年の今月今夜は、
(中略)来年の今月今夜になったならは、僕の涙で必ず月は曇らせて見せるから、(中略)」

[26] 勝美。 2008/01/18 01:36

今夜ギリダ限りだ。×
今夜限りだ。○

[27] 勝美。 2008/01/21 18:57

「雪渡り」  宮沢賢治

 雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来ているらしいのです。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ」

[28] 勝美。 2008/01/23 00:44

「一日の労苦」  太宰 治
このごろだんだん、自分の苦悩のついて自惚れを持って来た。

[29] こりこり 2008/04/13 22:01

漱石の「坊ちゃん」

親譲りの無鉄砲でこどものときから損ばかりしている。

おいらもおんなじ。
損な性格ってあるんだな。

[30] 明石は剣道やってるらしいよ 2013/12/29 00:31 io/aHpTAgHl

桜の樹の下には屍体が埋まっている!
これは信じていいことなんだよ。
ーー梶井基次郎 「桜の樹の下には」

いやもうほんと、梶井先生大好きです。

[31] 狗奴人 2014/03/16 17:33 Ak/uHDYV04S

或春の日暮です。唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでゐる、
一人の若者がありました。

芥川龍之介「杜子春」。子供の頃読んだ時は、子供なりの、年を取った今読むと
年を取った今なりの感慨があります。当然ですが・・・

[32] Q&Q 2014/05/21 13:45 V4/cuPCCy6D

その旅館は、楽園のように思えたし、女中たちも天女のようだった。

小泉八雲「夏の日の夢」

[33] 似非右翼オビツ 2019/11/09 23:47 v2/yQU0V8qj

舟橋市中山

[ 削除依頼 ]

【コメントをお寄せ下さい。】