サッカー小説です。
初心者なんで、みなさんに見てもらいたくて。
できたらコメントください!!
プロローグなんで主人公の名前はまだ出てきませんが
ストライカー
1、プロローグ
俺は、高校の試合を観に行った
冬の全国高校サッカー選手権県予選…
地元の高校が県大会に出場したため、暇だったから観に来た。
試合は、準決勝 沼津城北VS清水比嘉司高校
地元の高校で強豪といえば、行秀高校があるが、その行秀高校は、三回戦で去年全国大会に出場した藤野東に惜しくも負けている。
残る東部勢は、この城北高校だけとなった。
県大会出場でも快挙と言えるのに準決勝進出は、奇跡と言えた。
城北の10番がサイドにふる。
両サイドハーフはとにかく足が速く、10番の鋭いパスにしっかり追いついていた。
そのサイドハーフが、ワントラップしてすぐさまセンタリングをあげる。
センターフォワードの二人は、背が高くシュート力がある一人と、スピードとテクニックがある一人だった。
ボールは、前者に届く。
そのフォワードがもう一人のフォワードにヘディングで落とすと、ダイレクトでシュートを放つ。
—ガンッ!
ポストに嫌われた。
だが、すごい良いスタートだった。
名門相手にすばらしい攻撃をしていた。
一方、清水比嘉司も名門ぶりを発揮する。
必ず2人がパスを受けられる状態をつくり、トライアングルを作っている。
それを、チャンスまでつないでいく。
俺は、スタミナ大丈夫かと思っていた。
と思ってる間にピンチとなっていた。
相手の7番がクロスをあげる。
城北ディフェンダーがクリアーする。
ディフェンスのセンターは、二人とも長身の選手で足の速い選手と、マンマークの得意な選手を起用している。両サイドバックも足が速く、右は正確なクロス、左は、強烈なミドルを持っている。キーパーは、静岡選抜だとうわさに聞く。
そのボールは、ボランチに渡る。
ボランチは、小さい選手だが、すごく俊敏で読みが鋭い。視野も広くロングシュートも打てる。そのボランチは、10番とワンツーでつなぐ。
この10番は、このチームの中でも群を抜いている。
中学時代のとき、オランダのアヤックスのJrユースにいたのだと新聞に載っていた。
だから、観に来たといっても嘘ではない。
でも、一つ疑問があった。そんなうまい選手がどうしてこのような普通の高校に来たのかということだった。彼の実力であれば、間違いなく強豪校や、ユースからの誘いがあったはずだ。それをどうして…。
時間が経つにつれてだんだん清水比嘉司ペースとなっていった。
そして、前半31分、清水のフォワードがドリブルで突破しようとしたところを城北ディフェンダーが足にひっかかってしまい、故意でないとしてもファールをとられた。
PKを落ち着いて決められ先制される。
後半、反撃をしようとするが、シュートまで持っていけず城北メンバーのほとんどがあきらめていた。
その時だった。オランダ帰りの10番が一人で持っていく。
一人、二人と抜いていく。
そして、四人を抜いてペナルティエリアに近づいたとき、シュートモーションに入る。
だが、清水比嘉司ディフェンダーも懸命のスライディング。
間違いなく止められたと思った。そのボールは、Vの字を描きながらスライディングを交わす。そして、シュートを放った。
キーパーもしっかり反応している。
俺と一緒に来ていた2人は一斉に立ち上がった。
キーパーは、触ったがかすめただけだった。
—ズサッ!!
入った。
俺は、こみ上げてくるものがあった。
すごいわくわくした。この人とサッカーがしたい!そう思った。
だが、同点になり、精神的に有利の城北には、スタミナなど残っていなかった。
最後まで走っていたのは、10番だけだった。
そして…
—ピーーーーーーピーーーーーーピーーーーーーッ!!
試合終了…
結果は、3−1だった。
城北の選手は、泣き崩れている。
でも、スタンドからは熱い声援と拍手で響いていた。
観に来てよかったそう思った。
帰り道、二人と話していた。
「いやーあの10番の得点はすごかったな!!」
「ああ!オランダ帰りだもんなぁ〜!かっこよかったし!」
「へっ!俺なら止めてるよ!」
「無理だよバーカ!」
「やっぱサッカーはいいよなぁ!」
「俺たちも高校行ったら全国行こうぜ!」
「当たり前だろ!サッカー少年たちの夢じゃねーか!」
「なぁ〜城北高校行かねぇかぁ?」
それから、俺たちの高校サッカーが始まった。
舟橋市中山
あけ
あげ
小説終わりすか?
お金が無いのでビール1ケース分を買ってくれますか?
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しあわせだなあ。