中山みきというお方は、自分のことを世界の人間の親だという思想を持っていて、
それで、世界中の自分の子供は、みんな兄弟だという思想の持ち主でした。
奈良県天理市にある天理教会本部では、天理教の教祖を「おやさま」と呼んで、また、親神様として、信心しています。
しかし、「おやさま」の思想は、天理教という宗教思想というには、より大きな思想であり、宗教云々を絡めると、その思想が理解されない、狭い道に陥ることになります。
そこで、ここでは、全人類のおやだと自称した「おやさま」の思想そのものを、宗教は一切絡めないで、論じ合いたいと思います。
中山みきさんのことを、全人類のおやだと思う人も、思わない人も、ここでは本人の思想の一部である「おやさま」という共通の呼び方で呼んでください。
そして、絶対に、宗教を絡めずに、その思想について、討論しましょう。
ここでは一切、宗教の絡みは語らないルールです。
天理教という宗教の絡みは、ザ・天理教を語る4があります。
http://religion.bbs.thebbs.jp/1163859118/
また、天理教と政治の問題への基本の立場は、「教理とひながた」
http://www.yousun.sakura.ne.jp/public_html/wforum/wforum.cgi
にありますので、そちらのBBSなどへどうぞ。
>>83
カルト。
『出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88
引用しましょう。
『カルト(cult)は、ラテン語 colere から派生した宗教色の強い文化活動を意味する語。儀式や崇拝を意味する。』
と、あります。
この掲示板は、宗教色を排し、思想を語る主旨のものです。
今までの所、おやさまの奴隷解放の思想、特に債務奴隷解放についての思想を話題としています。
『儀式・崇拝』の意味での、カルト要素は、無いと思います。
> 教主を「親」と呼ばせるのも カルトの常套手段です。
この事は、カルトの常套手段というよりも、宗教全般の常套手段です。
カルトの識別に、教主を「親」と呼んでいるかどうかで判断すると言う方法を採用するのは、その意味では、不適切と思われます。
「はてなダイアリー」では、カルトの識別について、
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AB%A5%EB%A5%C8
『カルトの見分け方
真理はその組織に占有されており、その組織を通してのみ知ることができると主張する。
組織を通して与えられた情報や考え方に対しては、疑ってはならない
自分の頭で考えることをしないように指導する
世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ
白黒を常にはっきりさせる傾向が強い
外部情報に対して強い警戒感を与え、信者の情報経路に様々な制限を加える
信者に対して偏った情報、偽りの情報を提供することがしばしばある
組織から離脱した人間からの情報に接することを禁じる
家庭や社会との関わりで多くのトラブルを生じている
社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする
外部に対して正体を隠す傾向がある
生活が細部にわたって規定される
組織が信者の生活のすべてになっている
共同体内部でのみ通用する言葉を多く持っている
組織からの離脱について極度の恐怖心を与える 』
と、定義しています。
おやさまは、知識の占有もしていませんし、ここでの議論も、実年数や歴史的事実を明示して、基本的に、論を展開しています。
誰かを思想的に束縛もしていないし、情報は、共有可能であり、拒否も批判も可能です。
つまり、「おやさま」は、カルトの定義には当てはまらないというのが、基本的な、立場です。
おやさま本人の、思想の検証をしてみて、基本が思うのは、きちんとした歴史認識と、数理的な証拠主義です。
世界観のみならず、細部まで、数理にこだわり、歴史にきちんと実現させている点は、評価に値します。
おやさまと、自称している、一点は、確かにカルト的ですが、預言者としての思想は、理知的で、合理的であると、評価出来る物です。