2008年巨人のこぼれ話を、“羞恥心”の3本立てでお送りする。
【羞=ゴンザレス】
大不振の李承ヨプに変わって1軍に昇格し、打率3割をキープする活躍を見せていたゴンザレス内野手(29)。だが、ドーピング検査で覚醒剤成分も含まれる「アンフェタミン」が検出され、6月に解雇された。
昨季は背番号「5」を与えられるほど期待されたが、大半を故障で棒に振り、今季は母国ベネズエラの先輩のラミレスが加入したため、背番号を譲って自らは「49」に変更されていた。
背番号がついたユニホーム以外の用具も変更となったが、ある日着ていた「49」のウインドブレーカーをよく見ると名前が「HOLLINS」。昨季「49」をつけて1年限りで退団したホリンズのお下がりを着ていたのだ。“お下がり”を黙って着る1億円プレーヤーは感心だったが…。
【恥=二岡】
7月にタレントの山本モナとの不倫スキャンダルを炸裂させ、オフには日本ハムに懲罰トレードされてしまった二岡智宏内野手(32)。
選手会長ながら開幕戦でいきなり故障リタイア。ところがリハビリ中に合コンに繰り出し、朝まで深酒した上、火遊びに及んだのだから、言い訳のしようがない。
故障が癒え、謹慎期間を経てようやく1軍に復帰した際は、心労から激やせ。ヤジがきつい甲子園球場でのプレーは心配されたが、当時は阪神が1位を独走していた余裕からか、思いのほかバッシングは少なかった。
ただし、G党が二岡を応援する際の「ゴー! ゴー! ニオッカ!」というかけ声に合わせ、「合コン行こっか!」と叫んだ阪神ファンのセンスはさすがだった。
【心=西山コーチ】
巨人は日本シリーズでは3勝2敗と先に王手をかけながら、その後連敗して日本一を逃した。
最終第7戦の巨人ベンチには塩が盛られた。シーズン中に連敗したり、けが人が続出した際の盛り塩なら分かるが、日本シリーズの、それも土壇場での験担ぎは異例だ。
「どちらも3勝なのに、巨人はずいぶん余裕がないなぁ」と首をかしげていたら、西山バッテリーコーチが思いきり踏みつけてしまった。靴あとがくっきり残った盛り塩では、効果がないのも仕方なかった?
毎日聖恵ちゃんでシコってます。