本当に怖いのは幽霊よりも生きている人間・・・
しかしさすがにこれ以上面倒も見切れない。話し合うにも言葉が尽きた。
これ以上一緒にいると俺が狂う。
彼女のマンションに行きできる限り穏やかに遠回りに別れ話を持ち出してみた。
とたんに人とは思えぬ形相でめちゃくちゃに俺につかみかかる彼女。
必死で抑えつつ説得を試みるも執拗に俺の眼球を引っかこうとするさまに恐怖をおぼえ突き飛ばす。
思いっきり転んだ彼女は飛び起きながら台所に走りこむ。
今までに感じたこともない悪寒を覚え彼女が台所にいるうちに靴を残して彼女の部屋を飛び出した。
エレベーターをそわそわしながら待ってると彼女がドアをぶち破るように部屋から出てきた。
裸足で、手には包丁を持っている。それだけ確認して来ないエレベーターを見限り階段に走る。
マンションの階段を転がり落ちるようなスピードで駆け下りるが追いすがる彼女の声を引き離せない。
一階正面ゲートから駐車場に着くより早く彼女が追いついてくる。
必死で走っている耳に彼女の荒い息が聞こえてくる。
逃げ切れないと判断してぎりぎりまで彼女が追いすがってきたところで急にしゃがみこんで足を払った。
彼女は俺につまづく形で勢いよく顔面からアスファルトに突っ込む。包丁を落としたので柄を蹴って遠くに飛ばした。
彼女が起き上がるより早く自分の車に駆け寄りながらポケットを探りカギを取り出す。
カギを開けてドアを開け中に滑り込むのをほとんど同時にやってのけエンジンをかける。
バックして方向転換、駐車場の外に向かってアクセルを踏もうとしたとき運転席ががばっと開いた。
息を吸った弾みに「ひいっ」とかぼそい情けない悲鳴がこぼれる。彼女を正視できない。
ゴミ処理用の焼却炉を稼動中にのぞいて猛烈な熱気に顔を背けたことがあるが、今の彼女はあれに似ている。
ほとんど反射的にアクセルを踏み込んで車を走らせた。
彼女はドアにつかまって併走しながら俺の名前を絶叫していたが
スピードが上がってついに手を離した。爪がはがれたようで運転席側のドアの内には血の線が残った。
夜の街を制限無視で走りながら俺は泣きじゃくっていた。
その日のうちに荷物をまとめて実家に逃げ込んだがその日から二度と彼女を見ることはなかった。
彼女からも彼女の実家からもまったく音沙汰がないので自殺でもしたのかとおびえていたが
件の友人がさりげなく見てきたところ何事もなく普通に暮らしていたという。
時間がたって楽観的になった俺はまた自分のアパートに帰った。
夕食でも作ろうと冷蔵庫を開けると小包が出てきた。
いやな予感がしたがあけてみると中からは手紙らしい封筒と、
あの日マンションにおいてきた靴が短冊状にずたずたにされた物がでてきた。
それを見たとたんあの日の恐怖がよみがえった。
心臓が急に暴れだし、口の中がが干上っていやな味がしてきた。
ひゅーひゅーと荒い呼吸をなだめながら恐る恐る同封されていた封筒を開けてみる。
予想した手紙ではなく、硬い花びらのようなものが手のひらに散らばった。
それが根元からはがれた十枚の爪だとわかったとたんに声を上げて手の平から払い落とす。
慌てて友人に連絡を取ろうとするが家の電話機が動かない。よく見ると電話線がちぎられていた。
喉から変なうめき声をもらしながら充電中の形態を手にとるのと同時に着信。彼女から。
さっきの爪の時のように携帯を放り出してへたり込んだ。
腰が抜けて座り込んでいる俺の後ろから玄関の鍵を開けてドアを開く音がした。
「早くでてよ」
おわり
一同 麗 破壊の象徴 やだ やだ …
いやぁ、人間て怖いですね。
人間って怖いNE!って話
文才ないから変に長くなっちゃってすまん
うちの家族構成は親父・オカン・兄・俺・妹
オカンは親父の再婚相手、妹は連れ子。
俺と兄を産んだ母親はかなりのDQNだったから
血は繋がってないけど今のオカンは大好きだ。
料理上手いし優しいし何よりまともだ。
妹も同じく好きだ。可愛い、可愛すぐる。
兄は根暗で電波だったから兄弟=暗い・うざい・邪魔臭いって思ってたけど
年も離れてて明るくて人懐こくて、ほんと目に入れても痛くないほど可愛い。
だけどいくら可愛いって言ったってロリコンじゃない、ただのシスコンだ。
で、問題なのが俺の兄貴。
電波っつか中二病患者ってのは前から知ってたけど
今年になって末期患者だったことが判明したんだ。
兄はオカンにも妹にもいつも他人行儀で全然慣れなかった。
元々人見知りが激しくて妙にシャイなところがあったから仕方ない。
オカンはなるべく自然に接しようとしてたみたいだったけど
妹の方は、まぁまだ子供だからあからさまに嫌がってたし怯えてた。
長かったけどこれが一応前置き
本題はこっから。
今年の春、風邪ひいて寝込んでた時の事。
熱でぼんやりしてたから正確な時間は分からんかったけど多分昼間。
その時間、親父は仕事、兄貴は大学、妹は小学校、家に居る可能性があるのはオカンだけ。
俺の部屋の隣が兄貴の部屋だったんだけどそっから声が聞こえるのよ。
オカンは普段からあんまり兄貴の部屋に入らないし最初は幻聴かと思ったけど
うぅとかあぁとかずっと聞こえてて気味が悪いからこっそり覗きに行った。
幽霊だとは思わなかったけど泥棒だったら困るしね。
そっと音を立てないようにドアを開けて覗いたら
左手で布っぽい物を掴んで必死に匂いを嗅ぎながら右手で一心不乱にシコシコしてる兄がいた。
何か見ちゃいけないものを見た気がして静かに自分の部屋に戻ったよ。
んで考えた。真昼間から学校サボって何をやってたんだろうって。
そりゃ何をしてたのかは見りゃ分かるけどあのフガフガしてたアレは何?
考えたって分からんものは分からんから後で忍び込んで確かめることにしてとりあえず寝た。
次の日、兄貴が家を出るのを確認して、昼頃オカンが買い物に行った隙に確かめに行った。
何か隠すならベッドの下かなと思ってマットレスを引っぺがしたらとんでもないものが出てきた。
妹のパンツ、妹のキャミソール、妹のハブラシ、他多数。
( ゚д゚)・・・
驚いたっていうか唖然としたっていうかとにかく混乱して親父に連絡したんだよ。
混乱してたからさ、自分でも何喋ってるのかよく分からなかったけど
親父もだいたいのところは理解してくれたようで今すぐ帰るから、と。
その後は酷かった。
親父はほんとすぐに家に帰ってきて現場検証、怒り心頭の様子で兄貴に連絡。
買い物から帰ってきたオカンは呆然、はらはらと泣き出す始末。
帰ってきた兄貴は発狂しながら
妹が好きなんだ!一目見た時から運命の人だと以下省略…と喚き散らす。
この修羅場の中、妹が帰ってきて更に凄いことになった。
完全にキレちゃってる兄貴は妹に襲い掛かろうするし
親父と俺で無理矢理押さえ込んで未遂に終わったけど
妹は相当ショックだったらしく失禁しながら号泣してた。
覚えてるのはそんくらいで、その後のやり取りはよく覚えてない。
風邪はまだ治ってなくて熱が上がって寝込んでた。何より疲れた。
今、兄はそっち系の病院に入院してるから一応は平和に暮らしてる。
妹はショックがでかすぎたらしく心療内科とカウンセリングに通ってる。
人間って、基地外って怖いね。
おわり
人間て怖いね。
>>705 恐ろしい話でした。
俺の住んでる町で、話題というか噂になってたことがあった。
それは、この町のどこかをずっと全裸でトボトボと歩き続けている女がいるというものだった。
靴も履かず、もちろん下着もつけず、ひたすら歩き続けているというものだった。
夜に現れるとかじゃなくて、昼間。しかも平日。
平日の昼間にその全裸女が目撃されていたのである。
俺は高校に通っているので、平日の昼間は学校に居るためその女を見ることは不可能ということになる。
しかし、なんとか全裸の女を見たい俺とその友達は、毎日、昼休みに学校の外に出て
なんとか学校の近くを歩いている全裸女と出くわさないか探していた。しかし全然見つからない。
俺の兄貴も全裸女の後姿を見ていた。
目撃者の数からして、そこらの都市伝説とは違い、ちゃんとした事実だということも分かっていた。
そんで、この間の金曜日。
学校をズル休みして一日中、友達と2人で全裸女を探すことにした。
午後の2時くらい。
小さな道路のあるところで、道路沿いにはドブ川が流れている場所。
そこの川沿いを全裸の女がトボトボを歩いていたのだ。
居たーっ!と思って前に回ってその女の顔を見たら
全裸以前に顔がグチャグチャだった。
結構な噂になってるから栃木の奴は知ってるかもしれん。ちなみに女が歩いてるのは栃木県宇都宮市にあるTSUTAYAの裏の道。
下目黒のアパートに住んでいた時、日本人形みたいに、髪の毛の長い女の子と同棲していたのね。眠りについていて、何か、音がするから、目をそっと開けると、彼女が丑三つ時に包丁を研いでいるのね。ゾーッと鳥肌がたちました。
二年前の話だけど、俺は親友のSと某有名神社に行ったわけだ…
深夜腹が減ったので牛丼屋で飯を食べてる時に、Sがいきなり「丑の刻参り見たくね?」
と言い出したんだ。俺は、「そんな古臭いのん今の御時世ないやろー」と言ったんだ。
そしたらSが俺の後輩が某有名?寺で藁人形を見つけたらしいとのこと、俺は幽霊は無理だが人間には勝てると言っていた手前かなりビビってたが了承したんだ。
Sが後輩に連絡を取り寺の場所と藁人形を発見した場所を聞きだし(夜中にすまん。後輩)目的地に向かったんだ。
思っていたよりも遠く車で1時間半ぐらいかかったが何とか着いた時には時間は深夜2時半ごろ。車を寺の脇の駐車場に停め。柵を乗り越えSの後輩に聞いたおよその場所に向かい歩きだした。
懐中電灯を持っていたものの雰囲気があり、とても怖かった。20分ぐらい林の中を歩いた頃、どこからか話し声が聞こえる!!俺とSは顔を見合わせた。やはりSにも聞こえてるらしい。数人の男の声が…
しかしその時に俺は「丑の刻参りじゃないやん!」と思ったが
すぐに確認しよう!とSが言い出した。俺は変な事件に巻き込まれるのも嫌なので、辞めようと言ったがSはかなりやる気になっていて断りきれなかったんだ。
林の中は枯れ葉が沢山落ちていて歩くたびにカサカサと音をたてるので俺は「バレるやん!!」とかなりテンパっていたが、Sが「風も強いし歩かなくてもカサカサゆうから大丈夫やろ!懐中電灯消していくぞ」と返された。
話し声の主はすぐに見つかったんだ。でもすぐに変なことに気づいた。1人しかいてない… しかも女…
えっ!!まじで!!なんで!?やばい!!ってパニック状態。
すると女がいきなり俺たちのいる方向に走り出してきた。俺は心底ビビってしまって動けなかったがSが「逃げるぞ!!走れ!!」と言う言葉でやっと体が動き全速力で走った。後ろからは女の「うびやあらはなるはな」みたいな声が聞こえたが走り続けた。
そしてSとはぐれてしまった。気がつくと背後からの叫び声も聞こえなくなっていたので木の陰に隠れて息を潜めてたんだ。周りの気配を息を潜めて伺っていたが、もう安全だと思いSに電話しようと思ったがSの居場所があの女にバレるかと思い車まで戻ることにしたんだ。
車に戻るとSはまだ帰ってきてなかった。取り敢えずタバコを吸い待ってたが、帰ってこない!Sが女に捕まったと思い戻るかどうか考え戻ることにしたんだ…
少し戻るとSの歩いてる姿を見つけホッとしてSに近づいた。
「大丈夫かぁー」と言うとSがガタガタ震えながら「あの女は普通じゃないイカレてる」と言い出した。
よく見てみるとSの手から大量の血が…
話を聞くと隠れていたが女に見つかり揉み合いになった時に噛みつかれ喰いちぎられたと…
血の量が凄かったのですぐに病院に行くことに。車に戻ると後部座席のガラスが割られて中を見ると何故か大量の血が…
実話だから話はこれで終わりです。でも何故俺の車の場所がわかったのだろう?もしかしてタバコを吸ってるときずっと見られてた??orz
今もSの手は一部欠損してます
おわり
つい昨日の夜のこと。
夫はお店を経営していたのだけど、故あって、つまり、経営状態が一向に良くならないので閉店することにした。
それほどの負債は無かったもののアルバイトの給与が一部遅配になった。約二人。
そのアルバイトの女の子は、うちに毎日電話をしてきたので、うちも大変だけれども彼女も困っているだろうと思って支払った。
ただ、交通費が二重払いになっていたので、その分の2520円を差し引いて振り込んだ。
夜、夫の携帯に勘違いの抗議の電話が何回もあった。
女の子本人も、交通費の二重払いは認めているのに、理不尽な抗議が続いた。
やっと電話が終わったのが午前1時半。
やれやれと布団に入った瞬間、髪を振り乱し、顔の部分だけがブラックホールのように真っ黒に抜けてしまった女の子が足元からぶわっと襲い掛かってきたので、すかさず起き上がり、部屋の電気をつけた。
と、同時に、隣で寝ていた子供まで声を上げて急に起きてしまった。
どうしたの、と聞くと、
窓から知らない人が入ってきて、うちの引き出しを片っ端から開けて何かを一生懸命探していた。僕が怖くて隠れていたら、急に電気がついたからびっくりしておきたんだ、
と。
お金に執着しすぎると、ほんとに生きながらお化けになっちゃいますよ。
1999年の夏、ある一人の高校生が、原子力発電所を爆破する計画を立て、実行しようとしていた。 未遂に終わったが、 誰も知らない本当の話し。 その犯人は、俺、
神はあなたを許されました。(*^=^*)
>>713
やっぱ人間て怖いね。
去年のバレンタインデーに見た修羅場(?)。
私がバイトしている居酒屋に、イチャイチャしているカップルが来店したのですが
彼女がトイレに行っているスキに、男性が会計を済ませて出て行きました。
さっき彼女からイチャイチャしながら貰ったチョコの紙袋を玄関に置いたまま。
男性が出て行ったのを知っているのか、彼女はトイレから出てこないし
やっと出てきたと思ったら、目が真っ赤になって泣き腫らしているし
店員が恐る恐る「あの、お連れ様の忘れ物みたいで…」と差し出した紙袋も無言でスルーして
自分のコートやカバンを抱えて店から出て行きました。
「………この紙袋、どうしよう…」と、店員は紙袋の処置に困ってしまったのですが
さて、もう閉店時間なので後片付けをしましょうとゴミ袋を抱えて店の外に出たところ
とっくに帰ったはずの男性が、上半身裸で口と鼻からダラダラと流血して(歯が折れてた)店の前に倒れていました。
とりあえず救急車を呼んで、ついでに救急隊員に
「この男性の荷物です」と、置き去られていたチョコの紙袋を手渡し
救急車が走り去って以来、うちの店には何の音沙汰もありません。
警察が来ないってことは、男性は生きているってことかな?
男性も女性もビール一杯しか飲んでいないので酔っていないし
女性がトイレに行く前は、とても楽しそうにお喋りしているカップルだったし
この二人に何があって、男性が女性を置き去りにしたのか
貰ったチョコを、何故にわざと置き去りにしたのか
何よりも、出て行ったはずの男性を、誰が上半身裸にして流血昏倒させたのか全てが謎ですが
うちの店員の間では、彼女がボコボコにブチ倒したんだろうってことになっています。