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御粗末ですが

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[0] 伊周 2014/10/16 20:00 hx/CvknBle8

御粗末ですが読んでくれると嬉しい。
感想とかもらえるともうめっちゃ。

209件のコメント 1番から100番を表示中

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[1] 伊周 2014/10/16 20:03 hx/CvknBle8

僕と君が出会うたのは 君が11のときだった。
君は僕の新品の匂いを君の匂いに変えるほど沢山、沢山、僕のことを読んでくれていた。
雨の日も風の日も、休日も平日も。泣いている日も笑っている日も。
その多くが君のお気に入りの木陰だった。その木陰が僕もお気に入りだった。
毎日毎日。
君は僕が大好きだった。僕も君が大好きだった。
それが君と僕の5年と6ヶ月間だった。

君が16のときから君は僕の事を忘れてしまったようだった。
それから12年ほど月日はぼんやりと過ぎて行き、君が18のとき。
君の引越しをきっかけに 君は僕を手放してしまった。引越し先のすぐ近くの古本屋だった。
「やあ、新人君か」
「はい、おはようございます。先輩」
「なに、そう硬くなるなよ。此処もわりと良い処だぜ」
やはり人間や動物たちがそうであるように、本達の中にもそれなりの上下関係というものがあった。
彼はこの古本屋の中でもわりと先輩な本だった。
つまり、当時彼はかれこれ6年近くも此処にいる いわゆる古株だったのだ。
そんな彼は僕が此処に来て1年目に買い取られることになった。
買い取り主は中学生くらいの博識そうな女の子だった。
彼は照れくさそうに笑うと
「やあやあ 君もがんばり給えよ、新人君。」
と言って去っていった。ちらちらと弱く粉雪が舞っている、とても寒い日だった。
僕は彼と特別親しかったわけではなかったが 彼がかけてくれた言葉と彼との一年間の日々は
僕に涙を流させるには十分だった。
――――――――――――――――――――
誰か来てくれたら続きます。宜しくです

[2] なまこ 2014/10/16 21:46 7P/RkLbf120

読んだ

[3] Z会会員 2014/10/16 21:47 ザ-000,000,123号

本?変わった話やな
さあこい

[4] 通行人 2014/10/16 22:18 TM/AJZtyWv2

読み難く、展開が急ぎ足気味だけどストーリーは好きです!

[5] 綿菓子 2014/10/19 22:55 7P/RkLbf120

支援

[6] 伊周 2014/10/20 09:25 P7/CvknBle8

あざっす。続き↓

それから少しして僕は名前のある本と出会った。
彼の名はヴェヴと言った。とある男の子が犬につけていた名前を彼にくれたのだそうだ。
本に名前をつけるだなんて 変な子もいるもんだな、と僕は思った。
ヴェヴと僕はわりと親しかった。何時だか夏の暑い日に僕とヴェヴはこんな話をした。
「なあ お前って何人くらいの人に読まれた?」
「ヴェヴは?」
「覚えてねぇ」
僕はヴェヴが可哀想になった。
「お前は?」
「僕も覚えてないよ。」
だからあの時僕は嘘を吐いた。あんなにも君の事を覚えていたのに。

僕はそれから1年後には108円の値を付けられていた。
つまり 本達の中で最下級になってしまったわけだった。
そんな日々の中 僕は考えていたことがあった。
「僕の価値っていくらなんだろうか」と。
ヴェヴがよく、自分の価値について僕に話していたのがきっかけだったのだと思う。
僕には果たしてどれだけの価値があるのか…
僕は今までのことをずっと思い出してみる。最初と最後に浮かんでくるのは君の笑顔とあの木陰。
僕はあれだけ君に愛してもらって幸せな生活を送ったことがある。
僕のこの幸せが僕にとって とても高価なものに思えたのは言うまでもないだろう。

僕は人間様の中で108円の価値があった。
だが僕の中でそれ以上の価値があった。
それだけで僕はもう十分な様な気がした。
もう僕の価値なんかどうでも良い様な気がした。

[7] 伊周 2014/10/20 09:26 P7/CvknBle8

急ぎ足気味…かぁ。自分でもそう思っていたんだが、どうしていいかわからずこのままのテンションで進みそう…
誰かに見て貰えると思ってなかったからめっちゃ嬉しい

[8] 伊周 2014/10/22 20:12 P7/CvknBle8

つづき。
―――――――――――――――――
ちらちらと弱く降る粉雪はもう3年も経ったというのに まだ先輩の面影を見せていた。
先輩はあの博識そうな女の子と仲良くして貰えているだろうか。
あの頃の僕の様に幸せなときを過ごしていい。

僕は価値について悩むことなく唯々窓の外を眺めていた。
季節は巡り巡って僕たちは色褪せてゆくようだった。外の景色は変わって僕たちは変わらない。僕だけが置いてけぼりにされたような、そんな気がした。
先輩と別れて5年。ヴェヴは買い取られていった。
「じゃあな。」
「あぁ。」
「…。しょげんなよ。また逢えるさ。」
「…あぁ」
「俺はもう何度も売られては買われ、買われては売られを繰り返してきたんだ。また逢えないなんて、ないだろ?」
「うん…またな、ヴェヴ。」
ヴェヴはにんまり、嬉しそうに笑って
「はじめて…名前で呼んだな!よっしゃ。これで俺のこと“ヴェヴ”って読んでくれた奴2人目だぜ」
今までで見たことのない笑顔。小さく手を振ってヴェヴと別れた。

[9] タオル 2014/10/22 20:15 7P/RkLbf120

見とる

[10] 伊周 2014/10/23 16:23 P7/CvknBle8

ありがとう!明日テストだが投下↓
――――――――――――――――
気づけばクリスマスは3回来ていた。サンタさんはまだ来ない。それもそうだ。僕は彼へのお願いを決めていないから。
“僕は誰かに読んで欲しいのか。”
それすらもうわからなかった。ここにいるのは不幸なのか。
『読み飽きた』
『もう要らない』
『新しいのが欲しい』
時々、僕は人間様が嫌いになった。
「もう何回も読んだからねぇ」
「趣味って変わるよな」
そんなお前らの勝手な考えにどれだけの本達が捨てられてきたのか。僕達がどれだけ傷ついたと思う?そんなことをぼんやり考えているだけで反吐が出るね。だけど僕はそんな反吐を飲み込んでまで、いつも窓の外を、人間様を眺めていた。やっぱりもう少し待っててください、サンタさん。

それから1年間。僕は馬鹿みたいに君のことばかり考えていた。いや、実際にバカだったんだと思う。
きっかけはきっと、窓の外に君を見たからだろう。マフラーを巻いて白い息を吐きながら歩く君は相変わらず眼鏡をかけていた。伸びた神はあの頃と変わらない焦げ茶色。僕は君のことが恋しくて愛しくて堪らなくて。寂しくて寂しくて。

  …………僕は君に逢いたかった。

一度だけで良い。もう一度もう一度。あの木陰で君と二人。あの白昼を過ごしたかった。

[11] 伊周 2014/10/26 13:52 iq/CvknBle8

一応書き終えました!
誰かレスしてくれたらうpしますね!!

[12] しろたん 2014/10/26 22:32 2S/t2WJT51q

ほ、本を大切にしなきゃと思いました。゚(゚´ω`゚)゚。

わたし、買った本は売れない人で、ずっと手元に置いとく人なんですね。
でも、そのなかでも一度読んだらもう読まなかったりとか、読んでない本がまだまだたくさんあるのに、新しい本を買って、結局読まないでまたどんどん溜まっていったりとか・・・。

一冊一冊、ちゃんと大切に最後まで読んであげるべきですよね。せっかく生まれた本ですし、読まれてこそ本なんですから。

モノを主人公にされて、初めてモノの気持ちに気付かされました。きっと、本当に本に命があるのならば、この作品のように思っている本が多数いるでしょう。

読んでない本、読まなくちゃなぁ・・・。

素敵な作品をありがとうございましたm(*_ _)m
失礼しました

[13] 土管wwwwwwwww 2014/10/27 03:31 7P/qXTLwYP0

おつ
読んだ

[14] 伊周 2014/10/27 15:21 P7/CvknBle8

ありがとう!
それで、即興ですまんが後日談↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕はもう此処に来て約10年になるんだな、そんなことを思いながら迎える今日。
9月のからっ風は読書の秋を運んできてくれた。
僕はぼうっと窓の外を眺めている。
ヴィーンっと自動ドアが開く音がした。カツカツとヒールの音。足音が僕の目の前で止まる。
僕はゆるゆると顔を上げる。背筋を撫で、僕を包む優しい手。
「あった。」
彼女だった。紛れもなく僕の彼女だ。君はほかの本達に目もくれず、僕をレジに連れてゆく。
「108円になります。」
28の君はあの頃とは全然違うお洒落なお財布。
「栞入れておきますね。」
「どうも。」
「ありがとうございましたぁ。」
変な調子をつけた話し方の店員に見送られて 僕は彼女とともに店を出た。
何よりも望んでいたことが10年の月日を経て叶おうとしていた。
「…懐かしいな。」
彼女はそういうとのんびり歩いていつかの僕と君のお気に入りの木陰によく似ている公園のベンチに腰掛けた。

そしてウキウキとしたあの頃の君はそっと今。表紙を開く。
                                                                          end.

[15] しろたん 2014/10/27 15:30 2S/t2WJT51q

おぉーー!!

本の願いが叶ったんですね!
良かった・・・(・・。`)

というか、伊周さん文才あっていいですね・・・。゚(゚´ω`゚)゚。
私なんて文がおかしくて嫌で、何度書いて何度やめたことか・・・。せっかく読んでくれていた読者様たちに迷惑をかけてばかりで・・・。

伊周さんが羨ましいです・・・。
私も早く長編完成させないとなあ。

また機会があれば作品見せてくださいね!

[16] 伊周 2014/10/27 15:32 P7/CvknBle8

12≫割と俺もそう言うタイプ…。面白そうだなって買っても本棚に眠らせたままだったり…

この話は俺が近くの古本屋でバイトしてて思いついたものなんだけど、偶々ね。売りに来てすぐ(つっても数ヶ月は経ってたけど…)同じ本を買っていったお客さんがいてね。俺がそれを見て少しビックリしたのが顔に出ていたらしく、そのお客さんが恥ずかしそうに、照れくさそうに笑ってさ。
「やっぱり、なんだか恋しくなってしまって…」
って言うんだ。俺は本を読むの、好きだったけれどそんなお客さんの気持ちがよく分らなかったんだ。でも…微かに、確かに。その本が笑っているような、喜んでいるような気がしたんだ。

13含む皆様へ≫読んでくれてありがとう。ほんっとマジありがとう。なんか勝手にうpしといて読んでもらえたことに感動してる…

[17] きら 2014/10/27 15:35 7P/hxdQgjXt


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `\'ー \'´
      ○
       O

〇∞〇
  ____
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴∴,(・)(・)∴|
  |∵∵/   ○ \|
  |∵ /.  ミ  | 彡 | と思うドラミちゃんであった。
  |∵.|  \___|_/|  
   \|   \__ノ /  
     \___/

[18] 伊周 2014/10/27 15:35 P7/CvknBle8

15≫ありがと、ありがと、ありがとう!!
恐縮です。俺なんてほんと文才ないなぁって感じなので…本当にこんな粗末なものを読んで頂きありがとうございます。
と、言うことは。しろたんさんもお話とか書くんですか?(読みたい!!)

はい、また書けたら(書いてるけどオチが見当たらないw)うpします!その時は宜しくお願いします

[19] きら 2014/10/27 15:37 7P/hxdQgjXt


   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `\'ー \'´
      ○
       O

.
   / ̄\
  ◯     \
       / ̄ ̄ ̄ ̄\と思うチョウチンアンコウであった      
      /・    ・     ▽        
   / ̄ ̄ ̄ ̄\        \/ |    
  │ ―――‐  │      │ |
   \____/        /\ | 
      \           △
       \____/ \

[20] きら 2014/10/27 15:38 7P/hxdQgjXt

おつ

感動した!!!

[21] 伊周 2014/10/27 15:40 P7/CvknBle8

ではでは暇つぶしに少し前に書いたものを↓(皆さんは毎日がどんな色に見えていますか?)
――――――――――――――――――――

[22] 伊周 2014/10/27 15:41 P7/CvknBle8

「退屈オレンジ

一日には色がある。少なくとも僕はそう思う。 昨日はオレンジ色だった。

オレンジ色の日は退屈日和だ。いつもオレンジ色の日は退屈な日。
もしかしたら 退屈な日がオレンジ色なのかもしれないが、そんなことはどうでも良かった。

一昨日はねずみ色だった。

ねずみ色の日はウキウキ日和だ。いつもねずみ色の日は楽しい日。
ゲームをしていたり、本を読んでいたり。自分の好きなことをしている日はねずみ色だった。

彼女とデートをする日は黄緑色だった。

黄緑色はワクワク日和だ。いつも黄緑色の日は靴を履いて玄関で待ち惚けしている日。
なんだろう。新しい筆箱を買った月曜日も同じ色に見えるんだ。

怒られる日、怒られた日は紺色だった。

紺色はずーん日和だ。いつもつらいことがあった日は紺色。
紺色の日は無性にどこか遠くに行きたくなった。消えていなくなってしまいたかった。

遠出する日は桃色だった。

桃色は遠足日和だ。いつも桃色の日は遠足や旅行に行く日。
その前日も、いつでもそのことを考えていればその日は桃色になったんだ。

怒っている日は赤色だった。

赤色はイライラ日和だ。いつも赤色の日は自分が嫌いになる日。
無性にいらいらして、そんな自分が大嫌いだった。みんなを傷つける僕が堪らなく恐かった。

[23] 伊周 2014/10/27 15:42 P7/CvknBle8

20≫さんきゅ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
― 子供の頃は、なんて言ったら笑われるかもしれないけれど
   僕はなんでもない毎日が いろんな色に見えたんだ
   同じことの繰り返し。
       そうは思えなかったから ―

でも今は違う。
毎日が似たり寄ったりの色に見える。
もしかしたら、もう色なんて見えていないのかもしれない。

いつもいつも 僕の毎日は 振り返っても、今日も、これからも。毎日が
                                           退屈オレンジに見えてるんだ。

それは退屈で 悲しいことなのかもしれないけれど…
僕はこれで漸く 「普通」になることができたんだ。
皆にはこのオレンジ色はきっと。見えないものだから…
                                                                       end.

[24] しろたん 2014/10/27 15:43 2S/t2WJT51q

>>16
あーそっかぁ!

本屋で働いてるんだぁ。
そういうお客さんもいるだね。

その人にそこまで愛してもらえる本は幸せだね(*´∀`*)

>>18

あは(^_^;)
書いてるよ、うんw

私はここのサイトじゃなくて他の専用の小説投稿サイト書いてるんだぁー。
でも、まだ公開してないんだよねw
12月のクリスマス用に、それをテーマにした短編を昨日書き上げて・・・12月になってからしか投稿しないんだけど・・・。もしそのときまで私がここにいて、伊周さんもここにいたら教えましょうw
長編は、昔ここで書いてた(途中投げやりで適当)作品を大きく修正して完結してから投稿します。
だから、投稿まではすごく時間がかかるかもしれませんねw

[25] 伊周 2014/10/27 15:48 P7/CvknBle8

18≫はい!ぜひ見せて下さい!!俺、ここで待ってるので、頑張って書き終えて!!!

退屈オレンジはほんと短いw
しかし、この話(?)は現在も少し厨弐病が抜けない俺の実話。子供のころ(ほんとちっさい頃)から俺には一日一日がこんな風に感じられていたのだが、中学になって友達に言ったらそんなもの見えたことがないっていうから…。
んでもって、これを書いたのは色を感じてたのは俺だけなの…?!って思ってから1年。つまり今年の夏くらいです。

[26] 伊周 2014/10/27 15:49 P7/CvknBle8

あ、まちがえた!
18×
24○

[27] しろたん 2014/10/27 15:51 2S/t2WJT51q

そっかぁ・・・。
毎日の色かぁ・・・。

そんなの考えたことなかったなぁ。

でも、この作品のいう通りなのかもしれないな。
小さい頃は毎日が楽しくて、ウキウキして、カラフルだったような気がする。

でも、年をとる・・・なんて中学生の私が言うのはなんだか変だけど、それにつれて友達のこと、家族のこと、周りのことをたくさん考えるようになって、小さい頃のように何も考えず明日を待つことが出来なくなって、この作品でいう、退屈オレンジに変わった気がする。

でも、本当にそれでいいと思う。
それで、やっと「普通」になれたんだと思うよ。

なんだか、伊周さんの作品読んでると、色んなことを教えられてる気がして、なんだか変な感じw

[28] しろたん 2014/10/27 15:54 2S/t2WJT51q

>>25

伊周さんに比べたら、本当に文才がないから笑われるかもしれないけど、それでもいいなら、読んでくれるとうれしいなw

[29] 伊周 2014/10/27 15:57 P7/CvknBle8

そんな風に思ってもらえて嬉しい。しろたんさんは中学生なんですね?(因みに何年ですか?)
俺は今年高校に入って、やっぱりオレンジ色の中に生きています。でも、今好きな先輩がいて、その人のことを考えるとオレンジ色じゃなくなるような気がするんだ。その日少し話しただけなのに、世界がガラッと変わって見える。この色はあの頃見ていたものとは違うけれど、俺は幸せだと思うよ。

[30] 伊周 2014/10/27 15:58 P7/CvknBle8

28≫俺もそんなに褒められたもんじゃないよ(苦笑)
読みたい。書き終えたらうpしてください。

[31] しろたん 2014/10/27 16:01 2S/t2WJT51q

私は中2だよ!

恋かぁ・・・。
恋は変わるだろねぇ!
私も今は別れちゃったけど、彼氏がいたときは桃色だったのかなぁ。少なくとも、ふわふわした気分で毎日を過ごしてた。

ってか伊周さん!あなた本格的に小説投稿サイトで書いてみては?
上手くいけば書籍化しますよ!
それほどの力があると思います!

[32] しろたん 2014/10/27 16:03 2S/t2WJT51q

>>30

ごめんなさーい(>_<)
ここにはうpしたくないんですよー。

短編公開するとき、つまり12月ですね。
そのときサイトをお教えします!

それか・・・今知っときます?

[33] 伊周 2014/10/27 16:06 P7/CvknBle8

二年生か、うん。一番楽しい時期だ、存分に楽しみなさいな。
中二で彼氏とか!!すげぇな…俺の中学じゃあんま居なかったから感心するよ…(憧)
そのふわふわしてる感じを比喩を交えながら書くだけで立派な小説になるんだから面白いよね、この世界は。

残念ながらそう言うのに疎くてね…(お恥ずかしい限り…)小説投稿サイトでお勧めがあれば教えて下さい(潤)

[34] 伊周 2014/10/27 16:07 P7/CvknBle8

32≫教えて下さい(キラキラ)

[35] 伊周 2014/10/27 16:11 P7/CvknBle8

例えば、俺の中学の時の初恋とか一瞬の出来事だったけど↓

「好きだ」そう気がついたのは随分前のことだった。そんな僕の思いを寄せる相手に対して、本日。豆腐メンタルにより告白もできずに失恋した記念にその経緯を語ろうと思う。
彼女の瞳は知的で、いつも遠くを見据えている。そんな感じだった。しかし、いや、だからこそ、僕を映すことはないのだろうな、と落胆する毎日だった。ぼーっと彼女を見ている僕にいつも窓の外を見ている彼女。はじめは雲を見ているのだと思った。その次は空を見ているのだと思った。そして今日、僕は彼女の視線の先を知っていしまったのだ。注意してみれば成程、中庭を挟んだ本館の先輩である、某男子生徒であった。彼女は毎時間、偶然彼女(と、隣の席の僕)からみえる、モテると噂の彼を見ていた。僕に勝ち目などあるわけがない。遠くを見つめていた筈の彼女は僕には手の届かない遠い場所に視線と共に思いを馳せていたのだ。こうして僕の初恋は幕を閉じたのだ。

[36] 伊周 2014/10/27 16:12 P7/CvknBle8

こうするともう短いお話っぽいし。不思議だよねぇw

[37] しろたん 2014/10/27 16:14 2S/t2WJT51q

私は野いちごってとこで書いてる!
一番操作が分かりやすかったから・・・。

女の子が多いけど、男の人もいるよ!
ある人の作品がNHKでミステリーのドラマしてたらしいんだけど・・・。あやうく見逃しましたw

>>>>>>>
魔法のiらんど もあるよ!

恋空って映画知ってる?
あれはここのサイトから生まれたもの。

一応ここも登録してるけど、操作が難しかったから登録しただけで放置ww
>>>>>>>
エブリスタ・・・もあるね。
ここはやったことないなぁ・・・。

[38] しろたん 2014/10/27 16:17 2S/t2WJT51q

うんうん、小説ってホント奥が深い・・・。

っていうかガチで文才あります!ww
あの文章見ただけて色々と情景が浮かんできたよヽ(´Д`;)ノアゥ...

見習いたいです!ししょぉぉぉぉお!

[39] しろたん 2014/10/27 16:20 2S/t2WJT51q

伊周さんどこに行く?
(´-`).。oO(よ、良ければ野いちごにおいで・・・)

[40] しろたん 2014/10/27 16:21 2S/t2WJT51q

あ、いい忘れてた!
iらんども女子がおおい!

エブリスタは・・・知らないヽ(´Д`;)ノアゥ...

[41] 伊周 2014/10/27 16:25 P7/CvknBle8

野いちごとやらに行ってみます!(ほんとに色々ありがとう)
師匠なんていやいやいや、もっと上手な人がいますよぉ!!(と、言いつつ褒められて嬉しい伊周なのでした まる)

[42] しろたん 2014/10/27 16:29 2S/RxdKK32L

登録したらまた来てー!
一応私のユザネ教えるからー。

伊周さんのユザネも教えてくださいね!ヾ(。>﹏<。)ノ゙

[43] 伊周 2014/10/27 16:31 P7/CvknBle8

おーけい、登録したらユザネと共に報告しますなぁ

[44] しろたん 2014/10/27 16:53 2S/RxdKK32L

あ、ちなみに。
野いちごのアプリは取らない方がいいですよ!
サイトから直接行く方が、全てがやりやすいです!

[45] 伊周 2014/10/27 16:59 P7/CvknBle8

おk、ありがとさん。
しかし、これから忙しい時期に入るので遅くなるかも…。ごめんね

[46] しろたん 2014/10/27 17:10 2S/RxdKK32L

おけ!
またやったらユザネ書いといてねー

[47] 伊周 2014/10/27 18:23 P7/CvknBle8

うん。それじゃあまた後日

[48] 名も無きザビラー@ザ掲示板 2014/10/28 22:41 0y/Dt0rl6rN

この掲示板みて野いちご登録しましたー
inaho07です、よろしこー

[49] 伊周 2014/10/29 17:52 P7/CvknBle8

「色つき職人」 2014/08/02

 一日には色がある。僕は知っている。毎日、日本中、世界中を飛び回る真っ白な鳥を。
僕は今年でもう七九歳になる。その真っ白な小鳥は休みなく飛び続けなければならないけれど
彼はもう七九年以上色つき職人の仕事をしているベテランだから、日付が変わるとき。
6分間だけ僕の所に来てくれる。

 ――――――― きっかけは三一歳の時だ。

「今日はネズミ色か…」
そう呟くと、チラっとその鳥が僕を見た夜。
「君はまだ僕のことが見えるんだね、珍しい。」
「誰だ?!」
「やあ、すまない。僕は色つき職人をやっている。」
「お前!毎日飛んでる鳥か!」
「そうだよ。僕は世界中の人の毎日をその日のその人の気分で色を付けてあげるんだ。」
「へぇ…。それで、僕の何が珍しいって?」
「僕が見えるってことさ。大抵の人は皆。忙しくなったり、大人になるにつれて僕のことが見えなく…
 僕のことを見なくなっちゃうんだ。」
「そうか…」
色つき職人を名乗るその真っ白な小鳥が、あんまり切なそうに笑うもんだから。僕は何だか寂しくなって、言いたいことと共に涙を呑み込んだ。
「皆僕のことを、空のことを、子供のころの自分を、忘れてしまうんだ。誰も思い出さなくなる。
 忘れられた記憶は、思い出は小さく、小さく凋んでいって、最期には誰にも気づかれず。
 消えて行くんだ。僕は鳥に扮しているけど、本当は君の思い出の中。君が忘れてしまえば君の世界 から居なくなる。毎日の色なんて無くても好いものなんだからさ」
僕は逆流性食道炎を覚悟して、涙と共に言いたいことを吐き出した。
「それでも僕は忘れないさ。君のことを、大切な思い出のことを。今までの様に これからも永遠に。」
だけれど、僕の言いたいことは言葉にならずにやっと出てきたのはたった五〇語だった。それでも彼には僕の思いがとてもよく伝わったようで、彼はとても奇麗な雫を足元に落とすと
「ありがとう」
と言って月の裏側へ隠れてしまった。それから彼は毎晩のように僕の元へ来てくれるようになったのだ。

[50] 伊周 2014/10/29 17:52 P7/CvknBle8

 もう、あれから四六年経った。彼はもういない。僕に一日の色はない。もう、空なんてないんだ。
初めて彼と話したときからずっと。長い間の6分間は僕に色々なことを教えてくれた。僕の毎日は大抵が
鼠色に見えたのだというと彼は嬉しそうに笑って色の説明をしてくれた。
退屈な日はオレンジ、希望の満ち溢れた日は黄緑、落ち込んだ日は紺、イライラの日は赤、楽しみな日は初めてな日は桃、そして鼠色はウキウキ日和なんだって。楽しいなって思えた日は鼠色なんだって。
 彼は僕の中で透明になっていった。いなくなったわけじゃない。僕の世界は真っ暗になっていった。
三度目の戦争は僕の世界を暗く汚い色で塗りつぶしていった。真っ白だった彼の存在が黒く、黒くなっていく。そうしていつか見えなくなった。此処が何処なのかも分からなかった。空が何処なのかもさっぱりだ

そうしている間に彼が死んだことを知った。鴉の様な君がやってきてさようなら、と呟くと雫を残して消えた
僕は真っ青な空を見上げて泣いた。戦争は終っていた。君が見えなくなってから壁紙の空は変わらない。
毎日がオレンジ色だった。空にはたくさんの鳥が飛んでいた。だけど君はいなかった。
でも僕の眼にはそれらの鳥たちがオレンジ色に見えた。色つき職人が消えた月は透明で、それに続く道が不甲斐無く光っていた。君が飛んだ、僕が見上げたあの空はもうきっと月に食べられてしまった。
僕のオレンジ色の毎日は…奇麗な思い出と真っ白な君を置き去りにして僕だけを月へのエレベーターへ運んで行った。地球はオレンジ色だった。此処にもう人間はいない。置き去りにされた小さな命と空。
僕等は月へと移り住み、滅びゆく未来を唯々待っていた。君が消えたときの悲しみを胸に今。そっと息を引き取る。
誰にも気づかれず小さく、小さく凋んでいった僕は静かに消えていった。
さようなら
オレンジ色の毎日に別れを告げて僕は誰にも思い出されない思い出に進化する。
寂しくなった地球に戻って月の化け物に憐れみをくれてやると僕は君にこういうんだ
「僕は君も空も思い出も忘れやしなかった。」
僕の奇麗なままの思い出の一つになって先に死んでいった皆とのやくそくを漸く守ることになる。
真っ白な小鳥を肩に乗せてただいま、と。
月の化け物に手を振ってやろう。僕が世界の色になる。大きなパレットに身を投げて世界を染める。

ぼくはいろつきしょくにんだ

                                                            蝸牛

[51] 伊周 2014/10/29 18:00 P7/CvknBle8

やっぱりテンポが速い自分。(反省↓)

[52] 伊周 2014/10/29 18:01 P7/CvknBle8

追記:携帯がぶっ壊れた。さよならsiri

[53] 伊周 2014/10/30 21:13 4K/CvknBle8

新しいの思いついたんだが読んでくれる人はいるかな?

[54] しろたん 2014/10/30 21:34 2S/6DTpwY3q

ほい!

[55] リルケ 2014/10/30 22:44 7P/hxdQgjXt

読もう

[56] 伊周 2014/11/01 00:32 4K/CvknBle8

あざまぁっす!『おねがい』
――――――――――――――
「僕は…」
痛い、苦しい、怖い…寒い
「ん?」
何か言った?と首を傾げた。僕は首を横に振る。
だって、君にはわからないから。僕の気持ちなんて…ちっとも。
だって君は幸せの中。
痛みも、苦しみも、恐怖も…この、凍えるような寒さも。ちっとも感じないんでしょう?
僕の瞳から枯れることのない涙が流れた。いっそ、涙なんて枯れてしまえばいい。
君の忘れてしまった記憶。僕の忘れたい記憶。

「ぐぅ!」
「ははっ!弱い弱い!!」
「がはっ!」
村の隅。ストレス発散に僕を蹴飛ばす。村に来る軍人共と大差ない。僕にとってはみんな…みんな…
しかし、転機とはあるもので、天気とは変わらないものだ。
村は軍人に支配され、僕と僕を蹴飛ばす女の子は人身売買を経験し、2人してサーカスに雇われた。女の子は忘れてしまった。なにもかも。僕は居なくなってしまった。みんなの中から。
村の生き残りは僕と女の子だけだった。女の子には恋人がいた。大好きな男の子がいた。僕をよく蹴飛ばす男の子。僕はみんなの中から消えちゃったんだ。
「お前はロナフ。お前はライフだ。」
僕等は頷いた。道化師である僕等は薄く笑った。

君の心は笑った。僕のこと好き、好き、好き。そればっかり。“僕”のこと、ほんとはちっとも好きなんかじゃないのに。君は僕と二人の時、偶に笑った。僕じゃない。僕のじゃない。
ずっと欲しかったもの。手に入らなかった…。
友達も、恋人も、強さも、賢さも、お金も、娯楽も、快楽も、温かさも。恐怖と寒さに震える毎日。どこに行っても変わらない確かなこと。だけど、だけどもし。死んだあとに何かがあるのだとしたら、どこかがあるのだとしたら。来世、僕がもし生まれ変わることが出来たら。
その時は幸せになりたい。
“僕”のこと、好きだって言ってくれる人が欲しい。僕に笑ってくれる人が欲しい。

サーカスでの毎日は大変だった。苦しかった。村に居る時の方がマシだった。
僕らは双子として芸をこなし、僕はナイフ投げ。ライフは射的が十八番だ。少年兵時代、支流弾を投げていた僕と、ライフルを乱射していた君。“ライフ”と言う名前もオットーがふざけてつけたものだ。
僕ら二人は空中ブランコをよくやった。“双子の息の合いすぎた空中ブランコは世界一だ”何も知らない大人は言った。何も知らないくせに、偉そうに言った。毎日、失敗すれば罰を受け。この体につけられた傷の数を知らない大人たちは不細工に笑った。

[57] 伊周 2014/11/01 00:33 4K/CvknBle8

ある時、月夜に泣いていたライフの元に寄ると
「ねぇロナフ。こんなところに居られない、こんなことやっていられないよ…」
背中に大きな鞭痕をつけた君は声を殺した嗚咽を漏らした。僕は声を殺しながら笑ってしまった。僕は遂に君の中から名前すら消えてしまったから。誰も“僕”のこと。名前さえも忘れてしまったから。僕はライフの鞭痕に触れぬよう気をつけながらその背中を擦った。何か言おうと思ったけれど言葉が見当たらなかったから結局黙っていた。泣きやんだライフと手を繋いで宿舎に向かう。二段ベッドの上の段に続く梯子を上りながら君を見ると君もこちらを見て薄く笑った。でも…それでも、何でも忘れてしまう君は明日になったら今日の僕のことなんて忘れてしまうんでしょう?
 ― 僕は何の為に生きている?
答えは出てこない。唯、死への恐怖はもう感じなくなってしまっていた。それが怖かった。
その翌日。
「おい、新聞を取ってこい!!」
朝食を食べているときにオットーに嬲られてのろのろと立ち上がると新聞を取りに行く。すると、ポストの中には新聞ではない黄色い高貴な封筒。宛名は
『××様』
僕の名前だった。“僕”の名前だった。僕は急いで宿舎に戻り、枕の下にそれを隠すとまた急いで食堂に戻った。オットーに「遅い、この鈍間!!」とドヤされ、無言で席に戻る。きれいになったお皿を見つめること十五秒。僕はオットーを見るがオットーは低く笑っただけだった。
眠れる時間になって僕は漸く手紙を読んだ。
(誰からだろう…?)
『前略 ××様
   貴方は常人より遥かに高い魔力を御持ちになりました。
それによりマジックスクールへの入学許可が認められたことを告知致します。
 
   この度は誠におめでとう御座います。
   貴方の御入学を心よりお待ちしております。
   拒否される場合は四月三日迄に御本人が焼失させて下さい。

    みんなの幸せと明るい未来の為に

                         早々 マジックスクール校長  』
マジックスクール…お客さんが話しているのを聞いたことがある。魔法使いの学校。そして、幸せをくれる場所。望んだことが叶う場所。
― 応えは明白だった。
僕はその手紙を大事に大事に四月三日を待った。“一緒に居たい”ライフの顔を思い浮かべる。望んだことが叶うなら、これでライフも一緒に行けると思ったから。

[58] 伊周 2014/11/01 00:33 4K/CvknBle8

本当にその通りで、後日。僕らは二人してマジックスクールへの入学を果たした。
『君は何が欲しいんだい?』
『貴方は何ですか』
『私は神様だよ』
『じゃあ、僕に幸せをください』
『―――――――――』
自称神様は何か言って笑った。僕はその“何か”を覚えていない。久々に忘れた。
僕はマジックスクールで一六年過ごし、それでも神様が叶えてくれなかったもの。
ほんの少しのことだったと思ったのに。神様も叶えられなかったこと。
『“僕”のこと、好きだって言ってくれる人が欲しい。“僕”に笑ってくれる人が欲しい。』
“僕”に幸せをくれるには僕は汚過ぎたんでしょう?僕のお願いは我儘過ぎたんでしょう?
仕方ないよ。僕は沢山の人を殺し過ぎたんだ。ううん、誰も殺していないときから誰も僕のことなんてちっとも好きじゃなかったじゃないか。欲しかったけれどもういいよ。だって、僕が悪いんだから。
でも、そのかわりに。神様がまだ僕のお願い聞いてくれるなら。
僕が生まれ変わったらこの世界をほんの少しだけ。優しいものにしてください。
僕が生まれ変わって時、僕をこの世界にほんの少しでも好かれるものにしてください。

お願い、神様。

さようなら、神様。

[59] しあぴょん 2014/11/01 00:35 7P/hxdQgjXt

ちょっと暗いなあ

[60] 伊周 2014/11/01 00:45 4K/CvknBle8

あとがきてきなもの。

マジックスクールは死神が校長を務める異次元の学校。不幸な子供に届く入学許可書。その異次元はあの世に近くてあの世とは違うところ。不幸だった子供たちが自分の願いを現実に叶えたように見せる幻の世界。魔法、とはそういうもの。
例えば、性格も容姿も不細工で誰からも好かれずに虐待されていた子がこう願うんだ。
「私は人気者になりたい」
すると、誰からも好かれる子になれる。
例えば、戦争で父を失い。
「母さんを守れよ」
「うん」
って約束したのにそれが叶わず、一人になってしまった子がこう願うんだ。
「僕は強くなりたい」
すると、誰よりも強い心と力を手に入れて、もう誰も大切な人を失わずにすむ。
唯、現実世界では死んだことになってしまうけれど。
―――――――――――――――――
神様は僕のお願いを叶えてくれていた。ライフは本当の意味で“僕”のこと好いていたんだ。“僕”に笑ってくれた。でも、それに気がついたのは手遅れになってから。僕、馬鹿だよね。本当は幸せを貰っていたのに気付かないなんてさ。
ごめんね、ライフ。
ありがとう、神様。

[61] 伊周 2014/11/01 00:46 4K/CvknBle8

しあぴょん≫暗いのはお嫌いですか?

[62] しあぴょん 2014/11/01 00:56 7P/hxdQgjXt

>>61

いや、嫌いじゃないんだけど
作者の心情とかを考えてしまうから
ちょっと気になる

[63] しあぴょん 2014/11/01 00:57 7P/hxdQgjXt



読んだ
おつ。

[64] しあぴょん 2014/11/01 00:59 7P/hxdQgjXt

何故登場人物にこんな考え方をさせるんだろうとか。

伝わらないだろうね。

[65] しあぴょん 2014/11/01 01:01 7P/hxdQgjXt

あんまりマジレスしたくないのよw

暗いけどおもろかったよ

[66] 伊周 2014/11/01 01:01 4K/CvknBle8

しあぴょん≫wwなんか有難いけど…唯の厨弐病抜けない阿保な高校生だから気にすんなw  読んでくれてありがとう。
心情って言うのはこういうのに繁栄されてるものだぜ?w現状報告になるのだが…
――――――――――――――――
『我が家に有りがちなこと』
響き渡る長女の怒鳴り声。
「五月蠅いっ!!」
それに返された母の声もまた、姉とよく似たしゃがれた怒鳴り声だった。
リビングから次女の啜り泣きながらも怒鳴る声。妹は風呂からあがるとすぐに二階へ駆けて行く。アイツ逃げやがったな、畜生。
僕の部屋にノックもなしに入って来た母はいつもみたいに泣きながら僕に長女の愚痴を零す。僕はヘッドフォンを少しずらすと右から左へ母の声を聞き流す。
―ああ、そう、ふうん、そっかぁ、そりゃ大変だ、困ったね、酷いな、
相槌を打ってやればいい。巻き込まれるのは御免だ。母が満足したように僕の部屋から立ち去る。ドアくらい締めてけっつぅの。自分で立つのも面倒だから
「ココア!」
僕は少し大きな声を出す。怒鳴り声にならないよう、出来るだけ優しい発音で。
すぐに床を爪で引っ掻いたような音と小さな荒い息。そのまま音はドアの前で固定される。机の引き出しから犬用のジャーキーを取り出すとココアに向き直る。
「おいで」
ココアはそのままタカタカ駆けてきて、僕の足元でお座りする。頭を撫でると素直にジャーキーをやった。
ココアは部屋のドアへ向かうと手慣れた仕草で器用に僕の部屋のドアを閉めた。そのまま再び僕の足元に来ると僕は適当な大きさのクッション(あまり綿が入り過ぎておらず、座布団代りに為る様なもの)をそのあたりに置いた。そこに蹲る様にして寝息を立て始めるココアに膝に掛けていたブランケットを掛けた。
ココアは顔をあげ、何事もなかったように眼を瞑った。親友ならではの挨拶。
『何かあったらすぐ先生に言ってね』
連絡帳もどきに書かれたその文字をもう一度読む。ヘッドフォンからは相変わらず誰も知らない曲が流れていた。怒鳴り声をかき消すように大音量で流れてくる音楽はBGMと言うにはどうも騒がし過ぎるなぁ。
リビングで大きな物音がして何かが割れる音、母のヒステリックな声、次女の悲鳴が小さく聞こえた。
僕は小さく溜息を吐くと音量をまた少し上げて
『心配いりません。我が家は今日もいたって平凡です』
と書いて、連絡帳もどきを閉じ、足元のココアを抱き上げ、膝に寝かせると目を閉じた。温かく寝息を立てるダックスフントはどんなブランケットより心地がいい。
しばらくして、いつの間にかココアが膝の上に居ない。音楽を止めてみるとリビングから長女、母の笑い声がする。テレビでも見ているのだろう。僕はPCをシャットダウンすると欠伸をしてリビングに向かった。
お腹が空いたからだ。時計を見るととうに〇時を回っていた。ココアは自分の小屋の中、沈黙。
妹はあのまま自分のベッドで眠ったらしい。次女が自室で啜り泣いている声が廊下に響いていた。
母と長女に完全に存在を無視されつつ、レンジに頼った夕飯を済ませると適当な歯磨きをして風呂に入った。
『ぶるるるるる』
口を湯船に沈めた。母以外の三人が入ったとは思えない程透き通ったお湯。そう言えば次女と妹は生理だって言っていた…。長女はいつも湯船につからないし。事実、僕が一番みたいなものか。
リビングから聞こえてくる下品な笑い声が大嫌いで、耳を塞いでみた。それでも声は聞こえてくる。僕は観念すると大人しく体だの頭だのを洗ってあがった。本当なら「あがったよ」って言いに行かなければならなかったが、気が向かないからそのまま自分のベッドで眠った。いつの間にか僕のベッドに入り込んでいたココアに苦笑し「お前は猫か」なんて無意味な突っ込みをすると床につく。犬って温かい。ココアを抱いて目を瞑る。今宵は…って言ってももう日付変わっているんだけれど…良い夢が見られそうだ。
「おやすみ」

[67] 伊周 2014/11/01 01:03 4K/CvknBle8

64≫ww
65≫ありがとう

[68] 伊周 2014/11/01 01:04 4K/CvknBle8

「洸」

僕の住む国は戦争をしていた。アメリカに住んでいた僕の父は陸軍で、偉かったそうだ。会えないけれど、僕は優しい父の字が大好きだった。尊敬していた。自慢だった。
ある日、久々に帰って来た父は「キャッチボールをしよう」と言った。
僕と父は朝から夕方までずっとキャッチボールをしていた。単純なボールの投げ合い。父と僕は色んな話をした。僕の学校のこと。友達のこと。好きな子のこと。そして、
父の仕事のこと。友達のこと。母のこと。僕が父に
「大好きだよ、パパ」
って、抱きついたらパパは僕の小さな体を大きな腕で抱きしめて
「パパもさ」
僕は嬉しくて、嬉しくて。此処に父が居ることが夢のようで泣いた。

翌日早朝。

「寝ていてもいいぞ」と笑った父に僕は眼を擦りながら「眠くない」と言ったのを覚えている。僕が堪らなく抱きつくと父は
「またキャッチボールしような」
と笑った。顔さえ見えなかったものの、僕を抱きしめた父の声は確かに優しく微笑んでいた。僕は唯、しゃっくりをあげながら頷くことしか出来なかった。そんな僕から少し離れると屈んで僕の頭を撫でる。無言で微笑み、唯。撫でていた。
僕は何だかこれが最後な気がして泣きそうになった。

[69] 伊周 2014/11/01 01:05 4K/CvknBle8

そう、つまり。僕は泣き虫だった。学校でもいじめられっ子だったし、よく泣いた。
そんな僕に向かって父はすく、と立ち上がると敬礼して真面目な顔をし
「いってきます」
僕も涙をぬぐって口を噤んで敬礼をした。
「いってらっしゃい」
そう言ったのは僕ではなく涙声の母だった。父は母を抱きしめるとその後もう一度笑顔で敬礼し、振り返らずに出て行った。啜り泣く母の声を耳に僕は家を飛び出して行った。
「パパ!!」
しかし、父の姿はなかった。僕は道端にへたり込んだ。

それから暫く経って、僕も知っている父の友達が僕を抱きながら父が死んだと言った。
母が号泣した。僕も泣きそうになった。だけど、父の友達が僕を離して
「泣くな」
と言ったから、泣かなかった。パパがそう言っているみたいな感じがした。
「お前の父さんは、×××は立派な男だ。…だから、お前も立派になれ。強くなれ」
僕は誓った。パパの為に強くなろう、と。
これから生きていく皆の為に。泣き虫で弱虫だった僕の為に。…僕はパパの誇りになろう、と。
「僕は…僕は強くなりたい。これからママを守れるような、強い男になりたい。」
パパの友達はゆっくりと頷いて、僕の頭を撫でた。それはやっぱりパパのとは違った。

[70] 伊周 2014/11/01 01:06 4K/CvknBle8

僕は自分の手の甲で涙を拭った。もう、泣かない。…そう誓った。

『弱いものを救おう。弱い自分を倒そう』

End.

[71] 伊周 2014/11/01 01:08 4K/CvknBle8

>>60の戦争っぽい話書いてみた。終わり方がACのCMっぽいのは気にすんなw

[72] 伊周 2014/11/01 01:19 4K/CvknBle8

じゃあ、明日は大事な予定があるので→知りたい人(?)は恋バナのところの「俺の先輩がレズなんだが」を見に来てくれさい。(気が向いたら、でもいいのでレスしてくれると嬉しい)
でわでわ、おやすみです

[73] しあ 2014/11/01 01:19 7P/hxdQgjXt

読んだ
おつ。

[74] しろたん 2014/11/01 04:28 2S/D6yZEhNt

よんだぁ!!
おつかれ!
ありがとう!

[75] 伊周 2014/11/01 14:52 4K/CvknBle8

73、74≫さんくす。

[76] 伊周 2014/11/08 12:51 4K/CvknBle8

pc直ったw

[77] しろたん 2014/11/08 17:29 2S/6DTpwY3q

おめと・*・:≡( ε:)イェイ

[78] 伊周 2014/11/08 17:52 4K/CvknBle8

投下まで暫しお待ちを

[79] 伊周(もうすぐクリスマスかな、と先走りまして) 2014/11/10 00:36 4K/CvknBle8

今日はいい天気ですね。さて、この雨を降らせるのも、おひさまを呼ぶのも。風を吹かせるのも、雲を生むのも。すべて神様です。世界には沢山の神様が存在しています。信じる心が神様をつくるのです。
ところで、みなさんお時間よろしいでしょうか。
ならば、神様の話をいたしましょう。名もなき、一人の神様の話を…。

[80] 伊周(もうすぐクリスマスかな、と先走りまして) 2014/11/10 00:37 4K/CvknBle8

あるところに女の子と、見習いの神様がいました。見習いの神様はまだ見習いなので感情がありません。神様は幸福の神様になりたかったのですが、世界には既に幸福の神様が大勢いるので見習いの神様は幸福の神様にはなれませんでした。だから、見習いの神様は何の神様でもなく、今日ものんびり雲の上でお昼寝をしていました。
あるところにいた女の子はミチルと言う名前ではなく、ましてやチルチルと言う兄を持つわけでもなく。青い鳥が家に居る訳でも、捜しているわけでも、捜しに行くわけでもありませんでしたがこう言いました。
「なんで私の所にサンタさんは来てくれないのかな」
何の神様でもない神様は偶々それを聞いていて、まだまだクリスマスは先だって言うのにそのミチルと言う名前ではなく、ましてやチルチルと言う兄を持つわけでもない、青い鳥の居場所なんて考えたこともない女の子がサンタさんからプレゼントを貰えないと心配しているということがとても可哀想になりました。世界中に居るどんな子供より、この子が可哀想に見えたのです。(こののんびり昼寝ばかりしている神様の目はまさに節穴ですが、幸せの神様と言うものは大体みんなそうなのです。誰が不幸なのか、誰を助けるべきかわからないから神社なんかをたてて「助けて下さい」って言いに来た人を助けるんです。)
そして、暇で暇で仕方がなさそうなその神様はその子のサンタさんになってあげようと思ったのです。その女の子だけのサンタさんに。
いつも眠そうな神様は女の子の欲しいものを一生懸命考えました。だって、その女の子はいくらクリスマスが迫ってもサンタさんに手紙なんて書きませんから、お昼寝ばかりしていたこの神様にはさっぱり女の子の欲しいものが分らなかったのです。
お日様とハミングしていた神様はサンタさんになろうと決めたその日から、次第に下界を、女の子を見ていることが多くなってゆきました。そして、その無邪気な女の子を見守るうちにまるで自分の娘の様な、そんな愛しさを感じていました。しかし、馬鹿な神様はまだその心の温もりの正体がわからずにいました。
 女の子はリタ、という可愛い名前を持っていました。それに、少ないけれどお友達もいて、少しだけ…幸せそうで。毎日おいしいご飯を食べて、服を着て、学校に行って、お風呂に入って、布団で眠るだけのお金がありました。それしか出来ないけれど、それだけのことが出来るお金がありました。女の子は別段いい子と言うわけでもなく、時々居眠りをしたりしました。…だけど。時々お年寄りの歩道を渡る手伝いをする、そんな子でした。暇ではなくなった神様はそんなリタを眺め、いつの間にか微笑んでいました。
「ねぇ、いったい君は何が欲しいんだい?」
リタは一向に欲しいものを言いません。少し男前になった神様は困ってしまいました。いっそのこと、
『今日のクリスマスはきっとサンタさんが来るから、何が欲しいのか手紙に書いておくんだよ』
と、リタに言いに行こうかと思いました。クリスマスの夜は今晩に迫ってきているのです。
「…待てよ?…っ!そうか、その手があった!!」
名もなき神様は立ち上がり、ぴょーんと雲から飛び降りると空を落ちて行きます。地上が近付くとくるりと宙返りをして、人間に化けてしまいました。立ち並ぶ店のウィンドウを鏡がわりにして帽子を被り直すとまるで英国紳士の様な立ち振る舞いでリタの元に向かいました。少し調子に乗ってきた神様の金髪はドイツの冬風に靡き、人々を魅了します。

[81] 伊周(もうすぐクリスマスかな、と先走りまして) 2014/11/10 00:37 4K/CvknBle8

「リタ」
丁度友達と別れ学校帰りのリタを見つけ、イケメンな神様はリタに微笑み、小走りでリタの元へ向かい
「…?」
振向いたリタは金髪の英国紳士風な神様に対し、クエスチョンマークを浮かべました。
「だれ…?」
傍から見たら不審者に見えるであろう神様は「え、ぼくだよぼく。ずっと見ていたじゃないか!」なんて変質者の様な台詞を言いそうになったがどうにか留まり、しかしリタへの返答が見当たらず
「ぼくは…ええっと…」
と、言いながらリタから目を逸らし、リタはそんなダメな神様をじぃっと考え込むように見つめていましたが、いきなり
「わかった!おじちゃん、りたのぱぱでしょう?」
ぱん、と手をたたき瞳を輝かせました。金髪カールのリタは確かにコミュ症神様と同じ“金髪”ではありましが、リタを黄色だとするならどもりまくる神様が扮した人は金。それにこの顔だけいい神様はストレートで蒼眼。リタの眼は翡翠に近い緑色でした。サンタになりたい神様扮するこのイケメン君が本当にいたとしてもリタの血縁上の親であることはあり得ない、と神様は決め付けました。しかし、決め付け神様は知っていたのです。リタには父がなく、その記憶すらないこと。そして、リタはいつかその顔も知らぬ父が自分に逢いに来てくれると信じているということを。そしてもう一つ。リタの父は戦死しているということも、リタのことが大好きな神様は知っていたのでした。
「あぁ。うん…そう、そうだよ」
キラキラと輝いたリタの瞳を悲しみと絶望、落胆の色に溺れさせることはできませんでした。神様の世界で嘘を吐くことは大罪であるということを勿論。見習いの神様もわかっていましたが、それでも。幸せの神様になりたかった神様は嘘を吐きました。リタはそんな優しい神様に抱きついて
「会いたかった…」
と言いました。その眼からは綺麗な雫が零れ、その涙は赤子の産声と共に零れる涙のようにどこまでも清く、幸せに満ちていました。鈍い神様はまだ気が付きません。
「ありがとう、サンタさん…」
リタはぽつりと呟いて、漸く現れた“パパ”に抱きあげられ、家へ帰りました。リタのサンタクロースになった神様はやっとリタの欲しかったものを知り、それをプレゼントすることができたのです。そして、リタのその呟きを聞いて漸く。自分はとうに感情を手に入れた、“リタの”幸せの神様であったことに気がついたのです。
「ありがとう、リタ。」
たった一人の女の子の神様はリタに言い、リタはその意を理解していないでしょうが
「うん…」
と頷いたのです。幸せの神様は自分の、自分だけの小さな幸せ(“サンタクロース”)をしっかりと抱きしめてリタの家に帰り、リタの母親に自分が神であったことを伏せて事情を話し、一日だけの“パパ”になったのです。

でも、この優しい神様は嘘を吐いてしまいました。理由がどうであれ、嘘は嘘。
クリスマスの朝。リタの幸せの神様は誰にも知られずに誰にも知られない小さな星になりました。
誰も神様のことを覚えていません。リタの中でさえ、神様は幻になってしまったのです。
しかし、神様は最期までリタの頭を撫で、笑っていたといいます。その理由はもう、誰にもわかりませんが、私はこの見習いの神様は本当の意味で幸せの神様になれたからではないかと思います。だって、たった一時でも“リタ”と言う女の子に幸せをあげた神様がいたことは世界中の神様がいくら消してしまおうとしても消し切れない事実なのです。
あのクリスマスの日、リタが確かにお父さんに逢ったことは周りがどう言おうと幻なんかじゃないのです。
神様は感情を手に入れました。それが神様が神様であったことの証拠。誰がなんと言おうと、彼は私の神様です。

空で瞬く星たちの中に私を見守っていてくれる幸せの神様の星がある。私はそう信じてる。

[82] 伊周(もうすぐクリスマスかな、と先走りまして) 2014/11/10 00:52 4K/CvknBle8

どうでしょうか…。(やっぱりハイテンポですかね??)
ええっと、未だに俺はサンタさんを信じてます。で、サンタの話を書こうと思ったらこの話ができました。舞台は読んでわかる(わかるよね?)通りドイツ。俺的にドイツは日本と並んで好きな国なんですよ(照)←何故照れる!?!
それで…リタは恐らく小学一年生くらいの設定です(最近の小一わからんけど…)
なんか、いいたいこと(?)が伝わったかわからないのですが、この話はいつの間にか神様にしてもらった(プレゼント的な感じ)神様とリタの感じが書きたくて…。あー、言葉を重ねるごとに伝わりにくくなっていく様な…。まぁ、雰囲気は伝わったと思うので(思いたい!!)そんな感じです。

あ、ところで、ここでうpしてる自分のssは(無断)転載禁止なので、コピペしたり(自分もワードからコピペだけどww)ましてや自分のだよーって公表したりしないでくださいね(するようなものでもないし、しないと思うけれど…っていうか、これ(等)を自分のだって言っても恥ずかしいだけだと思うし…)まぁ、一応言っておこう、ってだけなので、不快に思った方がいたらめちゃくちゃごめんなさい!!(画面越しに土下座します)

[83] 伊周 2014/11/10 00:55 4K/CvknBle8

なんかいろいろ失礼でごめんなさい(82)
でわ、おやすみです

[84] 伊周 2014/11/10 01:03 4K/CvknBle8

あ、あと、この話まだ題名決まってなくて…もしよろしければ付けて貰えますか(願)
沢山案があれば民主的に決めようと思いますので

[85] しろたん 2014/11/14 10:50 ZW/2zKgvIq0

伊周さーん、読んだよー!
そういえば、これ、第三者の視点だね!
珍しい・・・(ノ*ˇ∀ˇ)ノおぉ♪

最後はハッピーエンドであり、少し悲しいものになってますね。
リタは幸せだけど、神様はお星様に・・・という。
面白かったです!

というか、絵本・・・?のようでした(><。

お疲れ様です!

・・・あ!!
恐れながら、私はタイトル付けは遠慮させていただきますー(><。
伊周さんの作品に私なんかがタイトルをつけるなんて恐れおおい・・・ヽ(´Д`;)ノアゥ...
なんかすみません(;´∀`)

[86] しろたん 2014/11/14 10:53 ZW/2zKgvIq0

あ、それと話は変わりますが。

小説公開しました(><。

でも、予定では12月に公開するはずだったのに、編集中に間違えて宣伝ボタンおしちゃって・・・。
だから仕方なく完結ボタンも押してやったよ(/>_<)/

こんな悲しい公開があっていいのか・・・(><。

まぁ、良ければ読んでくださいね(笑)
駄作ですが。
駄作ですが!!!
↑大事なので2回言います。

伊周さんの足元にも及ばないほどです。
覚悟してお読みください(笑)

では( ̄^ ̄)ゞ

[87] しろたん 2014/11/14 10:55 ZW/2zKgvIq0

あ、えっと・・・
野いちごで

「アオノ」と言う名前で、

「ホワイトクリスマス」
というものを書かせていただきました。

感想つけてもらえる場合は、野いちごの感想ノートにてお願いします。そして、アドバイスがあれば、良ければ・・・お願いします・・・(>人<;)

いえいえ!読んでいただけるだけでも嬉しいので、無しでもいいんですよ!?はい。

( ̄^ ̄)ゞ

[88] 名も無きザビラー@ザ掲示板 2014/11/14 22:04 4K/CvknBle8

しろたん≫いえいえ、読んでくれてありがとうございました!!まだメルアド回復しておらず、アカウント(?)ないのですが見れそうだったら読ませて頂きますね。

[89] 伊周(名前入れ忘れた↑) 2014/11/14 22:26 4K/CvknBle8

読みました!なんだか…初々しくて、純粋で。学生ならでは…っと言うか、不慣れな二人だからこその世界観がとても素敵だと思います!!
俺は恋愛小説書くの、苦手なので(練習中)羨ましいですよ…。
アドバイス…というより、個人的な願望ですが沙紀のクリスマス当日。とか書いてみたら面白いかもですよ^^

[90] しろたん 2014/11/15 01:05 ZW/0oWoridc

あー、沙紀ですか。
その発想はなかったですw
ちょこっとだけ入れても良かったかもですねw

「奈菜、大丈夫かなぁー」
的な(・∀・)

丁寧なご感想ありがとうございます!!
うれしいです!

伊周さんの恋愛、また見せてください!
伊周さんの書く作品はなんでも好きなので、ウェルカム状態ですw

[91] 伊周 2014/11/15 15:04 4K/CvknBle8

ありがとう!!褒められると自惚れますよ、俺w(自惚れついでに恋愛、書こうかな…)リアルダメダメなのにねwww 

[92] しろたん 2014/11/15 20:43 ZW/t2WJT51q

リアルは仕方ない!(´Д`)

うんうん、自惚れちゃえ自惚れちゃえ!w

あ、ついでに・・・
また作品公開しました!
良ければ読んでください!
タイトル↓
「先生と私。」

です!
前と同じサイトで、同じペンネで探してください(><。

[93] 伊周 2014/11/16 12:01 4K/CvknBle8

ありがとうございます。
こうして誰かが読んでくれると思うと、気合入ります!
おk。

[94] しろたん 2014/11/16 12:13 ZW/2zKgvIq0

恋愛楽しみにしてますね!

[95] 伊周 2014/11/16 12:47 4K/CvknBle8

はい、途中で挫折しなければ…。
ここにうpしますので、その時は読んでくださいねおrz

[96] 伊周 2014/11/16 13:05 4K/CvknBle8

『money』

「お金と私、どっちが大事なの?」
「お金…」

パシンっ

痛む頬に手を添えた。
「馬鹿!!」

バタンっ

閉じられた戸を見つめた。頬より痛む心臓の辺りに頬に添えていた手をあてた。
「馬鹿…?」
―― だって、お金がなくちゃ僕は君を守ってやれないんだ。お金がなくちゃ君は僕の元から離れてしまうんだ。それなのに 君を守りたくて、君に傍に居てほしい僕は…
「どうすればいい?」
目から自然に出た涙は僕の頬を伝って立ち尽くす僕の服の襟辺りに染みた。

キィ…

「ミツバ様…」
涙を乱雑に手の甲で拭うと振り向いた。
「なに?」
「イズミ様を御捜しに致しましょうか…?」
溜息混じりにそう言ったじいに僕は首を横に振った。僕の所にイズミが来てから、今日みたいにイズミが出て行ってしまうのは何度もあった。頻繁に出て行ってしまう、そんな彼女を僕は毎度捜し、ここに戻る。だけど、本当はわかっているんだ…。彼女はここが、僕の隣が、嫌いなんだ。幾ら捜しても逃げてしまう。幾ら僕が胸を痛めようとも彼女は構わず去って行く。
「いいよ」
僕はもう一度、今度は口に出してじいの申し出を断った。
「もういい…。」
じいは何か言いたそうにしたけれど、気づかないふりをして笑った。そのまま部屋を出て行ったじいを見送ると僕は溜息を洩らした。
「ぼくは…。」
自室にあるベッドに腰かけると僕はこの部屋に居ない誰かから隠すように自分の顔を片手で覆った。目元を手で隠したはずなのに、瞑った瞼は眩しい光の存在を隠し切れない様だった。自分の目元を覆っていた筈の左手は誰かの手の感覚を伝えている。俯かせていた顔をあげてその手の主を確認する。

[97] 伊周 2014/11/16 13:07 4K/CvknBle8

「…イズミ」
優しく微笑む彼女は僕の愛したイズミだ。いつだって、泣き虫だった僕に優しくしてくれて…。
それなのに、それでも、泣き虫で、君を傷つけてばかりの僕を守ってくれた。今度は僕の番。…そう、思っていたのに。僕はまた君を傷つけて…。
「僕は…僕は…」
涙のせいでぼやけて見えるイズミは確かに優しく微笑んで…
「怒ってないわ」
綺麗な蒼い瞳から涙が零れおちるのを眺めた。
「貴方のことが好きだから…。だから、悲しかっただけなのよ…」
イズミは僕の手を握っていない方の手を僕の頬に添え、僕の頭を抱くようにして僕を抱きしめた。
「ミツバのことを…愛しているから…」
「い…ず…み…」
「迎えに来て…。私を…貴方の元へ。」
『導いて』

ぱちっ

いつの間にか眠ってしまっていたようだ。
「夢…」
僕の顔には涙の流れた跡がしっかりと残されて、イズミの温かさは消えていた。
「イズミ…」
流れ出そうな涙を堪えて、僕はコートを羽織ると早朝の街へ。今まで行ったことのある場所、行ったことのない場所。行きたかった場所、行こうと約束していた場所。空腹を忘れた。倦怠感を忘れた。泣くのを忘れた。
僕は全てを忘れて、イズミを捜し回った。ふと、時を思い出すと空は満天の星空だった。そして、
「ここに…いたんだね。」
「ミツバ…」
僕がプロポーズした丘の上。イズミの靡く金色の髪が輝いて見えた。
「僕の元に…僕の隣に。帰ってきてはくれない…?」
僕はイズミに手を差し出す。
「いやよ…。だって、ミツバは私を愛してくれないのでしょう?」
「そんなことない!僕は、君を、イズミを、世界で一番愛してる!!誰よりも、いつまでも!」

[98] 伊周 2014/11/16 13:09 4K/CvknBle8


気づけば僕の手は僕の両脇で二つ揃って握り拳を作っていて、唇と両眼も固く閉じていた。

くすっ

うっすら、恐る恐る目をあけ、体から力が抜いてゆく。イズミは片手を口元に添え、静かに笑っていた。
「ミツバが私に初めて告白したのもここだったわね…。散歩に行こう、なんてらしくないことを言って、ここで星をみた―

『僕は弱虫だし、泣き虫で…。君に迷惑ばかりかけたし、頼りないかもしれないけど…。僕、君を守ろうと思うんだ。君を傷つける全てのものから…。僕の持てる全てのものを犠牲にしても、君を守ってゆきたいと思ったんだ。だから、だから…君のこと、恋人として、君のパートナーとして。僕に守らせてくれない?』

そう、今みたいに必死になって言った貴方が愛しくて、愛しくて。」
あの時を思い出すように眼を瞑って空を仰いだイズミに僕は深く深呼吸をしていった。
「僕は世界で一番、何よりも君が大切で、何よりも愛してる。世界中の誰よりも君を愛してる。それだけは今も昔も変わらず、自信を持って言える。」
「じゃあ、なんであんなこと…」
「だって、だってね。君は僕が君の主だから、傍にいてくれるんでしょう?僕が君の主だから、愛してくれるんでしょう?それにね、幾ら僕が君を愛しても、君を悲しみから救ってあげることなんてできないんだ…。お金がなくちゃ僕は君を守ってやれないんだ。愛なんかじゃ痛みは消えない。お金がなくちゃ君は僕の元から離れてしまうんだ。それなのに僕は君を守りたくて、君に傍に居てほしいくて…」

[99] 伊周 2014/11/16 13:10 4K/CvknBle8

自分で言いながら情けなくなる。そんな僕を愛してくれた君の前で僕は必死に涙を堪えた。
でも、君は僕に微笑んで一言
「馬鹿ね。」
って言って、僕を抱きしめる。
「私は我が主、ミツバ様として貴方を愛しているんじゃないの…。一人の人間として、男として。私はミツバ、貴方を愛しているのよ。」
遂に僕の涙は零れおちた。あとから、あとから溢れだす涙を止めることなんて出来なかった。どうでも良かった。
「私はなにがあってもミツバの傍に居るわ。ずっと…ずっと…」
耳元で囁く様なイズミの優しい声は僕の心臓の辺りをきゅうって締め付けて、息苦しくさせた。
お金に埋もれて、お金しか信用できなかった僕に優しく接してくれた。愛を教えてくれた。僕を人間にしてくれた。たった一人の大切な存在。僕に、お金で買えないものを教えてくれた。大事な人。
「僕は…。僕はミツバだから、四つ葉じゃないから、君に幸せをあげれるかわからない」
「うん、知ってる。」
「でも、君に僕の持ってる全ての愛情を注ごうと思う。君の教えてくれたこの愛情を、君に捧げようと思う」
「うん、わかってるわ。」
「僕はそんなことしかできないけれど…それでもずっと傍にいてくれる?」
「うん…。それで十分よ」
「イズミ…愛してる」
「私も、愛してるわ…ミツバ」
                               end.

あとがき。

オチが糞でごめん。題名が糞でごめん。文章力が糞でごめん。設定が糞分かり難くてごめん。内容なくてごめん。
とりあえず設定。ほとんど決まってない様なもんでごめん。

ミツバ:金持ち。過去に人間不信に陥り、金に溺れる。その当時偶々買ったのがイズミである。
イズミ:悪く言えば奴隷。悪く言わなければ召使。古くからミツバに仕えている。

以上。謝ることが多すぎるので書き逃げする。

[100] 伊周 2014/11/16 13:11 4K/CvknBle8

あんま恋愛小説にならんかった…↓

先生と私、読んでみてるがもうちょいかかりそう…。

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