自己満小説です。(身内向け)
※スレ主は文章力は高くないので上手いのをお求めの方は閉じることをお勧めします。
時々友達も参加しますw
生きてるのでメールします
大阪の地震大丈夫でしたか?
璃天さんですよね?
大丈夫です!
はい!!
闇の大剣豪さんが無事で安心しました。
ネットの噂では
もうじき南海トラフが来るそうです!
なので備えておいた方がいいですね
あとジャッキーと雲仙の激突が熱すぎる!!
お互い信用してるから
本気が出せるのか
おまけ
ドラクエ糧の歴史
かつて魔王【ディア】が世界を支配していた
それを倒したのが6人の戦士たち
瑠璃・草原の民
レオンやスコール、璃天、ピエールなどだった
璃天がリーダーを務めていた
魔王を倒した6人は政府を設立
そしてある玉座にそれぞれの武器を刺し
独裁者がいない誓いをする
しかし800年後、その末裔たちは
横暴な支配者となった
璃天だけは不老手術を受け
生きている
現在、璃天は五老人に世界の統治を任せている
そして璃天は、危険人物の排除を五老人に命令することがある
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに10000回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと100年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)
俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)
これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん)
コピペをしてから痔が治りました。(早稲田大学教授A氏)
信じられますか?この威力。
d26.GkanagawaFL5.vectant.ne.jp (;´Д`)
まだ闇の大剣豪が魔王軍所属しているころのお話
闇の大魔王に降伏勧告の使者として闇の大剣豪が人間界に派遣されたのであった。
闇の大剣豪「人間に対する憎悪が消えたわけではないが魔界は広さゆえに管轄外の区域もあるから人間の相手は本来している場合じゃないか…だったら人間なんかと別に戦わくていいだろ…格が違うのはもう戦わなくてもわかるんだからさ…」
闇の大剣豪は独り言で愚痴をぼやきながら魔界討伐軍の基地へと向かう
頭領の超賢者華星人と会うためだ
超流星人「来たか。魔王軍の使者」
闇の大剣豪「おいおい…身構えるなよ…戦いに来たわけじゃねえんだから」
超流星人「親父…頭領はまだ会う準備ができてなくてな10分ぐらいそこで待ってろ妙なことはするなよ」
闇の大剣豪「ああわかった…それと一つ。俺独り言が癖でよ。まああんまり気にしないでくれ」
超流星人「妙なことはするなと今言ったばかりだが?」
超流星人の言ってる言葉などお構いなしに闇の大剣豪はぶつぶつ言いだす
闇の大剣豪「困るぜ…確かに親父の強さはちびるぐらいやばいけどよ…どうしてわざわざ人間と戦うのかね…人間側の人間側だ…力で勝てないとわかってるのに力で立ち向かおうとする…まったく不毛だ」
超流星人「貴様!!」
超流星人は槍でついてくるが闇の大剣豪は独り言を続けながら悠々よける
闇の大剣豪「それに親父…闇の大魔王なら人間は簡単に一捻りで終わるだろう…でも俺は闇の大魔王じゃない。だからここにいる人間その気になれば俺ぐらいは殺せるだろう。俺だって命は惜しいし戦いたくない。」
超流星人「何を言い出すかと思えば…貴様の王は人間に喧嘩を売った。今更戻ろうとでも?ふざけてるだろ」
闇の大剣豪「…ごもっともだね…親父はふざけてる。王様が喧嘩を売すと決めたら自動的に兵も国民も喧嘩を売らなきゃならない。いい迷惑だ王が言ったら民も兵も気持ちは同じと決めつける。あんたの所もそうじゃないのか?お前俺と歳そんな変わらないだろ?なのに討伐軍の兵士なんかやっちゃって…同情するぜ」
超流星人「お生憎様だ。俺は俺の意思で魔族をぶった斬ってやろうと思ってるんだ!俺は悪い奴は嫌いなんでな!」
独り言といいつつ会話が成立しているがお構いなしに二人は続ける
超流星人「そんな悟りきったことを言ってる割に魔王の言うなり。あんたみたいなやつが俺は一番嫌いだ!文句があるならかえって魔王に言えばいいだろ。討伐軍に謝れと!もっとも許す気はないけどな」
闇の大剣豪「…早とちりだ。すれば俺が殺されるにきまってるだろ。万が一それで俺が親父…つまり魔王を討ち取れたとしても魔界は変わるのか?変わらないね」
闇の大剣豪「魔界の王を殺害した魔界の悪党に俺がなるだけで当然人間界に逃げ込んでも俺を迫害するだろ?そして魔族の生き方が変わるわけではない。言ったろ?俺は親父と違って戦いたくないんだよ」
闇の大剣豪「だが…親父を超える人望を持ったその時…俺は偉大な魔王となる。それまでの間滅ぼされるな。わかったか人間」
超流星人はその言葉にきょとんとする。ここまで敵地で堂々と偉そうなことを言ってくる使者など普通いない
兵士「無礼者め!斬ってやろうか?」
闇の大剣豪「そうするか?別にいいぜ。俺は戦場で理不尽に死ぬより言いたいことを相手に言って死んだほうが本望だ。」
超賢者華星人「待てそこまでじゃ!使者よ要件を聞こう」
兵士「頭領…」
闇の大剣豪は簡単に説明する降伏しろということを
超賢者華星人「それはできない相談じゃ」
闇の大剣豪「残念だ…せいぜい殺されないよう頑張ってくれ…俺は帰るわ」
闇の大剣豪はそう言って立ち去ろうとするが
超賢者華星人「待て!さっきの息子との話のやり取り実は全部聞かせてもらってたな」
闇の大剣豪「!!…じゃあ忙しみたいなことを言ってたのは嘘だったのか」
超賢者華星人「ああ…お前さんの人物像を確かめるためにな…それを聞いたうえで言うがわしからのお前に対する提案じゃ。お前さんが次期魔王になり魔界の秩序はお前さんが保て。名はなんという?」
闇の大剣豪「闇の大剣豪…真名 サンシャだ!」
超賢者華星人「サンシャ…お前さんが次の魔王になるために命は大切にしろお前さんが魔王になるであろう時期にわしは息子超流星人を人間界の王にする。わしの世代は無理でも息子の世代は平和で会ってほしい。わしからの願いじゃ」
超賢者華星人「戦争前にお前さんみたいな者が魔界にいるとわかってそして話ができてよかったわい」
闇の大剣豪はまだ素直になれずこう言い残して去っていく
闇の大剣豪「ちっ…じゃあせいぜいその息子を一人前にするまでに親父に殺されないよう頼むぜまったく…」
今まで全然案が上がりませんでしたが璃天さんの話を見て俺も昔の話の裏側を書いてみたくなりましたw
璃天さんが不老不死となり世界を安定させる。
現実にもあってほしい話だ。
人は考えは必ずずれてくるから導ける絶対的存在はやはりほしい…
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに10000回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと100年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)
俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)
これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん)
コピペをしてから痔が治りました。(早稲田大学教授A氏)
信じられますか?この威力。
d26.GkanagawaFL5.vectant.ne.jp (;´Д`)
描くきっかけに
繋がってなによりです
あと闇の大剣豪さんが
描く初代の話が面白い
最初の方で
人間と魔族の対立を描いてる所が見事だった
おそらく超流は、最初魔族に偏見をもっており
あとで変わると思われる
俺も少し話をかきますw
戦闘学園の様子ですが
超流星人と闇の大剣豪は、当時仲が悪かった
そして超流星人は、戦闘学園に通っていた
すべては、最強の王になるため!
超流星人「親父は、偉大な賢者…人々は親父を尊敬している」
「俺は、親父に負けないような王になる!」
そこに風紀委員の柊がやってくる
柊「さすがは大賢者の息子だ」
「柊!!イヤミを言いにきたのか?」
柊「ふっ!嫌わてれるようだなw」
「ひとつ言っておくが王になるのは俺だ」
「貴様のような七光りではない!」
「てめえ!!」
「…まあ今はそんな事じゃない…お前魔界人に会ったそうだな」
「魔界人はこの世界を狙う悪しき存在」
「お前は、分かってるのか?」
「あいつは、敵だ!!」
「そうか…それならいい…もしお前が奴に肩入れするなら…」
「…しつこい奴だ!」
柊は、その場を去る
長い間本当顔出せなくて申し訳ない…
見ているかどうかはわかりませんが遅れながらも感想書かせていただきます。
超流星人は以前の闇の大剣豪とのやり取りで少しだけ迷いが見えたと推測します。
それをつけこむように柊が忠告しに来た。
まるで「迷いがあるお前なんぞに王は務まらない。ふさわしいのは自分」と言わんばかりだなと思いました。
当時は柊と超流星人は闇の大剣豪は共通の敵だが意見の相違があるから手は組めないという関係にあったんだなと。
後の展開を思うと闇の大剣豪は超流星人と仲間になるから学園内では一時的に闇の大剣豪グループと柊グループは対立しだというのが納得がいく伏線でした。
最後にいいネタさえあればまた書いていきたいと思いますが…難しいですね。
物語化するのは難しいですが何気に思い付いた設定が闇の大剣豪が父を謀反する前に光の一族の王女に初恋をした。その王女も闇の大剣豪のことを想っていた。つまり両想いだった。
だが光の一族と戦争することになってしまい闇の大剣豪は軍の命令を違反し軍を飛び出て王女だけでも救出しようとしたのだった。
だが…王女は自分の胸をナイフで貫いていた。
それを見つけた闇の大剣豪であったが…もう王女は絶命寸前で最後にこう言い残した
「ごめんなさい…そしてさよなら…約束の人…」
と言い残し息絶えた。この初恋の人を失った悲しみから闇の大剣豪は謀反を決意した。
本来は父のやり方に疑問を覚えて謀反でしたがこういう悲しい経験から謀反したという仮説も面白いなと思いました。チェルシー一筋の設定壊しちゃうから複雑な面もありますが 汗
辻褄を合わせる必要はありません^^
チェルシー一筋が光の一族なのも
ありだと思います。
そもそも
ここは練習の場なので
自分の思うように書くのが1番です
そうですね。切り離して考えないとアイディアが思いつかないw
かの有名なドラゴンボールですら設定に矛盾は生じてるのだから矛盾なしで話を作るのって相当難しいというのが身に染みてきます。
その点ワンピースって矛盾見つからないよなって感じてすごいと思ったりします。
思い付いたショートストーリー書いてみます。
テーマは勇者と悪党の魔王討伐物語。
王様「勇者ラグナよ…お前は魔王アルマを倒すために戦ってもらう。」
ラグナ「お言葉ですが…私がこの町から離れれば盗賊集団カルナ達がこの町を脅かすことでしょう。アルマは確かに脅威。ですがこの町を守れなければ意味はありません」
説明しよう。アルマとは魔界からやってきて一つの領土を人間界に築き上げた。数多の魔物を放ち徐々に外を危険な世界にしようとしている。幸いこの町はまだ目をつけていない。
そしてカルナとは勇者ラグナと互角ぐらいの力を持っている盗賊。死者は出していないものの被害件数は1万を超える大悪党だ。
そして私ラグナは女性の身でありながら剣技を磨いてこの町の勇者として選ばれた。本当は私ではなくとある人物が勇者として選ばれて私がその勇者を護衛する立場になるはずだったのに…その人物についてはまた後程語るね。
ラグナ「幸い。アルマはこの国にはまだ目をつけていません。目の前の問題を片づけてからではないと…」
王様「…確かに今現在この国の最強はラグナ…お前で間違いない。じゃが王をなめてくれるな。わしも元軍人から成りあがった者ぞ!カルナがこの国に来るならわしが相手になるわい!」
王様「じゃがわしではアルマを倒すことはできん。この国を守る責務の最後の砦としてもだ。女性の身でこんな危険な行動をさせるのは王として心が痛むものはある。じゃがこれが最善という現実なのじゃ…頼む」
ラグナ「…わかりました私は必ず…アルマを倒してきます!」
私はこの命令を承諾することにした正直つらい。
戦いに行くこともつらくないわけではない。
それ以上に…私としてはカルナとの一件を終わらせてからほかのことをしたかったというのが本音だから。
そう思いながらも町の外へ出て魔物たちを倒していった。
本来の勇者ではないとはいえさすが国最強と言われるだけあり魔物たちは次々と倒すことができた。
だが…問題はすぐに起きた。
ラグナ「この魔物たち一体…何十万存在するの…」
そう体力であった。いくら倒してもきりがなかった。
そしてこの辺の魔物の親玉っぽい大鬼が現れた
大鬼「よくも我が縄張りを荒らしてくれたな!覚悟しろ」
ラグナ「くっ!」
大鬼は金棒を振り下ろしてくる
ラグナは飛び上がってそれを避ける
そのまま剣を振り落とす
ラグナ「秘剣!燕吹雪!」
大鬼はそれを受け止めるも金棒を落としてしまう
ラグナ「よし!とどめよ!」
そのまま切り裂こうとするも…ついに体力の限界で剣を振り下ろすことができずその場でうずくまる
ラグナ「くっ…こんな時に」
大鬼「はははは!!危ないところだった…恨むなら仲間がいない自分の立場を恨むことだなw我が部下はよくやってくれた!倒れはしたがお前の体力を奪ってくれた。」
ラグナにとって屈辱的な負けだった。こんな外道な魔物たちに仲間だとか一人だとか言われたことに…だが現実…手数の違いが敗因だったからぐうの音も出なかった
大鬼「死ね!!」
ラグナは覚悟を決めて目を閉じた
だが…大鬼は突然飛んできた雷を纏った矢に射抜かれる。
大鬼「ぐっ…何奴!?」
ラグナ「えっ?」
そこにいたのは紫の髪形とゴーグルをした青年風の男だった。
「じゃじゃ馬…震えて街の中に引きこもっていればいいものを」
ラグナ「か…カルナ!?」
大鬼「仲間か!おのれ!!この程度で勝ったつもりか!」
大鬼は自分を貫いた矢を引き抜いてカルナに襲い掛かる
カルナは足で金棒を蹴り上げる
カルナ「っ…ってえあこの野郎が!かったい棒ぶつけやがって!倍返しだ…死んどけ!」
カルナは至近距離で雷の矢を瞬時に連発して大鬼を葬った
そしてカルナはラグナに近づく
カルナはベホマでラグナの体力を回復させる
ラグナ「…あなたのことは嫌いだけどありがとう。助かったわ。なぜ敵対している私を助けたのかはわからないけど」
カルナ「俺が嫌い…か。つっはははははw」
ラグナ「な!何がおかしいのよ!」
カルマ「別に俺としちゃお前と敵対してる気なんてないけどなwあんたのところの王様が勝手に怒ってるだけで。」
ラグナ「よく言うわ。本来私の国の勇者はあなたがなるはずだったのにね。王や国民を見捨ててこの国から出て行って好き勝手してるんだもん。しかも魔王アルマなんていう物騒な支配者が現れたもん。」
カルナ「魔王アルマか…ふっ。確かにそんな奴がこの世に出てくのは俺にとっても想定外のアクシデントだったよ。俺がこの世の支配者になる予定だったがまさかこの世のダークサイド側から邪魔者が現れるなんてね」
ラグナ「…あんたにもアルマにもこの世の支配など絶対にさせない!」
すると突如カルナは小刀をラグナの首に突き付ける
ラグナ「うっ…」
カルナ「これでお前は今日2回死んでる。そんなざまで俺やアルマを止められるのか?笑わせるなw女は帰っていい男見つけて家庭でも築いてろ。俺が支配者になった暁にはお前は最高貴族にしてやってもいいぞw」
ラグナ「願い下げね…」
カルナ「…アルマ討伐というお前の仕事は俺がやっとくから帰りな。王様にもそう伝えとけや。別に今回の件は感謝もしなくていいし貸しだなんて思わなくてもいいぞ。格の違いを見せたかっただけだから。じゃあな!」
カルナはそう言って立ち去った。
ここでいったん切ります。
続きを書くかどうかはモチベーション次第だけど
考えるのってつかれるけどこうやって久々に本気出したらちょっと楽しかったw
まあショートストーリーの予定なんでレスは50超えるかどうか微妙な線です。
プロローグ終えたので簡単に主要人物まとめると
ラグナ
本作の主人公。
女性ながらも国一番の剣術を持つため魔王アルマを倒すために勇者として戦うことになる。
だが…それは国の目的であり彼女自体の目的は悪名高き盗賊カルナにあるらしいが…
カルナ
上記で説明した通り悪名高き盗賊
実は彼はラグナと同じ国の出身で本来国の守護神として彼が勇者に任命されるはずだったのだが彼はそれを拒み国から出て行ったという経歴がある。
自分がアルマを倒してこの世の支配者を座を戴くという野望を持っているらしいが…
アルマ
本作の黒幕。軽くネタバレするとこの世界は馬伸岩が2代目魔王の席を引きずり降ろされた直後ぐらいの話であり。彼は馬伸岩の手下だったが使えないという烙印を押されて人間界に捨てられた存在である。
ならばお前が負けた人間たちの始末を我が成し遂げて認めさせてやる。と人間界の魔王として君臨することにする。
とりあえず1週間に1回以上更新目標で頑張りますw
時々休むかもしれませんがw
王様は考え込む。
王様「どういう風の吹き回しじゃ…カルナにとっては我々は邪魔な存在のはずじゃ。」
ラグナ「それが…」
ラグナはカルナが魔王アルマを倒しに行くと言ってたのを伝える
王様「なんじゃと?…」
ラグナ「私…カルナを止めてきます!」
王様「必要ない。奴もいずれ倒さなければいかん存在!共倒れしてくれるなら好都合じゃ」
ラグナ「いえ…カルナに勝機は正直見えません。ここでカルナが倒れたらアルマにとっての邪魔者が私たちの国だけになってしまいます」
ラグナ「そうなれば集中砲火は避けられません。だからまだカルナには倒れてもらっては困ります」
王様「うぬう…本意ではないが国民を守るため仕方あるまいか…よかろう。カルナを止めに行くことを許可する!」
ラグナ「王様…ありがとうございます…」
王様「よい…もう下がってよいぞ」
こうしてラグナは王の間から退室する。
そして国の街を歩いて再び外に出ようとしたら突然小さな子供が近づいてきた。
>>104はミスですw
序盤の文がなぜか消えてました。
ラグナは悔しながらも国に帰還しこれまでの出来事を王様に話す
王様「なんと!カルナに助けられたの言うのか!」
ラグナ「恥ずかしながらも…彼が来てくれなければ私は殺されてました。」
王様は考え込む。
王様「どういう風の吹き回しじゃ…カルナにとっては我々は邪魔な存在のはずじゃ。」
ラグナ「それが…」
ラグナはカルナが魔王アルマを倒しに行くと言ってたのを伝える
王様「なんじゃと?…」
ラグナ「私…カルナを止めてきます!」
王様「必要ない。奴もいずれ倒さなければいかん存在!共倒れしてくれるなら好都合じゃ」
ラグナ「いえ…カルナに勝機は正直見えません。ここでカルナが倒れたらアルマにとっての邪魔者が私たちの国だけになってしまいます」
ラグナ「そうなれば集中砲火は避けられません。だからまだカルナには倒れてもらっては困ります」
王様「うぬう…本意ではないが国民を守るため仕方あるまいか…よかろう。カルナを止めに行くことを許可する!」
ラグナ「王様…ありがとうございます…」
王様「よい…もう下がってよいぞ」
こうしてラグナは王の間から退室する。
そして国の街を歩いて再び外に出ようとしたら突然小さな子供が近づいてきた。
ラグナ「ん?…君は確かミズタニ君だったっけ?どうしたの?」
ミズタニ「わっ!!勇者様が僕の名前を覚えてくれてる…」
ミズタニは感動のあまり泣きそうになる
ラグナ「あはははw困るわwそりゃこの国は私にとって家族みたいなものだもの覚えてて当然よ。」
ラグナ「話し戻すけどどうしたの?」
ミズタニ「ねえ…カルナさんって本当に悪い人なの?」
ラグナはその質問に驚くも…
ラグナ「どうしたの?まさか…カルナに何かされたの!?」
そしてミズタニは持っている籠をラグナに見せる。それにはたくさんの飴玉が入っていた
ミズタニ「こんなにたくさんの飴玉を僕にくれたんだ『友達にもわけてあげな。』ってさ」
ラグナはその飴玉のにおいを嗅いでみる…どうやら毒や薬の類はないようだ。普通の飴玉だった。
ラグナ「そうね。彼は盗賊だから悪党。でも弱い人や子供には手出しはしない自分なりのプライドを持った戦士だよ。」
ラグナ「王様は怒ってるけど私はいつか和解できたらいいなだなんて思っちゃってる。」
ミズタニ「…優しいんだね。勇者様は」
ラグナ「あっ…この話はここだけの話にしといてwじゃ行ってくるから。むやみに国の外に出ちゃだめだよ!」
ミズタニ「はーい」
その頃魔王アルマの討伐を図るカルナだが…
カルナ「あれが魔王城か。なるほど。野郎ども乗り込む準備はいいか!?」
部下A「おう!お頭!任せてくさせえ!!」
カルナ「今までは不殺にこだわってきたが今回ばかりはそーもいかねーようだな!腹をくくれよお前ら!」
すると一人の部下が走ってやってくる
部下B「お頭!物見の報告で城付近に倒れた子供がいるようです!」
カルナ「何!?お前たち侵略は中止だ。俺がその子供を助けてくる。」
部下B「え?まだ魔王はこちらの存在に気づいていない。攻めるなら今かと思われますが…」
カルナ「俺は盗賊である前に人間だ。子供を見捨てる程人道を外したわけじゃない…それに」
カルナ「魔王城近くまで来た奴なら何か知ってるかもしれん。俺は魔界人に関しては無知だからな。」
部下A、B「なるほど…しかし。お頭だけでは危険ですぞ!俺もお供させてください!」
カルナ「すまぬな…気をつけろよ。」
カルナたちは倒れた子供の場所まで近づきに行く。
とうとうその付近にまで到達しようとした瞬間!!
コウモリの魔物が大量に襲い掛かってきた
コウモリ「へっへっへっへー!なんだぁ人間?この死にぞこないのガキになんか用か?w」
カルナ「助けに来たつもりだったが…なんだお前は?この子供のなんかを知ってるようだな?」
コウモリ「知ってたらどうするってんだ?」
カルナ「大人しくしゃべっといてこの場を立ち去るってんならお前らだけは見逃してやってもいーんだがな」
コウモリ「いいのか?聞くと助けに来たことを後悔することになるぜw」
カルナは斬馬刀を出す
カルナ「いいから言え!…死にたくないならな」
部下はぞっとする…なぜなら弓じゃなくて斬馬刀だからだ。
カルナは普段弓で戦う。だがそれは得意武器だからではない。敵の逃げ場をなくすための手段として主に使っていたのだ。
だが彼が斬馬刀を使うときそれは本気で戦う必要があるとき。つまり本来の得意武器は斬馬刀だった。
部下A「…ラグナの奴を相手にするとき以来だよな…こんな本気なお頭は」
部下B「いや…それ以上だ。ラグナの時はそうでもしないと止めらなかったというほうが正しいがお頭は今回は本気で殺しにかかるつもりだ」
コウモリ「わかったよw冥土の土産に教えてやるよ」
コウモリ「このガキの名前はザリオス。魔界人の子供さ!だがこいつはこの世界の制服を野望とするアルマ様に歯向かったのだ!」
コウモリ「馬鹿な奴よ。アルマ様以外に馬伸岩の代わりを務められる奴などどこを探してもいないというのによw」
コウモリ「で…それでもこのガキを助ける気か?お前たち人間が魔界人を毛嫌いしてるのは俺でも知ってるんだぜw」
カルナは少し黙り込むが…すぐに言い返す
カルナ「それで?…俺にとっちゃなんの不都合もない話だな」
コウモリ「は?…何言ってやがるこいつ!正義の戦士のくせに!」
カルナ「正義の戦士?そんなこと一言もいってねーけど?俺は世界からの嫌われ者の盗賊であり大悪党だw」
カルナ「その子が魔界人でアルマと敵対する覚悟でいるっていうなら俺にとっちゃ好都合よw」
カルナ「世界を支配するのはアルマじゃねえ。この俺だ。帰ってアルマに伝えとけや!」
コウモリ「いや…伝える必要はない。…なぜならてめえはここで死ぬからだ!!」
コウモリは襲い掛かってきた
だが…彼の斬馬刀はコウモリを一瞬で切り裂いた
カルナ「…やれやれ。帰れば見逃してやったのに。お前たち!引き上げだこの子供連れて街まで引き返すぞ!」
次回来週のいつかに更新予定!
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに10000回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと100年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)
俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)
これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん)
コピペをしてから痔が治りました。(早稲田大学教授A氏)
信じられますか?この威力。
d26.GkanagawaFL5.vectant.ne.jp (;´Д`)
いい感じですね。
登場人物の個性が
よく出ており、記憶に残りやすいです。
また空気になるキャラが
いない所もグッド!
あとコウモリの悪役感も好きです
早速感想ありがとうございます!
闇の大剣豪が主人公の話をが第一部なら
この話は第0部というべきっすかねw
ちゃんと第一部につながる話にしたいと思います。
闇の大魔王が既に出てきましたが見ての通り現在の魔王はアルマなのでこの話ではザリオスという表現でいきます。
コウモリは小物感を出してみましたw
好評でよかったです!
カルナの代わりに勇者になることになった女剣士ラグナと
勇者を辞退し悪党の道を進んだカルナ
この二人の今後に注目です!
アルマを平成に出すとすると
こんな感じかな?
ゼロード・フラン・イグニス・シン・サンドラは争いを続ける
↓
魔王アルマが復活!!
↓
アルマは、世界を滅ぼそうとする
↓
理由は魔界人・人間・世界に嫌気がさしたため
↓
4兄弟はこれを止めるため戦う
↓
アルマは「すべて無にすれば、争いが起きない。」と言う
↓
ジャッキーは「魔界人も人間も手を取り合えば、いい未来が作れる」という
↓
そしてジャッキーとアルマは激突する
おまけ
ワンピースのネタバレ
尾田先生のアシスタントは
机のノートをのぞき見する
そこにはワンピースの敵キャラの名前が出ていた
・ビッグマム
・カイドウ
・?
・?
・ロックス
・黒ひげ
・シャンクス
・白ひげ
・ロジャー
アシスタント「残り2人は何だろう?」
尾田「見るな!!」
アシスタント「すみません」
アルマとジャッキーの激突は面白そうですね!
彼は目的は馬伸岩と同じだけどその馬伸岩に対しては憎しみの感情を持ち合わせてるという今までにない魔王のタイプにする予定です!
馬伸岩を暴虐の魔王
ザリオスを憤怒の魔王
サンシャを慈愛の魔王と称するとしたら
アルマはの渇望の魔王と称するのが一番合ってると考えてます!
何の渇望なのかは後々の展開をお楽しみにw
後平成の方の話はガチで行き詰まってて打ち切りになりかねん状況っす 汗
申し訳ない…
やはり話をでかくしすぎると難しくてうまくいきません。
共同小説の時も話はでかかったですがあれはりてんさんの力もあってこそできたんだなと改めて思いました。
今書いてる物語は息抜き感覚の簡単な物語って事で見ていただけるとありがたいです。
では今週分の更新行きます!
そしてカルナは魔界人の子供のザリオスを背負って自分の拠点としている
小さな町に戻ろうとする
部下A「してその子供が目を覚ましたらどうしますか?」
部下B「万が一襲い掛かってきたときの対策も必要ですよ」
カルナ「その時は力づくで抑え込むさ。子供の力を抑えられんようならこの後戦うアルマにも勝てないってだけの話だ」
カルナ「デメリットは失敗したら死ぬのが早くなるだけだ。」
カルナ「逆にメリットは生きてアルマを倒すヒントを得ることができるということリスクより見返りのほうがでかいじゃないか」
部下「さすがお頭です!迷いがありません!」
カルナが街に戻る道中…因縁の人物と不運にも出くわしてしまう
カルナ「げっ!!お前は!」
ラグナ「見つけたよ。カルナ!私はあんたを止めに来た」
カルナ「悪いが俺は今てめぇとやりあってる暇はねえ!どいてくれ。」
ラグナ「そうはいかない!アルマとあんたがつぶしあうのは私が困る」
カルナ「…まだその気はねえよ!それより今は!」
ラグナ「問答無用!連行させてもらうよ!」
ラグナは斬りかかる
カルナはぎりぎり受け止めるも…ラグナはすぐに切り替えて連続で切り付けてくる
部下B「お頭!!」
カルナ「手出しは無用だ!お前らはこの子を早く連れてけ!」
部下A、B「は、はい!」
部下二人はザリオスを背負って街へと向かう
すると…ラグナは何かを察して攻撃の手を緩める。
ラグナ「何…人命救助を行ってたの?だったら早く説明してくれればいいのに」
カルナ「よく言うぜ『問答無用』とは言って斬りつけてきたくせに。説明聞く気もなかったじゃねーか」
ラグナ「日頃の行いが悪いからよ!」
カルナ「そりゃごもっとだけどよ!で…続きやんのか?」
ラグナ「あーもうやめやめ。気が削がれちゃったし。私もその子供の救助やら手当やら手伝ってあげるよ」
ラグナ「そしてその間に話をいろいろ聞かせてもらうから」
珍しく協力的なラグナにカルナは笑う
カルナ「どういう風の吹き回しだおいw」
ラグナ「この前助けてもらったかりを返さないと私の気が済まないし…なにより子供助けるのは勇者である私の仕事でしょ」
ラグナ「盗賊は盗賊らしく街を襲ってなさいよ」
カルナ「それしたら怒るくせに」
ラグナ「あったりまえじゃん!それだけ今のあんたがらしくないって思っただけよ!」
もめているうちに倒したコウモリの仲間が追いついてきた
コウモリ「この野郎よくも隊長を斬ってくれたなあ!」
カルナ「あーくそ!撒いたと思ったんだが馬鹿な事やってる間に見つかっちまった!」
カルナは弓を構えてすべてを射抜こうとするが…
ラグナが手をカルナの前に出して止める
ラグナ「ここは私に任せなさい。あなたが知らない私の新技で一掃するから」
カルナ「馬鹿言うな。翼をもつ敵を大群に相手するのは剣士じゃ不利だ。弓で攻撃できる俺がやるべき」
ラグナ「…昔から君は私のことを足手まとい扱いするのは変わんないのね。かりにも勇者なんだから少しは信用しなさいよ」
ラグナは風を発生させ止めようとするカルナを払った
カルナ「…なんだ今のは?…あいつがやったのか?」
コウモリ「女がでしゃばってんじゃねーぞ!」
ラグナ「見てなさいカルナ。これが私オリジナルの剣技よ!風神剣!」
ラグナが剣を振りかざしものすごい風の斬撃をこうもりの大群に向かって放った。
コウモリ「ぎゃあああああ!!」
コウモリの大群は地に落ちていきそのまま息絶えた
ラグナ「どう?ちょっとは見直したかしら?」
カルナは何も言わずラグナの真上に飛ぶ!
そして上に一匹残っていたコウモリを切り裂いた
コウモリ「がっ…裏をかいたのに…なぜ」
カルナ「油断大敵だ馬鹿!一匹外してたぞ」
ラグナ「ありがとね…まあ一匹ぐらいの攻撃は別にどうとでもできたけどね」
ラグナはまた不本意そうにもお礼を言う
カルナ「素直じゃねーーの」
ラグナ「あんたに言われたくないわよ。いい加減私の敵なのか味方なのかはっきりさせてよね」
カルナ「ふん…街に戻るぞ。部下たちを先に行かせてしまってたなついて来いよ」
カルナが先頭に立って歩きだす。
そこでラグナは鞄から缶コーラを取り出してカルナのほほに当てた
カルナ「うひゃあ…つめてえ!!なんだいきなり!」
ラグナ「ふふふ…そのリアクション…昔と変わんないねw」
カルナ「お互い様だろ…お前は見込みない言ってんのにむきになって俺に追いつこうとしやがる…男に性転換したほうがいーんじゃねえか?」
ラグナ「うっさい。あんたは結構同じことをねちねちと言うから逆に女に性転換したら?」
カルナ「俺に喧嘩ふっかけるのは10年はえーよばーか」
ラグナ「むーっ!!」
こんなやりとりをしながらもカルナの隠れ家ともいえる街へと到着した。
ラグナは勇者として悪党であるカルナと不本意ながらも手を組む選択肢を選ぶことにするが…
実のところラグナはまんざらでもなかった。
昔のように戻れるんじゃないと淡い期待を持ってしまっていた。
勇者失格だと自信を心の中で責めながらも自分に嘘はつけなかった。
今週の更新はここまで!
次回はラグナの過去編を予定しております!
今週分の更新 予告通りラグナの過去編です。
ラグナは幼いころからとてもお転婆だった。
彼女のモットーは「女だということをを言い訳にしない」事だった。
とはいえいじめっ子とは違い弱者に喧嘩を押し付けるほど常識がないわけではなかった。
いじめっ子を懲らしめれば被害者は喜ぶそして私は強さを誇示できる。
まさに一石二鳥じゃないかと思っていた。
ある日そんな彼女の生き方を変えるきっかけとなる男と出会った。
少年「何?」
不良A「お前のその目つき気に入らねんだよ!」
不良B「今ぼこぼこにしてやるから覚悟しろ!」
自分と同い年ぐらいの少年が中学生ぐらいの不良に絡まれていた。
私はいつも通り助けに入ったが…
ラグナ「ううう…」
不良A「なんだこのじゃじゃ馬は俺の服汚しやがって」
不良B「でもこいつ小さいわりにいい顔してるじゃねーかw犯してやるぜ!」
私に勝ち目はなかった…自分が強いとは言ってもそれは子供の間での話であり
一回り体が成長している不良たちを止める力はなかった
ラグナ「いやああああ!!やめてええ!」
私が悲鳴を上げたときだった…
私が庇った少年が木刀で不良二人を撃退した
不良A、B「ぐあああああ!!」
ラグナはその場をしばらく動けなくなる。何が起こったのかが理解できなかったからだ
少年「弱いくせに首を突っ込むなよ…適当にその場をしのごうと思ったのに反撃するしかなくなったじゃないか」
ラグナ「今の…君がやったの?」
少年「当たり前じゃん。それ以外人いねーだろ。普通わかるだろ馬鹿なのか?」
ラグナ「馬鹿って何よ!助けてあげようとしたのに!」
少年「…余計なお世話だ!馬鹿なお前に教えてやるよ。俺は大人になったら勇者に選別される第一候補と呼ばれてる」
少年「それを妬む野郎たちが俺に喧嘩売ってくるんだよ。だから弱い奴の手助けなどかえって邪魔なんだよ」
ラグナ「弱いって何よ!!私は少年少女の中じゃ優秀って言われてるのよ」
少年「はいはい…それはしょせん井の中の蛙だ。」
ラグナ「大体君名前なんていうのよ?私はラグナ!いつかあんたを認めさせてやるから覚えてなさい!」
少年「…ちっめんどくせえ奴だな。カルナだよ。悔しかったら俺に傷の一つでもつけれるようになれよ弱虫!」
ラグナ「カルナね…覚えたわ!いつか必ず泣かせてあげるから!」
そう捨て台詞を残してラグナはその場を立ち去った
あれから私は何度もカルナに挑んだが私はことごとく敗北を重ねた
少年少女の間じゃ負け知らずの私にとっては過去最高の屈辱だった。
そして今日もまた
カルナ「遅い!!」
カルナはラグナの攻撃をたやすくかわし返し技でラグナを吹っ飛ばした
ラグナ「うわあああっ!」
そしてラグナは刀を落とす。
カルナ「これでお前の20連敗目だ。いい加減懲りろよ。雑魚」
ラグナ「…私はまだ負けてない!負けがあるとしたらあんたに勝つことをあきらめたときだけ!」
カルナ「屁理屈を…どうして俺に勝つことに拘る?お山の大将やってるほうがお前にとっても気楽だと思うんだが?」
カルナの素朴な疑問に対し私は負け続けたがそれでも考えは変わらず迷わずこう言い返した。
ラグナ「…私は不良に立ち向かったときも自分が絶対に負けるはずがないと思ったのでも違った」
ラグナ「私が理解していない強さがあったとわかってからより強くなりたいと思ったの」
カルナは割と合理的な答えを聞いて少し感心するが
カルナ「それは男の役割だろう。女がすることじゃない」
ラグナ「あいにく私はできない言い訳に『自分が女だから』ってのは絶対使わないと決めてるから!」
ラグナ「それに言うなら…なんであんたは私の挑戦は真っ向から相手してくれるのかしら?」
カルナ「何が言いたい?」
ラグナ「だって不良の時は適当にやり過ごそうと思ったんでしょ?戦うのが嫌なら逃げればいいのに」
ラグナ「でも私の挑戦からは逃げずちゃんと攻撃で返してくる。なぜなのかなと思ってね」
すると…カルナは少しだけ語る
カルナ「俺と戦った奴は大体心が折れて俺から距離を置いてしまう。だから暇なんだよ。」
カルナ「だが…お前は強い女だ。20回負けても気持ちは萎えてない。」
ラグナ「え?私のこと強いといった気するけど気のせい?さっきまで弱虫弱虫連呼してたのに」
カルナ「肉体的には弱虫だよ。だからこそ強いと思ったんだよ。何度負かせても全く心が折れん…」
カルナ「そんな奴を弱いだなんて思いたくない」
カルナのその言葉にラグナは急激にテンション上がる!
ラグナ「私が強い?本当!?じゃあもっともっとやるよ!一人でさみしいんだったら私がずっと相手してあげるから!」
カルナ「待て…さみしいだなんて一言も…」
ラグナ「とりゃあああ!!」
有無を言わさずラグナは斬りかかる
カルナは受け止めていなす
カルナ「話を最後まで聞け馬鹿!!」
それから私は30連敗…40連敗と負けを重ね続けた
だけど負けることに慣れたのかいちいち挫けるようなことはなかった。
心なしかカルナとの勝負の時間が一番の楽しみになっていたからだ。
ラグナ「いたた…ちょっとは手加減しなさいよ。か弱い乙女に向かって容赦ない」
カルナ「してるよまったく…大体女扱いしたらお前怒るだろ」
ラグナ「あら…カルナも私のこと理解してきたじゃん!じゃもういっちょやるよ!」
カルナ「やれやれ…」
こんなカルナとの喧嘩を続けて約3年
二人は15歳となりカルナが正式に勇者と認められる日であった。
だが彼は私の思いもよらない行動に出たのであった。
カルナ「勇者は辞退させてもらう!」
王様「なっ!?…正気か貴様!お前ほど強い戦士はこの国にはいない!国を守り神になるのがお前の使命なのだ」
カルナ「ふざけるな。顔もろくに知らない連中のために命がけの戦いなどやってられるか!」
カルナ「散々俺を疎んで俺を孤立させるような国のために何故戦わんといかんのだ!」
王様「なんじゃと!?…親の代わりに面倒を見てやった恩をあだで返すというのか!」
カルナ「なぜそれを恩に思わなくちゃいけない。俺は子供の時から死にたかった。」
カルナ「国の勇者になるために生かされたのだとしたら…くそくらえだ!」
カルナは城を飛び出して立ち去った
王様「おい待て!!お前たち!カルナを止めろ!!」
兵士達はカルナを取り押さえようとするも簡単に振り払われる
兵士「ぐぐぐ…」
カルナ「雑兵ごときが俺を止められるわけないだろ…恨むなら俺を頼りに訓練をさぼった自分を恨め!」
そしてカルナは城から飛び出した。
そして国の外へ出ようと門に向かって走り出すと。カルナが最も知る人が門の前に立っていた
カルナ「…ラグナか…そこをどけ」
ラグナ「なんでこんなことを!みんなはあんたに期待を寄せていたのに!」
カルナ「勇者候補である前に俺は人間だ。普通の人間として普通の人生を送りたかった。」
カルナ「それなのに…国は都合よく俺に戦いを押し付ける。国民たちは俺を妬んで孤立させたくせに虫がよすぎる」
ラグナ「…私はそう思わない。だって…あんたに挑んだ日々はとても楽しかった…かけがえのない日々だった!」
ラグナ「私を何度も圧倒したしたときと同じように気丈に振舞っていかにもキザな奴って感じのあんたが私は好きだった!」
私はカルナを失いそうになって初めて気づいた。私はカルナに勝てないことを嫉妬するライバル心があったのは確かだけど
その気持ちでカルナのことが好きだという気持ちに蓋をしていたのだと。
でも不器用な私はこの時そのことを口にすることはできなかった。もしもっと素直になれていたらきっと止めることもできたんだろうなと…
カルナは私の言葉に対しては返事をせずに超速で私の懐まで詰め寄りみねうちを入れてきた
ラグナ「なんで…」
私が意識が朦朧とする中カルナがこう言っていたのは聞き取れた
答えが欲しかったら強くなれと…
そして私が意識を取り戻した頃にはカルナはもういなかった。
それから1年…
カルナがいなくなって私は死んだ魚のような眼をしながらも一人で訓練を続けていた。
私が生きるモチベーションがあるとしたら彼が最後に言った「答えが欲しかったら強くなれ」という言葉だけだった。
その答えが欲しいがゆえに惰性ながらも毎日の訓練は欠かせなかった
そしてこの日王様があるイベントを開催したのだった
カルナの代わりに勇者をやりたい人のバトルロワイヤル式の大会だった。
優勝者が勇者の権利を得るというもの
戦士「へへっ、カルナの野郎がいねえなら俺が勇者になれるにきまってるぜ!」
武道家「調子乗んな!俺に決まってる」
ヤンキー「へっ、俺が勇者になってこの国を縄張りにしてやるぜ」
血の気の多い勇者候補たちが並んでいた。
私は勇者には別に興味はないし元より喧嘩で一番強ければなんでもよかった。
でも私は自分の中でできた新しいこだわりのためにこの大会に出ることにした。
王様「皆国を想って訓練をしたのじゃろう。参加者が80名もおることを王として誇りに思うぞい!」
王様「あとはそなたらの素質を確かめるのみじゃ!初め!」
いきなり不良2人が私に襲い掛かってきた。この不良は4年前私が手も足も出なくてカルナに守ってもらった時と同じ不良だった。
不良A「もうあいつはいないぜ!その成長した身体を俺のもんにできると思うと興奮するぜ」
不良B「おい!待て俺にもわけろよ!」不良A「ああいいぜ!」
だが…ラグナは一撃でその不良2人を倒してしまう
ラグナ「カルナのこと何もわかってないくせに国のことなんて考えてないくせにそれでよくこの大会に出れたもんね」
このラグナの剣技を見た会場の客たちはすげええと歓声で響き渡る
国の人々にとっては思わぬダークホースの出現だったのだろう。
しかしラグナは3年もの間勇者候補NO1のカルナとほぼ毎日一騎打ちをしていたのだ
そこいらの戦士じゃ手も足も出るはずがなかった
そしてそのままラグナが優勝を決めて彼女がカルナの代わりの勇者として選ばれたのだった
会場は大歓声に包まれ私は国の人々にたたえられた
王様「見事な剣技じゃラグナよ。女子の身でありながらもその美しき戦いぶりしかと見届けたぞい」
ラグナ「ありがとうございます…」
王様「これからはそなたがこの国の守護神…いや守護女神というべきか。この国を頼むぞい」
ラグナ「はい!」
私は形上は勇者として国のために戦うことになる。
でも私がこの大会に出て勇者になろうとした理由はカルナ以外には勇者の席を渡したくなかったから。それだけだった。
カルナに嫉妬するような連中にカルナを孤立させるような奴に勇者の席など渡したくなかった。
そして…この勇者の席はカルナが戻ってくるまでの間私が守る。そう決めたから。
そして2年後私が17歳になったとき
大魔王アルマのうわさが流れ現在に至る。
ラグナの過去編終わり。それと同時に今週分の更新終わり。
次回はザリオスから語られるアルマの正体と目的が!ラグナとカルナはそれをどう受け止めるのか!?
多忙のようですがこの間言われたアイディアは消えないうちに書こうというアドバイスを受けて週1ペースの更新を続けますご了承ください。
今週分の更新行きます!
カルナ「どうしたぼーっとして。らしくねーぞ!」
ラグナ「あっ…ああ悪いね」
私はこの時『あんたのせいでしょうが』と言いそうになったけどぎりぎり堪えた。
昔を思い出してたせいでぼーっとしてたのだった。
そしてカルナの拠点とする街に着き
魔界人の子供ザリオスを休ませ目を覚ますのを待つことにする
部下A「大丈夫ですか?この子は子供とはいえ魔界人。何かあったら」
部下B「俺も反対だな。アルマと同族と聞くと嫌な予感しか…」
カルナ「それ言い出したら俺もお前らも悪党だよ。大丈夫だ!」
ラグナ「ほんとね…あんたら野放しにするのは気が乗らないけど。最後の言葉だけ同意してあげる」
ラグナ「カルナと私がそろいもそろってやられるなんてありえないから。それとあんたたちいい加減名前明かしたら?」
ラグナは部下2人に向けて言う
部下A「まあいいだろう。俺は鼻毛大公恐れながらカルナ様より年上ならがも参謀につかせてもらっている。35歳だ」
部下B「おいらは真行寺!大人っぽい見た目だけどこれでもまだ12歳です。でも実力を買われてカルナ様の戦力となった!」
ラグナ「カルナ…あんた鬼畜なの…なに小学生の年齢の人を戦場に出してるの…」
カルナ「甘いな。俺は10歳にもならない頃から不良たちと戦ってきたんだよそれにお前だって俺と出会うまで負け知らずだったんだろ?」
カルナ「俺たちは常識というものじゃ当てはまらない異質な存在であることを忘れるな」
ラグナ「まーね。私が戦いに興味示したのもまだ幼いころだったし」
そんな砕けた話題を3時間ぐらい続けて…ようやくザリオスという魔界人は目を覚ました
ザリオス「う…う~ん…ここは?」
ザリオス「う…う~ん…ここは?」
カルナ「やっと目を覚ましたか」
ザリオス「!?」
ザリオスはカルナ達を見て身構え小刀を構える
カルナ「落ち着け。聞きたいことがあるだけだ。戦う気はない」
ザリオスは何も聞かずカルナに向かって襲い掛かる
カルナの頬に少し切り傷をつけられる
カルナ「つっ…速い!」
カルナは仕方ないと思い刀でみねうちを浴びせようとするが
ラグナがカルナに平手打ちを入れて止める
ラグナ「やめなさい!また気絶させてどうすんの?」
カルナ「いたたた…どう考えても正当防衛だろうが…」
その様子を見てザリオスは冷静になったのか動きを止める
ラグナ「ごめんね…あのバカが怖がらせちゃったみたいね」
ラグナはザリオスの頭を撫でて落ち着かせる
ザリオス「…暖かい」
ラグナ「え?」
ザリオス「こんなぬくもりは初めて」
ラグナ「そうなの?君も一人なの?よかったら話を聞かせてくれる?」
ザリオス「う…うん」
鼻毛大公「…あの小娘やるのう。取り乱した魔界人の子供を簡単に落ち着かせた」
真行寺「カルナ様の代わりとはいえ勇者に選ばれただけはあるってことか」
カルナ「…女って反則だよな…子供の童心を簡単につかめるし。」
そしてザリオスの口からアルマの正体と目的を知ることになる。
ザリオス「魔王アルマ…彼は元々魔界の先代魔王馬伸岩の配下なんだ」
ラグナ&カルナ「何!?馬伸岩の残党とでもいうのか?」
ザリオス「やっぱり奴は人間界の間でも有名らしいね。でも本題に入る前に聞いてほしい」
ザリオス「俺は馬伸岩のことが嫌いだ。力が優れてるからって弱者をいたぶるなんて…そんなの強者のやることじゃない!」
ザリオス「魔界人が皆馬伸岩のことを慕ってるわけではないんだ…」
ザリオスは怒りながらもさみしそうに言う
カルナは思うことろがあるようだがそれでも厳しい意見を言う
カルナ「だがそれでも現にアルマという馬伸岩同様人間の敵が現れた。汚名返上は無理といっても過言ではねえ」
ラグナ「ちょっと…子供向かってそんな言い方!!」
ザリオス「ううん…いいんだ。そう。アルマもまた人間の敵。だけど彼は馬伸岩のように人を見下すような目で見てないんだ」
ザリオス「彼はイミテーションの実を食べた覚醒者。略してイミテの力をぞんざいに扱う魔王だ」
・イミテーションの実
自分の血と魔力を地面に垂らすことにやり自分の分身を作り上げる。
この説明だと影分身やクローンと勘違いしがちだが決定的に違うのが
自分の分身が自分そっくりではなく色んな形状の魔物または人を作り上げる
同じなのは遺伝子だけである。
ザリオス「彼は一番偉い人についていくことで自分を強くしていくことが目的だった。」
ザリオス「だから初代の老剣豪。そして2代目の馬伸岩の部下となる形で修業を積んでいったのだ」
ザリオス「だが平和主義な老剣豪の考えが強かったが故に馬伸岩からは使えないと判断され捨てられたんだ。」
ラグナ「ひどい…敵を見下すばかりか…部下も大切にできないなんて…」
ラグナは敵どころか味方すら大切にできない馬伸岩にひどく憤る
そしてカルナがふと疑問を投げかける
カルナ「…それでなぜ悪党に?馬伸岩が憎くなったのじゃないのか?」
ザリオス「馬伸岩の元配下という職歴に大きな傷を残してしまったアルマは…馬伸岩が人間たちに封印された後」
ザリオス「馬伸岩と深くかかわった人物たちは魔界からも迫害される形になったのだ」
ザリオス「そして人間は魔界人に悪いイメージ持ってるだろ?だからアルマに心のよりどころがないのだ。物心がついた時にはすでに両親は亡くなっていたのだ。」
ザリオス「誰からも愛されなかった…それがアルマという新たな悪党の魔王を生み出してしまった」
ザリオス「奴の野望はそのイミテの力で世界に存在するのを自分だけにすることだ。アルマを愛してくれるのはアルマしかいない」
ザリオス「だからアルマが作り上げた魔物と人だけの世界にする。それが奴の目的だ」
アルマの正体を知った一同は愕然とするも…
鼻毛大公「だが…奴の都合で殺されるのはごめんだな。俺にはなあ公爵という息子がいるんだ!妻には先立たれちゃったけど!」
真行寺「それな!そんな自惚れやの好き勝手にはさせてたまるか!」
ザリオス「そうだね…彼を倒して人間と魔界人のぎくしゃくに終止符を打ってほしい。」
ザリオス「力を貸してほしい…その後俺が死んでもかまわないから!」
ザリオスは土下座して懇願する。
各々の反応は…
鼻毛大公「言われなくてもそうする。アルマ倒した後も魔界人と戦い続ける人生なんてこりごりだからな」
鼻毛大公は意気揚々に協力する意思を見せる。
真行寺「…ザリオスだっけ?俺と同い年ぐらいだよな?尊敬する。すべて終わったら友達になってくれよw」
真行寺はそう言ってザリオスに手を差し伸べる
カルナ「ふっ…なかなか男を見せてくれるじゃないか。さっきはひどいこと言って悪かったな」
カルナ「そういう俺も悪党でこの世の嫌われものさwお互い頑張ろうぜ!」
カルナ陣営は受け入れることにした。そしてラグナはなんと
ザリオスを抱きしめるように寄り添った
ザリオス「お…お姉さん!?」
ラグナ「決まりね!みんな反対意見ないようだし!」
カルナは頭を抱えて言う
カルナ「ああ…ラグナの悪い癖が始まった」
真行寺「悪い癖?」
カルナ「あいつはじゃじゃ馬なのに小さな子供に対しては母性ある女性に変わるんだよ。要するに子供に甘いんだよ…」
そして視点が変わり…魔王城では
アルマ「…コウモリ部隊がやられたか。ふん。ささやかな抵抗というものも一興だな」
アルマ「だがそれも無駄なあがきよ…ザリオス。貴様がだれを味方につけたのかは知らんがこの計画の邪魔はさせんぞ」
アルマはオレンジジュースを飲みながら一人でつぶやいている。
部下や皆アルマの力で作られた自分自身なので話し相手はいないのだ。
アルマ「ん?誰だ?魔王というキャラなら酒を飲めとか言った奴は?あれはどうも苦手なんだよ」
アルマ「それに酒は血流悪くするじゃねえか。煙草もなそんなことしたらイミテの力がぞんざいに扱えん」
アルマ「子供みたいな奴だと?結構。この世界を僕だけのものにすれば大人も子供も関係ないじゃないか」
アルマ「誰に話してるんだって?この話を見に来てるお前にだよ!!僕からのサービストークだありがたく思えよw」
アルマ「さて生意気な勇者たちをあぶりだしてじわじわと殺してやるwwふふふ」
アルマ「そして馬伸岩…僕を捨てたこと後悔するぐらい狂気あふれる僕の世界を見せてあげる。封印されたその様で見ているがいいさw」
アルマ「あっはははははははは!!」
アルマはグラスを投げ捨て高笑いする。
パリンと割れる音がこだますると同時に雷のような音もなる
そしてテレビ回線をジャックしようとする。
アルマ「読者たちにも魔王流勇者のあぶりだし方を見せてあげるよ。将来悪党になるやつは参考にしておけw」
ここで今週分の更新は終わりです。
若いころの真行寺、伝説の軍師の祖父の登場。
そしてアルマの正体とザリオスがまだ純粋だったころ今週の更新でいろいろ明らかにしました。
忙しくて読み切れてないと思います。そんな中勝手に話を進めるのは少し抵抗がある面もあります。
しかしモチベーション維持するためにも週1更新は止めない方針ですすいません。
また来週に続きます。
今週分の更新
そして視点はカルナやラグナたちのほうに戻す。
カルナ「ラグナ、ザリオス。お前たちはもう先に休んでいろ。ここは俺らの土地だから細かいことは任せといてくれ」
ザリオス「でも…戦う準備なら」
ラグナ「大丈夫大丈夫!君はまじめで偉いねwでも急がば回れというしお言葉に甘えましょ!」
ザリオス「お姉さんがそういうなら…」
カルナは二人に寝床と浴室の場所を説明する。
そして二人はそこへと向かった
カルナ「ふっ…ラグナの奴もやるな。腕前はまだまだだが、やっぱり勇者はあいつのほうが向いてる」
カルナ「俺は悪党に身を落としたのは決して間違いではなかったのだ」
そう小声で呟き自分のアジトともいえる小屋に戻る。
カルナ「真行寺、鼻毛大公。お前たちも早く寝ろよ。」
カルナはそう呼びかけるが…鼻毛大公の姿がなかった
カルナ「真行寺…鼻毛大公の奴はどこ行った?」
その問いに真行寺はにやにやしながらこう返す
真行寺「さあ~僕も聞きたいんだけどカルナ様はラグナさんのことどう思ってるのか知りたいんだけど」
真行寺「もしよかったら教えてくれませんか~?」
カルナはめんどくさそうにため息をついて返す
カルナ「ただの腐れ縁のライバルだ。長いこと相手してんだ。それぐらいわかれよ」
真行寺「わかってないのはカルナ様のほうだけど思うけどなあ~」
真行寺は意味深にそう返す
真行寺「じゃあもしラグナさんがほかの男のものになっちゃっても気にしないってことですか?」
カルナ「どういう意味…は!!」
カルナはあることが頭に浮かぶ
真行寺「わかったようですねw」
カルナ「まさか…鼻毛大公の居場所は…」
真行寺「そう…ラグナさんがいる浴場へと向かってるんですよ!」
鼻毛一族の変態さは一族代々受け継がれているのだった。
真行寺「いいのですね?ラグナさんの色々な初めてが…鼻毛大公さんに取られちゃっても…」
カルナはその問いに答えることはせず小屋を勢いよく飛び出した!
カルナ「ちっ…あのバカ!!」
一方ラグナはザリオスと一緒に入浴していた。
ラグナ「おいで!頭洗ってあげるから!」
ザリオス「…ど…どうもありがとう」
ザリオスは本当は断ろうと思ったけどラグナは自分を見て目を輝かせて誘ってきたから
断るに断り切れなかったのだ。
カルナの言う通り子供が本当に好きなんだなと…
ザリオス「どうしてこんなことを…」
ラグナ「どうしてって問われるとわかんないね。私は子供の世話するの好きなのよwかわいいし」
ザリオス「かわいい…」
それはザリオスにとっては初めて言われた言葉だった。
ザリオスは魔界人の中で貴族型のため見た目は人間とさほど変わらないものの禍々しさは魔界人そのものなのに
皆怖がるからかわいいなどと言われたことはなく初めての感覚だった。
ザリオス「ねえお姉さん…あのカルナという男の人のことはどう思ってるの?」
ラグナ「え?」
この質問はラグナにとっては初めての経験だった。
おそらく周りの人間もその関係を気にする人物は多かっただろう。
しかし…聞くに聞けない質問だったため誰もそれを聞かなかったかったのだ
ラグナはよく考えた上で答える
ラグナ「私の目標…そして初恋の人だった」
ザリオスは少し間を開けて返事する
ザリオス「だった…ってことは今は違うの?」
ラグナ「どうだろうね…いまだに未練がましく思ってる部分もある。でもこれだけは今も変わらない思いがあるの」
ラグナ「私はカルナが帰ってきたときのために勇者という役職をほかの誰にも渡さないよう守っているってこと」
ザリオスはその言葉に驚く
ザリオス「なんで!?お姉ちゃんは勇者似合ってると思うよ…優しくて強くて…そしてぬくもりがあって」
ラグナ「でも行動力が足りないの。私本当はわかってるんだ。カルナは世の中のために勇者を辞退し悪党になったんだと」
ザリオス「勇者を辞退して悪党に!?そんなの魔王アルマが耳にしたら大激怒だろうな…自ら幸せを捨てた偽善者だもんな」
ザリオス「それで世の中の嫌われ者になったのか。何が同じだ!この俺を…魔界人を侮辱したのか!」
ラグナ「違うの。汚れ役を彼は背負ったのよ。自分が悪党の頂点に立つことによりほかの悪党を輝かせない」
ラグナ「それが彼の選んだ正義なんだと思うの。現にアルマが人間界に降りてくるまではカルナ以外の悪党は現れなかった」
ラグナはここで少し微笑みを入れる
ラグナ「つまりカルナは悪党ごっこをしてるのよwだからいつかは仲直りできると信じてるw」
ザリオスはなぜラグナといると安心できるのかがわかった気がした
ラグナは誰よりも優しくて誰よりも人を信じてる。受け入れる強さがだれよりもあるからなんだなと。
続きは来週!次回鼻毛大公がラグナに牙を向く!?
おまけ
フラン「明日はクリスマスイブか。だが我が亜民は6人衆以外は出勤だぞ」
シャナ「社長!お言葉やけど!わいとカストルは出勤にしてくれへんか?」
フラン「なぜだ?お前らのような選ばれし強者は休めるときに休んでほしいのだがな…この休暇は褒美などではなく命令だ。それを聞けない理由を言ってもらおうか」
カストル「我々は休暇を得ても安らぎの場がないのです!今は亡きコルセアを思い出すだけで…それを忘れられるのは仕事してる時と戦ってる時だけ」
シャナ「せやねん。わいもや。そもそもキリストの誕生日やのにカップルで集まる風習が許されんわ!」
フラン「…やれやれ…仕方ない」
フランは二人を釘バットでみねうちを入れた
二人は気絶する。
フラン「リューネ、フリート!二人を安眠カプセルに入れておけ。」
リューネ「はーい!まったく世話が焼けるね」
フリート「それよりあの二人を一撃で気絶させるなんてよ…やっぱり社長は底が知れない…」
リューネ「それと…社長は弱者にはひどい仕打ちするのに強い人には本当寛大なんだね…気絶させてでも休ませるなんてね」
終わり
中国仕入れ、b2bサイト「C2J」を聞いたことありますか?バラエティに富んだ品揃えのB2Bサイトです。豊かな対日経験を持つ中国のサプライヤーは、中国OEM工場から貿易会社まで「C2j」を利用して、日本バイヤーを探しています。
今年最後の更新行っときます。
ザリオスがふと上の方を見た瞬間…
ザリオス「!!」
鼻毛大公「あちゃ~ばれたか」
そこには鼻毛大公が覗いていたのだ
ラグナ「きゃ!!」
そこには鼻毛大公が覗いていたのだ
鼻毛大公「さすが鍛えてるだけあってきれいな身体してんなーwぐへへへww」
鼻毛大公「推定Eカップだな…鎧の上からじゃ目立たなかったからわかんなかったけどすげースタイルだw」
ラグナ「こんのー変態!!」
ラグナは風神剣の要領で岩を風で吹き飛ばし鼻毛大公の方へ飛ばす
だが簡単にそれを払い落とす
鼻毛大公「裏技。燕風!あらゆるものを払いのける!剣を持たないお前の攻撃なんか効かぬw」
鼻毛大公「そして縛!!」
鼻毛大公がそういった瞬間ザリオスとラグナは動けなくなる
そして鼻毛大公は無防備なラグナに近づこうとする
鼻毛大公「防具なしでこの束縛術は防御不可能だ!さあそのきれいな身体で俺を喜ばせてくれww」
鼻毛大公はラグナの胸や局部に触れようとする
ラグナ「こっ…来ないでゲタモノ!!」
もう絶体絶命かと思ったその時…
急に鼻毛大公は倒れた。
ラグナ「え?…」
そこには息を切らしながら慌ててやってきたカルナの姿が…
カルナ「この馬鹿野郎が!!覗きはするなとあれほど…しかも明らか触ろうとまで…」
そしてカルナは我に返るとそこには裸のラグナが鮮明に見えてしまった慌てて目をそらす
カルナ「い…いろいろ言いたいことはあるけどまず服を着てくれ…」
ラグナ「…あんたは別に…いや…わかった」
そして浴場から出てちゃんと服を着てラグナはカルナの前まで来た
カルナ「俺が目を離した隙にこんなことになってようとは…ごめん」
カルナ「こいつは今回の戦いには連れて行かん。手足縛って禁固処分だ」
ラグナ「……この件は正直許せないわね」
カルナ「ああ許さなくていい。だが俺の処罰はアルマの一件が終わってからにしてほしい…」
ラグナ「アホ!あんたは処分も何も悪党と罪があるでしょ!関係ないわ」
カルナ「ごもっともだな…」
ラグナ「いいから顔を上げなさい!」
カルナ「お…おう…」
ラグナ「でもちょっと嬉しくはあった…カルナが私が男に襲われてるのに嫌悪感を見せていたことがわかったから…」
ラグナ「あんたにも嫉妬という感情は持ってたんだねw」
こういうとどうせカルナのことだし『勘違いするな』的なことを返すんだろうなと思ったが…
カルナ「…当たり前だろ。俺の理解者はお前しかいないんだからな…」
この返答は意外そうに思いながらも
ラグナ「それっとどういう意味かな~?w」
ラグナはカルナを茶化しにかかった。
カルナ「お前は俺をよく知ってて俺はお前をよく知っている。それをあんな変態部下に引き裂かれてたまるかって言ってんだ」
カルナ「それが俺らだろ?敵でありライバルであり理解者である」
ラグナはまだ好きだとは思われないのかってところは残念がるが脈なしってわけでもなさそうだし少し満足する
その様子を陰で見ていた真行寺
真行寺「…カルナ様のヘタレ…そこ『お前のことが好きだ』っていう流れだろ…」
真行寺「そうさせるために鼻毛大公さんと協力して煽ったのに…」
カルナはラグナとザリオスをを連れて基地に戻る。
本当はこのまま休ませたかったが鼻毛大公を禁固処分にする以上は作戦の変更が必要になったからだ。
そして真行寺からの通達を受けテレビをつけることに
真行寺「カルナ様!これを見てください!」
アルマ「こんばんは。知らない人は初めまして人間のみなさん」
アルマ「今日は僕から人間に対して命令を下そうと思いテレビ回線をジャックしちゃいましたw」
ラグナ「命令?…こいつ何を始める気なの!?」
カルナ「声がでかい…聞こえなくなるから今は黙って聞け」
アルマ「2日以内にラグナとカルナを僕のもとに差し出してね。この要求に答えないと…」
アルマは天井に向かってメラゾーマを放つ。
天井が突き抜けて燃えカスも残らないぐらい跡形もやく焼け散る。
メラゾーマといっても普通の魔法使いが放つものとはスケールが違った
アルマ「これをすべての街に放って人間も土地も絶滅させちゃうからw」
アルマ「僕の魔王城の場所は偉い人ならもう知ってるでしょ?もちろん勇者さん盗賊さん自ら来てくれても大歓迎だよw」
アルマ「罠も魔物も大量に放ってるから存分にパーティを楽しめるようにしてるよw」
そう言って放送が終わりアルマは姿を消した。
カルナ「俺たちをあぶりだす作戦か…そしてこの放送を聞いた奴らは俺たちを売るかもしれないな」
ラグナは何も言わず武装し出かけようとする
カルナ「待て!やめておけ。死にに行くようなもんだぞ」
ラグナ「仮とは言え勇者ならこの事態は放っておくわけにはいかないわ!どいて!」
カルナ「ここじゃ住民には見つからないから落ち着けっつーの!」
ラグナ「そういう問題じゃない!!」
魔王城でアルマは一人で高笑いする
アルマ「ふふふふ…勇者よ…下等な人間どもよ本性を現せw」
アルマ「人間は絆が強いなどと抜かすがこうやって脅せば人間は勇者たちを売るにきまってるだろうw」
アルマ「そして勇者たちはそれをされないために身を隠すだろう…偽善に満ちたお前たちの本性を暴いてやる」
アルマ「貴様らも考え方は馬伸岩と同じ外道だってことをわからせてやる…誰も人を愛することはできないこともな」
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●●●●●●●●●●●●●●●●不合格●●●●●●●●●●●●●●●●●
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これを見た人は確実に【不合格】です。これをコピペでどこかに10000回貼れば回避できます。
これは本当です。やらないと100年無駄になります.
私も最初は嘘だと思ったんですが、一応コピペしました。それでセンター私大に合格出来ました。
けどコピペしなかった友達がA判定とっていたのに、おちたんです。(慶応合格h.sさん)
俺はもうE判定で記念受験だったんだけど、コピペを10回くらいした途端に過去問が
スラスラ解けるようになって、なんと念願の早稲田に受かりました。(早稲田3学部合格r.kくん)
これを今年のセンター前に見てシカトしたら、センターミスって最悪です。(n.aさん)
コピペをしてから痔が治りました。(早稲田大学教授A氏)
信じられますか?この威力。
d26.GkanagawaFL5.vectant.ne.jp (;´Д`)
だいぶうまくなりましたね!
この作品を読んで思うのですが
人間は絶対正義じゃありません。
人間にも悪い奴がいて
魔界人にも悪い奴がいます
なので、人間と魔界人が敵対するのは
正義の違いと思いました。
お久しぶりです!元気でよかったです。
そして読んでいただきありがとうございます!
そうなんです魔界人の諸悪の根源は馬伸岩でそのイメージが人間にとって強かったから魔界人は悪と決めつけてしまったのでしょう。
でも人間側にも玄慈(名前うろ覚えであってるかわからないけど魔界人を毛嫌いしていたザリオスやドッグマウンテンや超賢者華星人の師匠だった奴)リゲルや高倉やライザーや戦士キラーのような悪党がいたのも事実なのでどっちもどっちです。
この話の黒幕魔王アルマも馬伸岩の影響で生まれた悲しき悪の化身という見方もできます。
闇の大魔王(ザリオス)と似てますが唯一の違いは闇の大魔王はまだ魔界人からは支持されてましたがアルマは人間にも魔界人にも嫌われてるかわいそうな奴です。
そして少しネタバレになりますがラグナとカルナは闇の大剣豪にとってもう一人の両親的な存在に後程なりますので是非最後まで読んでいただけたらなと思います。つまりこの話ちゃんと第一部につながります!
とりあえず先週と今週は勝手ながら休ませて貰いますすいません。
来週からまた更新しますー!
さて。今週からまた頑張っていきます!
二人は意見が衝突し言い合いになるがどちらにせよ2日しか猶予がないとなった今
考えてる時間も少なく手っ取り早い方法をラグナは選ぶことにした。
ラグナ「わかった。じゃあこうしましょ」
ラグナはカルナに竹刀を渡す。そしてラグナも竹刀を持つ
ラグナ「一本勝負よ。当てたほうが勝ち!」
カルナ「やれやれ…お前は昔からこうだ。意見が衝突したら力業」
ラグナ「それが私だから!女らしくないといわれた私の生き方だから。で?やらないの?やらないなら私一人だけでも行くよ」
カルナは笑って返す
カルナ「やらねーなんて一言もいってねーぜwそういう退屈しないお前が好きだからよw」
カルナ「始める前に互いの条件を言っておけ。俺が勝ったら2日隠れる。お前が勝った場合はどうしたい?」
ラグナ「2人で魔王城に乗り込む!」
カルナ「いいだろう…真行寺。お前が審判だ!言っておくが俺を贔屓するような判定を出したらクビにするからな。絶対公平にだぞ」
真行寺「はい!!」
カルナ「後制限時間も設けさせてもらうぞ。アルマを対処を決める勝負だから戦ってる間に2日経ったとかなったら本末転倒だからな」
ラグナ「わかった。じゃあ5分で決めましょ!お互い決められなかった場合は私の負けでいいから」
カルナは驚く自ら自分が不利な条件を提示してくるとは思いもしなかった
カルナ「じゃあ俺は5分お前から逃げ切ろうとするかもしれんぞ?いいのか?」
ラグナ「相手がどれだけ卑劣でも筋通して勝つから勇者なんでしょ?望むところよ!」
カルナは再び笑う
カルナ「ふっ…それでこそお前だ。強引で野蛮な女だが卑怯なことはしなかった。かっこ悪い奴だが戦士の威厳ってもんはあったぜ」
カルナ「おしゃべりはここまでだ。始めようか!」
お互い20メートルほどの間合いを取る。
真行寺「はじめ!!」
ラグナがカルナに向かってすぐさま走り出す
見ている真行寺はこの時カルナ様は回避に徹して反撃のチャンスを待つだろうと思った。
攻めなければ負けるラグナに対してカルナはただ待てばいいだけなのだから
しかしその予想はすぐに覆されたのだった
カルナはそれに対して勢いよく竹刀を振り下ろしてくる
ラグナ「さすがね…あんたは逃げないと思ったよ!」
カルナ「俺は世間からは逃げた。だがお前との衝突からは逃げない!」
お互い相手にぶつけようとした竹刀を途中で止める。
お互いにフェイントだったようだ
そしてラグナは一歩下がって二歩進むようにステップを利かせ攻撃する
相手が空振ったところを攻撃するのが狙いだったがカルナもそれを見抜いてフェイントを入れたのだった
そしてその攻撃をカルナは一振りではじき返す
ラグナはなんとか受け止めるも10メートルぐらい後ろに下がらされた
真行寺「セーフ!」
判定はセーフだった。勝負は続行となる
ラグナ「さすがね…簡単に見破ってくれたね」
カルナ「お前こそよく今のを受け止めたな。普通は今ので姿勢は崩れる。その隙に一本入れてやるつもりだったがな」
お互い仕切り直して再び構える…そして互いに考える
カルナ(やはり注意を払うべきは風神剣だ。あれは直撃しなくともよろけてしまう)
ラグナ(風神剣はすでにあいつには見せている。それに対して私はあいつの新技を見ていない…どうしよ…)
お互い5分の制限時間があるとは思えない慎重さを見せている
走ってラグナの間合いまで詰め寄る
カルナ「さあ撃ってこい!風神剣!俺はその先を行ってみせる!」
ラグナ「撃つとわかって来るなんてね…いいでしょ!」
ラグナは瞬時に風神剣を放った
カルナのはまたフェイントで打つのを途中で止める
ラグナ「受け止める気!?馬鹿なの!?」
カルナ「そうだよ!ただ俺の受け止め方を一般的なもんと一緒にすんなよ!見せてやるよ!俺の新技」
カルナは風神剣を正面から受け止めた。
放ったのが木刀であるためか従来ほどの殺傷力はないもののカルナは風の刃による切り傷は数多くつけられる。
だが…全然平気そうな顔でそして一歩も下がったかった
カルナ「どうだ!俺の新技絶影は!どんな攻撃を受けても身体は決して怯むことはないのだ!」
そしてそのまま勝負を決めようとカルナは突っ切ってくる
カルナ「強くなったな…ラグナ!だがこれで終わりだ!」
ラグナ「くっ…まだよ!」
ラグナは少しだけ風神剣の風を竹刀に残しておりその風を誰もいない方向に放つ。
その反動でラグナは大きく移動することでカルナの一撃をかわす。
カルナ「へぇ…今のは驚いたな。風神剣はただの飛ばす斬撃ってわけではないんだな」
ラグナ「そう!飛ばせるのは敵だけじゃないのよ。自分自身を動かすこともできる」
カルナ「やれやれ…しぶとい奴だ。そしておかしな話だ。一本決めたほうが勝ちの勝負でまだお互い一本も決めてないのに」
ラグナ「まったくね。一本も決めてないのにお互い結構ダメージ受けてる」
ラグナ「でも今更ルール変更はなしよ。竹刀を相手の身体に当てるない限りは勝敗は決まらない」
カルナ「わかってるよ!試合続行だ!」
今週の更新はここまで!
次回決着!?
先週更新できずすみません。では投稿します
二人は再び一定の距離を保ち様子を見る
カルナ(風神剣はただの飛ばす斬撃ではなくあんな高速移動の手段としても使えるとはな奴らしい自由な発想だ)
カルナ(だが次はない!あんな技連発できるわけがないからな。とはいえ俺の絶影も連発できるわけではない。)
カルナ(俺はあいつに勝利こそは譲らなかったが…学んだことはたくさんあった。ある意味あいつに変えられたんだなw)
ラグナ(あの絶影って技…すごいね…風神剣くらってものけぞらず突進してきたよ。でも…あいつらしくない技ね)
ラグナ(いつものあいつなら敵の攻撃なんてかわしていなすやり方だったから強行突破なんて予想もできなかった)
ラグナ(そう…私はあいつのすべてを理解できてるわけではなかった。でも次で彼を見破る!絶対!)
互いにすれ違った想いとそして次の勝利の一手をぶつけようと…考えを巡らせていた。
先に突っ切ってきたのは…カルナの方だった
ラグナ「!!」
ラグナは読みを外したのか反応が遅れる。
カルナ(狙い通り!あいつは絶影を警戒して後手に周ろうと考えたのだろう攻撃の瞬間なら絶影は使えないと見て)
カルナ(それは俺も理解していると考えすぐに攻めてくるなど考えもしなかったのだろう…)
カルナ(あの絶影は相手を慎重にさせるための布石だ…もらった!)
カルナは勢いよく竹刀を振り下ろした
だが…ラグナは身体を前に倒すようにカルナの方に向かって竹刀を出しそれを受け止めた
カルナ「なっ!?馬鹿な!あいつは完全に意表を突かれていたはず…」
予想もしなかった受け止めにカルナは逆に意表をつかれ次のラグナの攻撃の反応が間に合わず
ラグナ「はああああ!!たああっ!」
ラグナは竹刀でカルナの横腹に思い切り竹刀をぶつけた
カルナ「うおおおおっ!!」
真行寺「一本!!ラグナの勝ち!」
こうして今後の動向を決める試合の幕を下ろしたのであった。
だがラグナはどこか不本意そうな顔つきをしていた
カルナ「はぁ…それが勝者が見せる顔かよ…喜べよ。」
ラグナ「だって…勝ったって気がしないし…」
カルナ「なぜだ?…お前初勝利だろう…有頂天になるお前を想像してたんだがな」
ラグナ「あんたの最後の一撃を止めれたのは反応できたからじゃない。まぐれだったからよ」
ラグナ「私は完全に意表をつかれてあんたの攻撃はもう避けられないと思った」
ラグナ「避けようと無理矢理身体をそらしてあんたの方に倒れてしまった。」
ラグナ「それがたまたま私の竹刀があんたの竹刀にあたっただけだったのよ。狙ったわけじゃない」
そう…冷静に考えを読み対処するのがカルナ。
しかし今回のように意図した動きではなかったからカルナも焦り次のラグナの攻撃を止められなかったのだ
それでも本物の刀で勝負していたのだとしたらカルナは戦闘不能…下手したら命を落としていたというのも事実
だからラグナに納得がいななくてもラグナの勝利なのだ
カルナ「偶然だろうとなんだろうと本当の殺し合いなら俺が倒れていた。だからこれはお前の勝利だ誇っていい」
カルナ「甘ったれたことを言うな。戦いとは正しい動きをしても負けることもあれば理にかなってない動きでも勝つこともある」
カルナ「戦いとはツキも必要なんだよ。死んだら終わりだからな」
カルナの言ってることは正しいことは理解するもそれでも今回の勝ちには納得がいなかったためラグナはこういう
ラグナ「じゃあ…今回は私の勝ちってことにさせてもらうけどこの件片付いたらまた勝負してよね。」
ラグナ「運では勝ったけど実力じゃ負けてたから…勝ったって気にはまだなれないね」
カルナ「わかったわかった…いつでも相手してやるよ…じゃあ行こうか。魔王城に」
カルナは約束通り魔王城に乗り込もうと準備をしようとするが
ラグナ「それだけど待って!形式上は私の勝ちだけど私は納得してないってことであんたの条件も一部組み込んであげるわ」
ラグナ「1日半…つまり36時間猶予をあげる。それから魔王城に突撃しようか」
カルナ「いいだろうそれで行こうか」
真行寺の隣にひょこっとザリオスが立っていた
真行寺「君!いつの間に!」
ラグナ「…ザリオス君見ていたのね」
ザリオス「感動した…お姉ちゃんさんの考え方に」
ラグナ「私の考え方?今さっきカルナにダメだしされたばっかりだけど?」
ザリオス「うん…でも戦いはどんな過程であろうと勝てばなんでもいいんだと教わってきたしその通りだと思ってた」
ザリオス「でもそれでは自分は生き残っても人に何かを示すことはできないんだなと思うことができたんだ」
頂点に立つ人間なら実力で勝って下のものを導かないと説得力が失せてしまう。
何故ならカルナも言った通り運で勝つならだれでもできる可能性がある
ザリオス「運という理不尽ではなく実力で考えを示さないと何も意味がない。勉強になったよありがとうお姉ちゃん」
ラグナ「い…いや別にそんな深いことじゃなく私が納得いなかっただけで…」
ザリオス「その勝ちだけで納得いかないというのはそういうことだってことだからいい見本だったよ…」
ここで切ります。
次回はどうなる!?
久々見ましたが
だいぶ上手くなりましたね!
ザリオスの伏線回収もできており
魔界人の歴史が見えてきました。
しかも若い頃の真行寺が出てくるとは
これも驚きですね!
考えたオリキャラ
リュート・アッカーマン
アッカーマン一族の末裔で
先祖は代々魔王討伐を行ってきた
リュートは、復活した魔王を倒すため
父譲りの鞭を取り、魔王城に乗り込む
武器は鞭やクロス【ブーメラン】、斧、聖水、短剣などを使う
お忙しい中感想を戴けで嬉しい限りでございます!
そう。ザリオスもサンシャこと闇の大剣豪の最初の大ボスとして立ちはだかったわけですが彼も闇の大剣豪と同じく人間の影響を大きく受けた魔界人なのです。
ああやって第一部のボスに君臨するまでの道程を時間かけながらも説明していきたいと思いますw
リュートかっこいい設定ですね!
そしてアッカーマンってことはミカサやリヴァイ兵長みたく身体能力のすごさに期待できそうですw
巨人をなぎ倒すのと同じように大量の大型の魔物を成敗してくれそうですねw
週1更新ってノルマを自分で課したもののなかなかうまくいかない日々です 汗
今週は久々に彼らを登場させる番外編ですw
題材はバレンタイン
警官「司令官!!侵入者です!」
ゼロード「なんじゃ…何者が来たというのだ」
警官「あのイグニスです!!」
ゼロードに報告した警官は蹴倒される。
イグニス「やっほー!ご機嫌うるわしゅうこと。兄上さん!」
ゼロード「おのれ…どの面下げて兄上様だ!」
イグニスは包みの袋をゼロードに投げつけた
イグニス「じゃ!ゆっくり食べてねw別にお返しとかいらないからw」
そう言ってイグニスは煙とともに消えた
ゼロードは包みを開けるとその中にはチョコが入っていた
ゼロード「ふん…考えが読めん奴だ。読者の諸君は毒殺狙いじゃないのか?と心配しているであろう。安心せい。わしはそれを見抜けぬほど間抜けではないしイグニスの奴もそんな簡単にいくなんておもっちゃいないはずじゃ」
ゼロードは普通にチョコを戴く
ゼロード「あいつは犯罪者ではあるがサイコパズではない。恒例行事を汚す真似などしないことはわしがよく理解している。じゃから早く奴を逮捕して間違った正義を正してやる必要があるのじゃ」
そしてもう一方…サンドラ城では…
グリオ「ちくしょー今年もチョコ誰にも貰えなかったぜ…なんで俺の魅力が世界の女性共に伝わんないんだよ…」
ツユ「彼女持ちでもないいい歳したおっさんがそんなものに期待するな。」
そんな暗い会話をしているところにシャルが近づいてきた。
そして二人にチョコを渡す
シャル「武士の情けよ。食べていいよ」
グリオ「おおおお!シャルちゃん!ありがとう!!」
ツユ「義理チョコは武士の情けか…言うもんだな…」
グリオがシャルがチョコを後2つ持ってることに気づく
グリオ「後2つは誰のだ?1つは帝王様なのはわかるけど…」
その質問にシャルは顔を赤らめて走り去っていった
グリオ「本命がいるのか…まさかいつもナンパしに来る詩月って奴に!?」
ツユ「いや…あいつではないと思うけどな…」
そして亜民では…
詩月「ちくしょう!シャル!俺にチョコを渡しに来なかった!なぜだ!あいつは俺のことが好きなはずだ!」
リューネ「…ここまで自信満々の自意識過剰も中々見ないわね…」
シャナ「まったくやで…初対面風呂覗きやろ?どう勘違いしたらこんな考えなるんや…」
そんな中…社長のフランがやってくる
フラン「ずいぶん荒れてるようだな詩月。ならこれをくれてやる。シャナ、リューネ。貴様らもだ」
フランは3人にチョコを渡した
リューネ「え…あ…これは?」
フラン「6人衆に与える臨時ボーナスだ。カストル、フリート、大倉にも後でやるつもりだ」
詩月はなんだか不満そうな顔をする…男からもらってもなあという感じで
それに気づいたのかフランは詩月に近寄る
フラン「なんだ?何が不満だ?この社長手作りのチョコを食べれるありがたみがわからんのか?俺のチョコがあんな小娘のチョコに劣るとでも?」
詩月「そんなこと誰も…」
フラン「なら食え。意見は許さぬ」
詩月「は…はい…」
リューネは先にチョコを口にして思った
これフラン社長の手作りなんだと…そして女の子の友達が作ったチョコより断然美味かった。
あの人なんでもできるんだなと。そして詩月ですら社長の支配力には勝てないと実感する日だった。
最後にシン達は…
アーミーがチョコの城を作り上げてて
それをみんなで意気揚々と楽しんでいた
シン「はっはっははっは!みんな食え!バレンタインの日のアーミーちゃんは本当出血大サービスしてくれるから毎年楽しみだよw」
雲仙「…お菓子を作り出す能力か…それも人間を犠牲にせずに無限に…魔人ブウの上位互換だな」
アーミー「ところがそうもいかないのよ。私が生み出せるのはお菓子だけだから栄養管理が難しいのよ!能力だけで食生活してたら高血糖で死ぬわよ」
ジャッキー「そんなアーミーさんに今度頼みがあるんだけど。」
アーミー「ん…何かしら?」
ジャッキー「俺の故郷では貧困な子供たちが多いからその能力でお菓子をいっぱい届けてあげたいんだけど頼めるかな?」
アーミー「ああ!お安い御用よ!」
ジャッキー「ありがとう!!郵送業者にもお願いしとくから頼むよ!」
そこで一つシンが話題を持ち掛ける
シン「あ、そうそう。郵送で思い出したがじゃキーお前宛に宛先人不明の荷物が届いてだぞ!」
ジャッキー「え?…なんだろ…」
封を開けるとそこにはチョコとメッセージがあった
メッセージには「詩月と大倉との一件は助かったわ。ありがとう」と書かれていた
ジャッキー「…義理だけに義理深いってやつか…ふっありがたく受け取っとくよ」
終わり。
舟橋市 中山